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素人のバーの楽しみ方 カクテル

さてカジュアルな服装でシンとした静かなバーに入ってみたとします。テーブル席があるお店もありますが一人客の場合はカウンターに座るのが普通かと思います。

カウンターなんかに座ったらマスターさんとしゃべらなきゃいけないじゃんと思うかもしれませんがそこはその通りとしか言えません。

いらっしゃいませ、と言われてお通しが出ます。お通しはおかきとナッツの盛り合わせのちっちゃいお皿が多いです。どういうわけかおかきが多いな。 あとミックスナッツ、ピスタチオとか。これは普通にいただいて、注文はどうするか。

あまり強烈に酔っ払いたくない場合、せっかくだからプロの作るカクテルを味わいたいところです。でもカクテルの名前知らないし詳しくないし、と思われる方…

ここで注文しやすくて飲みやすいのは◯◯、とか具体的な名前を挙げるつもりはないです。素直にマスターに「何を頼んでいいかわからないけどカクテルが飲みたいです」

店は物怖じしない知識のある人を優遇しているように思えるかもしれませんが、マスターは知識のない人大好物です。何を飲んでいいかわからないと言われるの大好物です。

最初に聞かれるのは小さいグラスに入ってるやつか長いグラスに入ってるやつかだと思います。ショートかロングかと聞かれるかもしれませんが、わけわかりませんよね。そうなったら「ショートとロングってなんですか」これでいいです。

カクテルと言うものは、大抵のスタンダードなものはお酒+果物が基本なのでマスターさんはどんな果物が好きか、甘いものと酸っぱい物はどちらが好みかと聞いてくると思います。酸っぱくてさっぱりしたのが飲みたいか、お酒に強くないので甘いものが飲みたいとか、ストレートに伝えてOK。

マスターさんは、では◯◯というカクテルはいかがでしょうと言うふうにプッシュしてくると思います。説明が勝手に出てきます。何ジュースを使って何々と言うお酒と混ぜたカクテルみたいな。例えばで言うとシンガポールスリング、パイナップルジュースの入ったカクテルですみたいに。

覚えておいてほしいのはたった1つ、カウンターの向こうにいる人は素人が大好き。素人が大好き。大事なことなので2回言いました。もちろんサイトや、漫画や本などでカクテルの名前を覚えていくのもいいと思います。それはそれで初心者だけどこれだけ覚えてきたと言う話の種になります。

あとマスターさんの中には話しかけるのが好きな人もいますが、ひとりでじっくりお酒を味わいたいなら、黙って飲んでいたいですと言ってしまっても失礼にはあたりません。

バーに入ってカクテル編でした!


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