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ポヤッケへの手紙

昨日、私の大大大好きな愛鶏ポヤッケが亡くなりました。
色々と考えた結果、近くにある動物霊園で葬儀することにしました。

少し前に風邪をひいてからあっという間に病状が悪化し、信じられないほど早くに亡くなってしました。

自分を責める気持ちが止まらず、辛くて辛くてたまりませんでした。

夫づてに病院の先生から死因についての見解を教えていただきました。
どうやら強い細菌に感染してしまったのではとのこと。
この強さは野生の鳩と接触でもしない限り感染しないので、生まれながらにして持っていた細菌が、免疫力が低下したタイミングで発現したのではとのことでした。

夫から、「飼育方法に間違いはなかったか」と聞いてもらったところ、とても良く大事にされていたと思いますと言ってもらえた。
鳥は少し様子がおかしいなと思うと、1日2日で急に亡くなってしまうことは珍しくないとのこと。そういうものだから、あなたのせいじゃないよ、大丈夫と先生にも夫にも言ってもらえて、心が軽くなりました。

思っていたよりずっと短い期間だったけど、ポヤッケが生きた2年と10ヶ月、精一杯の愛情を注ぐことができて本当に良かった。沢山愛された烏骨鶏だと思う。毎日抱きしめて「大好きだよ〜」と言っていて本当に良かった。

スピリチュアルの世界では、人に育てらた動物は人道に生まれ変わっていくという考え方があるそう。だから人に育てられた動物はどこか人間ぽさがあると。
だから、動物を愛して育てることはボランティアだという考え方。

ボランティアとは今まで思ったことなかった。人間のエゴで動物を手元に置いているとすら思っていたかもしれない。
でも冷静に考えると、殺処分問題に限らず、ポヤッケを汚い小屋の鶏の集団から拾い上げて、毎日綺麗な環境で、愛されて可愛がられて、一緒に眠ったりすることは、全愛情を一身に受け取ることができるということは、助けているとも言えるのかもしれない。少し傲慢な気もするが。

ペットを飼うことを肯定したいだけかもしれないし、ポヤッケにとっての本当の幸せって何かはわからないけど、少なくとも鶏小屋で大勢の中の一羽として暮らすより、私と夫の2人プラスαの人々から「ポヤッケ」として認知され、沢山の人から愛される方がきっと良いんじゃないかなと、勝手ながら思います。

だから、また「助ける」くらいの傲慢な気持ちで、動物に愛情を注ぎたいな、と思います。

スマホの端末名も、ゲームやSNSのアカウント名も、トプ画も、全部ポヤッケなんだよ。まあいいけどね。

今日、作ったよ


裏側も綺麗でしょう



私が本当に辛い時期に一緒にいてくれた、やっと私の調子が良くなってきたところだった。ポヤッケが辛い時ずっとそばにいてくれたから今まで生きれたよ。ありがとう。

ポヤッケがいつも足元にいたから、落としたもの全部見にくるから、くしゃみすると一緒に鳴くから、お風呂から上がるとドアの前に立ってるから、夫を見送る時はいつもポヤッケ抱っこしてたから、家にいると静かで寂しいよ。

寂しくてたまらないけど、ポヤッケは私の守護霊になったと思って、ポヤッケがせっかく私を生かしてくれたのだから、頑張るよ。
2年10ヶ月、お疲れ様。一緒に過ごしてくれて本当に本当にありがとう。
これからもずっとずっと大好きなポヤッケへ。

命日 2024年3月1日

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