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『大津絵 もうひとつの江戸絵画』(東京ステーションギャラリー)

江戸時代初期から東海道で土産物・護符として売られていた「大津絵」。明治以降の美術家たち(柳宗悦など)によってその価値が再評価された大津絵は、大衆向けの安価な土産物から、全国の収集家を狂わせる"芸術品"へと変わっていったそうだ。

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戦後、大津絵を所蔵していた美術家たちは亡くなり、被災して消失したりいくつかの作品は海外に散らばってしまう。ピカソやミロも大津絵を所有していたらしく、ピカソは『猫と狐』("酒は呑んでも呑まれるな"的な風刺画)を所有していた。大津絵のユニークで"ゆるい"感じが西洋の人にも愛された。どこの国でも男は収集が好きだね。

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