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【お知らせ】2/2(土) 18〜20時 横浜 「2時間で構造主義を理解する講座」

「ホワイトカラーの人間は知性的でモラルも高いが、肉体労働者は低脳でモラルも低い」みたいな風潮を、日本にいると感じることがあります。主にTwitterですが、最近では実生活で関わる人の態度からもそういった意識が見受けられます。

僕はこれまでのキャリアで、居酒屋→パチンコ屋→ITエンジニア→便利屋→携帯販売→塾講師→水商売→内装建築→不動産→人材紹介→リサイクル→ネット通販→解体業→(現在はふたたび)ITエンジニアと、オフィスワークと肉体労働を何度も行き来しました。

その中で思ったのは、スーツを着てる人たちが得意なのは言語能力(読み書き)で、瞬発的な発想力とか頭の柔軟性は現場で身体を動かしてる人間の方が優れているということ。つまり、仕事内容によって必要な能力が違うだけで(構造が違う)、どちらが優劣とかではないということです。

そういうことが、実はレヴィ・ストロースの「悲しき熱帯」という本に書かれてあります。1955年にフランスで出版された古い本です。筆者は本書の中で「原住民の知性は高い」と主張、当時ヨーロッパ社会に残っていた「西欧社会の方が、東洋その他の国よりも知能的にもモラル的にも優れている」という価値観を破るきっかけになりました。

この考えを知ることは、今の日本を理解する補助ツールになると思います。ただ構造主義というのは難解で、僕1人のオツムで対処できる代物ではなさそう。そこで知り合いの教育者の方に声をかけたところ「(4人以上集まれば)講座やってあげるよ〜」と快諾いただけました。

「2時間で構造主義を理解する講座」
場所:横浜
日時:2/2(土) 18〜20時
講師:矢萩邦彦(教育者)
費用:5000円

http://www.chisou-gakusha.jp

以上、講座のお知らせでした。

参加費は都内の飲み代1回分です。
安くはありませんが、構造主義に興味のある方、小難しいことを考えるのが好きな方はこの記事にコメントか、twitter宛(@YNanshin)にメッセージください。

https://mobile.twitter.com/YNanshin

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