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「早い」「美味い」「安い」の意味の変化

どうも、ウクモリ ヒロオです。

昔はよく「早い」「美味い」「安い」という言葉を使いました。ファストフード産業は、まさにこの言葉と共に成長してきたといっても過言ではないと思います。今でも、この基準でランチタイムを楽しむという人は多いんじゃないかと思います。私もその1人かもしれません(笑)

ただ、最近になって特に「安い」という部分については、前ふたつの要素に対して適正な価格かどうか・・・ニュアンスが少し変わったように感じています。

同時にクオリティが高ければ、ブランド力を損なうことなく適切価格に値上げしているケースも見ることが多いように感じます。例えば、恵比寿の老舗食堂「こづち」は原材料の高騰などを背景に、100円以上の値上げをしました。また、大井町にある「永楽」に至っては、炒飯が1,000円を超えましたが、どちらも客足は衰えていないように見えます。

飲食業でなくとも、ダイソーなどに行くと100円以外の商品が増えたり、コンビニでソフトドリンクを購入しようとすると、かなり値が上がったことを実感します。消費者にとっては厳しい状況ではありますが、世界的に見れば日本の物価は安すぎるきらいがあるため、価値があるのならば適正価格に是正することは、とても自然なことだと私は考えています。

私の会社も、原材料高騰などを背景に値上げ要請が来るケースが多くなりました。とても大変な状況で、お客様から値上げを了承していただいた途端に、次の値上げ交渉が始まりということも少なくありません。新たな一歩を…といきたいところですが、社員の負荷は相当なものになっています。

私の会社では、私が新市場の開拓を単独で行っていたのが功を奏し、ありがたいことにそのような状況でも、新たな相談をいただくことが多くなっています。そして、全社的にレッドオーシャン的な価格だけの競合状態からも脱却しつつあります。

原材料の高騰や不足が、いったいいつまで続くのか予測出来る状況ではありませんが、不測な事態が多々起こる今日の状況を考えれば、変化した状況こそが「現状」なんだと理解すれば、それまでと同じことだけしていてはいけないと気付けます。

マスクを毎日装着するようになってほぼ3年になります。気付けばそれが当たり前になり、昨今は屋外ではマスクをしなくても…と政府が発表しても外さない.そんな現象まで起こっていて驚くばかりです。

だからこそ、変化している状況に適切に対応していけるよう、様々なことに気付かないといけないな…そんなことを思います。

ちなみに今日のトップ画像は「早い」「美味い」「安い」の代名詞と言っても過言ではない、神保町まんてんのウィンナーカレー、シウマイトッピングです。食べたくなってきました(笑)

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

(追記)
明日は祝日なのでお休みをいただく予定です。ご了承ください。

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