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そろそろ3年で成果を出すというスタイルは止めませんか

どうも、ウクモリ ヒロオです。

先週、お世話になっていた施設が今年いっぱいでクローズすると聞き、とても残念に思いました。しかも、たった3年で止めてしまうことに驚きを隠せません。背景は分かりませんが、もう少し継続してもいいのではないか・・・個人的にはそう感じています。

私は最近、3年で成果が出ない・・・それだけの理由で、事業を停止してしまうケースを目の当たりにすることが多くなったように感じています。かなりの確率で、そこから数年先まで続けていれば成果が出せそうなケースが含まれていて、驚かされます。結果的にはゼロに戻ってしまう訳ですから、かなりの無駄だとも言えます。

あれって、なぜ3年なんでしょうか?私から見ればとても不思議です。

私自身、新たな可能性を見つけようと行動し続けていますが、15年ほど続けたからこそ成果が出始めています。リソースは限られているので遠回りもしてきましたが、継続したからこそ結果が出てきました。明らかにご縁が感じられないケース以外は、可能な限り続けています。

例えば、ロボコンの支援は、気が付けば14年目を迎えています。そこから派生して今のご縁に広がったことを思えば、一見すると収益化につながらないことでも、長期的な視野に立てばしっかりと結果につながることを、私は肌で感じています。

私が通い続けたDMM.make AKIBAも、閉鎖まで残り1ヶ月となりました。残念ではあるものの、こちらは10年続けてみた結果に基づく判断だったことを思えば、経営者という立場でみた場合には、今回の決断が理解出来ます。

特にハードウェアスタートアップを取り巻く状況を見ると、アキバが出来た当初と比べた場合、ローンチするまでのハードルが確実に数段上がってしまっています。なので、アキバも「モノづくりが出来るコワーキング」という立ち位置へとシフトしましたが、名だたるスタートアップが巣立っていったこれまでの話題性は、スポイルされてしまった感が否めません。ただ、あの場所で10年続けたという事実は、特記すべきことだと私は考えています。

話をちょっと戻すと、日本の景気がいまいち優れない理由には、価値創出が出来ていないことが大きな原因であると、このnoteでたびたび語っています。価値創出が出来ない理由、何気に3年ルールも大きく影響しているように感じます。結果が出せないままでも仕方ない。だって3年じゃ無理だし・・・。こんな感覚を持った企業勤めの人が、結構多いかもしれないなと。

逆にスタートアップは3年ルールどころか、もっと早い段階で成功するケースもある訳ですから、実はもっと時間をかけて成功を・・・という私の考え方は全ての企業に通じる訳でもないことを理解しています。

企業の業績や体質によって異なるかもしれませんが、ただひとつだけ言えるのは、もう少し続ければ成功しているのに・・・というケースだけはあまりにも無駄すぎるので、もうそろそろ止めた方が良いと思っています。

スズメさんも撮り続けて早くも8年目。気が付けば多くの方から朝のインスタ投稿で癒されていると言っていただけるようになりました。

こんなことを感じつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!


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