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鈴鹿GPライブビューイングが最高すぎました!

どうも、ウクモリ ヒロオです。

昨日は再び、ホンダ本社のウェルカムプラザ青山に行ってきました。鈴鹿GPのライブビューイングに参加するためです。約23万の観客で賑わった今年の鈴鹿GP。熱狂的なファンで賑わった現地と同様、青山も大勢のファンが集結しました。

前回と同じくらいの時間に到着しましたが、待機列はかなり伸びていました。今回は、1階席が先着ながら座席が抽選制で、2階席は座席確保券が配られる先着順。トークイベントもあることから、本当は1階席をと思ったのですが、後方だと映像が満足に観られないケースもありそうなので2階席の券を入手しました。

このストラテジー、2階席の最前列ど真ん中の席を確保出来たので、結果的に良かったです。席を確保したので、一旦離脱して暫しの休憩時間を。ちなみに会場で観戦していた方は、最終的には400人くらいになったようです。

写真はレース終了後に再び始まったトークイベントの時のものです。

お昼過ぎから始まったトークイベントは、F1ジャーナリストの柴田久仁夫さんが司会進行役をつとめ、現役チーフエンジニアの本橋正充さんと、原田佳尚さんがゲストとして参加。現役エンジニア、しかもチーフエンジニアのお二人がレース直前に参加する・・・そんな滅多にない機会を逃してはならないと、開始時間の少し前から後方で待機しました。

柴田さんの質問は、エンジニア相手だからこその内容が多く、とても興味深かったです。ジェンソン・バトンが現役だった頃から活躍する本橋さんが、暗黒時代ともいうべき第2期マクラーレン・ホンダの状況を振り返りつつ、そこからトロ・ロッソとレッドブルとの今日の関係性に至るまで・・・とても深い話が聞けました。

「レースエンジニアになるためにどんな勉強をすればよいのか?」という参加者からの質問に対しては、何を勉強すれば良いという正解はない。とにかくネットで情報を調べるだけでなく、実体験を積み重ねていって欲しいと答えられていて、とても共感しました。柴田さんの質問が、かなりポイントを突いてくるものが多かったので、本橋さんも原田さんも「これ答えていいのかなぁ」を連発(笑)あの会場に集った参加者に向け、メディアでは知れないであろう内容が多かったように思います。

そんな楽しい時間を過ごしたのち、2階に移動。すでにDAZNの中継が始まっていて、スタートの瞬間を皆が今か今かと待ち構える状態に。残念なことに、スタート直後にダニエルとアレックスが接触しリタイア。約30分ほどの中断がありましたが、オーバーテイクが多いレースに一喜一憂しながら、会場全体がレースの楽しさを共有していました。というか、昨日は抜きにくい鈴鹿で結構な数のオーバーテイクが見られてビックリました。

角田選手の再スタートでの怒涛の追い上げや、数々のオーバーテイク。そして、例の神掛かったピットストップをするたびに大歓声が起こる状況。これは家で見ていては味わえません。後半、ピットストップを行なわずに角田君が走り切れるかどうか・・・皆が手に汗を握る中、無事にチェッカーが降られた時には、今日一番の大歓声と拍手が会場を包みました。いや、本当に良かった・・・。やっぱり角田君人気があるんだな、そんなことがよく分かるような会場でした。

終了後、レース前と同じメンバーでトークイベントが行われ、エンジニアのお二人が青山に集ったファンに向け、感謝の言葉を述べていたのがとても印象的でした。柴田さんからもう撤退しないでね…
と問われた時、本橋さんは「エンジニアとしては絶対にやめたくない」とキッパリ。中の人たちからこういう本音が聞けるのって嬉しい限りです。

今回のライブビューイングは、とても満足感が高いイベントになりました。特に貴重な時間を提供してくれたホンダのエンジニアふたりに対しては、会場にいた皆が、ホンダの中の人たちと一緒に喜びを共有することが出来、感無量でした。

プレゼント抽選会も行なわれましたが、以前と比べたらとても狭き門で・・・残念ながら、私は選ばれずでした。以前、マックスとアレックス(アルボン)のサイン入りグッズが当たったこともあるので、来年こそはと思っています(笑)

今回のライブビューイングを振り返ると、これまでとは良い意味でかなり異なるスタイルだったように感じてます。観戦エリアはこれまでと変わらずでしたが、物販エリアではこっそりと鈴鹿GPの公式パンフレットが販売されていたり、外に出るとキッチンカーや、ホンダのレース参戦60周年記念グッズが売られていたり・・・と、様々な思考を凝らしていてとても好印象、そして純粋に楽しめました。

もっとイベントとして楽しもうよ

なにか、ホンダの中の人たちのそんな想いが伝わって来そうな雰囲気の中で行われた、今回のライブビューイング。レッドブルの1-2フィニッシュに、角田君の入賞。これ以上にない結果に満足感がとても高いイベントになりました。おそらく、同じ時間帯で開催される中国GPもライブビューイングがあると思うので、参加したいと思います。

ホンダのスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。皆さんの配慮があったからこそ、とても楽しめました。そして、最高の結果、本当におめでとうございます。

今回のレースでは、別のチームのドライバーが「別のカテゴリーのマシンみたいだ!」と騒いでいましたが、ウェルカムプラザにはそんなセリフを言われたマシンが置いてありました。別のカテゴリーだと言っていたドライバーのチームは、数年後のパートナー。何かのご縁なんでしょうか?(苦笑)

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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