見出し画像

大学生が考える「とりあえず、やってみる」ことが有効な理由と、有効でないシチュエーション

最近、食と健康に関することを勉強していて、「どうすれば自分も関われるのか?」「どうすればできるのか?」を考える時間がありました。

そんな時にふと、「とりあえず、やってみる」が頭の中に出てきたのですが、今回はそんな「とりあえず、やってみる」という言葉について考えていきます。

テーマは「「とりあえず、やってみる」が有効な理由とシチュエーション」です。

・有効な理由

結論から言うと、「とりあえず、やってみる」が有効な理由は「手段がよくても、使い慣れなければ意味がないから」です。

まず、「とりあえず、やってみる」を翻訳すると「すぐ行動する」になり、行動するということは何かを作ったり・誰かに表現したりすることだと思います。
例えば、それが起業なら、ビジネスモデルや事業計画書を書いて、サービスを創ること。プログラミングなら、新しいことを勉強したり、プログラムを書き直したりすることに当たるでしょうか。

加えて、「とりあえず、やってみる」と自分に言い聞かせたり・誰かに言われる状況は、自分が関わる対象に対して、あまり結果を出していないor躊躇しているだと思います。

つまり、「とりあえず、やってみる」は
「結果を出していないor躊躇している暇があるなら、早く行動しろ」
ということになります。

私自身、色んな事を怖がって躊躇してしまうことがありますが、それが自分のためにならないことが分かっています。最初に書いたように、その理由は「手段がよくても、使い慣れなければ意味がないから」です。

手段をゲームの「武器」に言い換えたほうが伝わりやすいでしょうか。ゲームだと、いくら強い武器をたくさん作っても、最初は使うことに戸惑いませんか?いきなり上手く扱うことは難しく、慣れるために時間が必要なはずです。

また、手段(≒武器)が周りの人と被らないとは限りません。自分オリジナルの手段を隠し持っているつもりでも、すでに誰かがそれを使用し、行動している可能性があります。そうなれば、早くから手段をたくさん使いこなし、自分に合ったものを用いている人の方が強いでしょう。

上記のことから、慣れるためにも、ほかの人に送れないためにも「とりあえず、やってみる」は有効だと思います。

・有効でないシチュエーション

さきほど、「とりあえず、やってみる」ことは有効だ、としましたが、常に有効であるとは考えていません。
手段をもっていない状況の時は、有効ではないでしょう。

「それは当然ではないか?」と考える方もいるかもしれません。確かに、おっしゃる通りかと思います。
ですが、ここで言いたいのは、手段が手段たり得ていない状態でやってみることは学びが少ないだろう、ということです。

再び手段を「武器」にたとえると、まだ武器でなく素材が集まっただけの状態なのに、戦いに挑むことは無謀でしょう。素材の鉄と木を加工して剣にすれば、戦いの場に向かえるはずです。
「手段が手段たり得ていない状態」というのは、「武器の素材が集まっただけの状態」に似ていて、「目的を達成するために、本当に必要な手段が分かっていない・出来ていない状態」です。

結論、目的達成に必要な手段をまずは探し、手段を持っていないのなら、持っていない事実を理解することが大切だ、ということです。
目的にかなう手段を身に着けるため、自分が持つ素材を加工し、鍛錬することが必要なのだと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?