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ダイバーシティ実現のためには資金が必要

今日、NewsPicksの「多様性を育むためのテクノロジー」という番組をみました。要約して色々考えたことを書いていきます。

・番組の概要

内容は、日本社会をより多様性のあるものにするためにどうすればいいのか、ということが中心になっています。

“できないこと”の壁を取り払い、“できること”をより拡張できたら、本当に個性が活かせる社会(番組内で登場する「xDiversity」のサイトより)

引用にあるように、人々の出来ることがより増えていく社会がここでいう多様性社会であり、そのためにどうテクノロジー(AI)を作っていくのか・どうテクノロジーを活用していくのかが議論の中心であった。

・私の解釈

結論からになりますが、これまでは①「テクノロジーの理論・構想が完成→技術により特定の個人に現実化→話題になる」の流れだったところを、②「理論・構想が完成→技術により特定の個人に現実化→データ収集→一般的な商品化」という形に変えていきたいのではないかと解釈しました。

今回は義足を例にして①・②がどういうことなのかの話を進めていきます。①は「ある少数の症状を克服できる義足の論文を研究者が完成させ、それを技術者が作り上げると、一時的な話題になって終わる」ということです。一時的な話題にしかならないのは資金が関係しているのですが、この点に関しては後半に触れます。

一方で、②は「ある少数の症状を克服できる義足の仮説を研究者が完成させ、それを技術者が作り上げると、その消費者からデータ収集する。そして、そのデータをもとにより特別なものから一般的なものへする」ということです。一般的なものは❶誰でもアクセスできて❷誰でも簡単に購入出来るものと考えます(議論中より用いました)。一般化することでそれまで商品を手にとれなかった人の手にも商品が渡るようになるし、社会認知度も上がるのではないでしょうか。

ただ、問題点は資金が足りず一般的なものになるまで至っていないことだと思います。資金が足りないと社会から認知されるほどの規模にならず、社会に認知されないと資金が足りない現実を知ってもらえないです。

資金が足りない原因で意外だったのが、社会的に必要だけれどビジネスになりにくいものだということです。そういったテクノロジーを使った商品(例えば、義足)は需要が大きくビジネスとして一定ラインで成り立っているんだと思っていました。ただ、実際は需要がそこまで大きくないそうです。売上=価格×個数としたとき、個数が少ないため売り上げが立ちにくいということでしょうか。商品をパーソナライズ化する必要があることも成り立ちにくい原因の1つになっていると予想します。

どうやれば資金を集められるんだろうかって考えてみたんですけど今は出ないので、今日中に手元のホワイトボードに書きなぐって寝ようとおもいます。

現在、資金をクラウドファンディングを使って集めているそうです。リンクを張らせていただきました。

つたない文章かと思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました。





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