「収入」と「健康」と「時間」の関係から考える可能性
今日は「収入」と「健康」と「時間」の関係について考えていきたいと思います。きっかけは、アメリカにおける収入と健康に関する論文を読んだことで、日本に置き換えて考えてみたくなりました。
上記にあるように、ここからのキーワードは「収入」と「健康」と「時間」になります。
収入と健康に正の相関があることはご存じの方もいらっしゃると思います。いわゆる、「収入が高い人は健康的であり、低い人は健康的でないことが多い」というものです。これは①や②のような記事を見ていただけれ理解いただけるでしょう。ちなみに、これは日本だけでなく、アメリカでも同様の結果が出ています。(アメリカのデータは海外論文からなのですが、引用可能か分からず載せていません。少し調べてみます。)
ここで「時間」の関係について話す前に、なぜ健康と収入に正の相関があるのかを考えたいと思います。
そもそも、健康維持には何が必要でしょうか。私は健康維持の方法として病予防と病治療の2つがあると考えていますが、治療だけではとても健康を維持できないためここでは予防に必要なことに注目します。
適度な運動などもあげられますが、一番は日々の食事と推測します。いわゆる、バランスの取れた健康的な食事を指していますが、バランスの取れたご飯って結構お金がかかると思います。
例えば、主食のどんぶりだけで満足できるけれどサラダを足したりすることは、お金を節約したい人にとっては難しいところだと考えます。健康と収入を天秤にかけているひとは多くいらっしゃるのではないでしょうか。
率直に言えば、懐に余裕があればあるほど食事にお金を回す余裕があるんじゃないかってことですね。
そこで、収入の如何に関わらず健康に意識を向けられる方法があって、それが自炊なんじゃないかなって思ってます。外食と比較した時外食の原価を3割と仮定したなら、自炊をすれば1/3に出費を減らすことができるので。
ただ、調理には当然「時間」を割かなければならず働く時間を自由に決められない方にとって、仕事で疲れて返った後自宅の調理場に向かうことが大変なことは想像に難くありません。独身の方だけでなく、結婚されていても共働きの家庭の方なら同様の状況に面しているかもしれません。
上記から、
満足のいく収入をえるためには「時間」を使わなければいけないが、「健康」に気を配れるほど食生活に余裕がなくなる。「健康」に重心を傾けようとすれば、満足な収入をえるための「時間」を削る必要がある。
というジレンマが起きているのではないかと推測します。
この推測の下でいくと、
・仕事終わりの方に向けた、レシピ同封の生鮮食品自動配送サービス。(AIが体調に合わせた献立を提案してくれるシステムがあるとよりよさそう)
・一人暮らしの大学生に向けた、安価な料理教室。リモート料理教室。
が需要が伸びそうなサービスに見えてきました。
ただ、自分で言っておいてなんですが、この推測には色んな仮説の事実検証飛ばしているので、現実味の薄いモノです。
例えば
・健康を意識している人が少ない可能性がある。(いつかは病気にかかるから、予防に意識を向ける意義を感じない。日本は治療医療制度が整っているから、かかってからでも大丈夫そう。)
・「健康に気を付けたいけどそんな余裕がない」状態のことを前提にしているが、そもそも健康に対する優先順位が低い可能性がある。
・最後の推測がどういう収入層に当てはまって、何人くらいいるのかを推測していない。推測できれば、そこに何か新しいサービスを作る価値を見出せるかもしれない。
といった仮説です。
内容とはずれたものになりますが、
やっぱり、事実ベースの文章は説得力が高いから、そうしなきゃなって書いてて思いました。noteは時間に制限をかけて書いているので至らないところがあるのは自分でも理解していますが、何かプレゼンとかの時は必ず根拠の強いものにしたいですね。
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