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モンゴリアン・スポット

先般、初めてのプールの授業の日のお迎えの時、ヨーヨーのスイミングが素晴らしかった!と褒めてくれた女の先生が、それに続けて少し声を落とし、

「あの、それで、体に何箇所かアザがあるようですが…」と。

おおー!

モンゴロイドの蒙古斑。生まれつきお尻の上にあって、大きくなるにつれて消えていく、みんなご存知、青い痣。

かつてどこかで「海外に出た日本人の親はそれで虐待を疑われることがある」と聞きかじったことがあったのに、すっかり忘れていて、とっさに「蒙古斑(Mongorian spot)」という言葉が出てこなくて、

うちら日本人や中国人などのアジア人は生まれつきのもので、大きくなったら消えるのです。

というかんじの説明をしたところ、すぐに、あー、生まれつきなんですね、と、さらりと納得されて虐待を疑われてる感じはなかったのですが、

うわぁ、ほんとに聞かれたー!って、自分的には新鮮でした。

基本的に他人に干渉しない英国人ですが、子供を守ることは社会の義務と考えている様子です。

次に聞かれたときのためにもっと端的な説明を用意しておこうと思って調べたら、NHSのサイトにも解説がありました。

同じ体験をしている日本人によるこの説明が実用的でした。次に聞かれたらこう言うよ!

It’s called Mongolian spots. Just google it please!


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