小さな隣人の変な動き
グルン・グルン・グルン・グルン・グルン・グルン・グルン・グルン・グルン・グルン・グルン・グルン・グルン!
道を歩いてたら、街路樹の地上2メートルくらいの枝のところに、すごい勢いで回る毛玉があった。
ギョッとして目を凝らしたら、それはリスの尻尾だった。
リスは木の枝の分岐のところにこちらに尻を向けて踏んばり、ふさふさした灰褐色の太い尻尾を、根元のところから、勢いよく回しているのだった。
この2年近くにわたって、毎日、リビングの窓の前の木の枝を駆け回るリスたちを観察している私も、はじめて見る動きだった。
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