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物が縁起物になる時

大学1年生の時のクラスメイトで、20年近く経った今も、割と頻繁に行き来のある友達が2人いる。上京して最初に出来た友達、とも言う。

2人くらいのこっているのは普通?と思われるかもしれないけれど、そのクラスにはたった6人しか女性がいなかったことを考えるとすごいでしょう。

それぞれ選んだ職業は違っても、よく働きよく遊ぶ20代を共に過ごした。

そして揃って、アラサー同時期に、遅めの結婚をし、しかも、第一子として男児を、第二子として女児を出産した。

我々3人の子供たち6人は、半年から1年程度の間をあけて順に生まれた。

第一子も第二子も同性、そのなかではヨーヨーとあーちゃんがアンカーだったので、わたしは2人から、いろいろとありがたいお下がりをもらっている。

でも、就中便利なアイテムで、互いに子供が生まれるたびに「あれ、まわして〜!」言い合ってきたものがひとつあって。

それが表題写真のこれ、リッチェルのひんやりしないお風呂マット

赤ちゃん用というヒントでもなければ、なんだこれ?って感じの、ピンクの発泡スチロールを削っただけの製品なのだが、その削り具合が絶妙で、用途においては素晴らしく使いやすい。

沐浴を卒業して一緒にお風呂に入るようになった赤ちゃんを、膝の上ではなく、この台に乗せたまま洗うことができる。背中のところにお湯をためておけるので、風邪をひかさずに待たせることもできる。さっと流してたてかけておけばすぐに乾くから、メンテナンスも楽。おまけに、これに裸んぼの赤ちゃんをのっけると、なすすべもなくホワーッとしていて、とても可愛い。

ワンオペにあえぐなかでこれのことを思い出して聞いてみたら、友達はちゃんととっててくれてた。

シンプルなだけに古びてもいない。

赤ちゃんグッズって往々にして使う期間が非常に短いものだが、その時ばかりはあるかないかで負担が劇的に違うというものが多いのだ。

そんなに高価ではなくても長く使えるもの、こうやってぐるぐる回しあえる友達がいるのって幸せだな。

いま、あーちゃんが使いはじめたこれ、新品ではなくて、3組の兄妹・ヨーヨーを含む5人の赤ちゃんのお風呂タイムに活躍してきた「これ」だということが嬉しい。縁起物の風格を感じるよ。

わたしはもういいけれど、もし他の2人が第三子を考えているなら、これだけはまた、確実に回さなくっちゃね!

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