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【相手のためにならないものは売りたくない】嫌だったノルマの話【携帯ショップ】

この記事では携帯ショップで働いてた時のことを書いていきます。嫌だったことはいくつかありますが、その中でも「ノルマの存在」は厄介なものでした。

ノルマの内容

ノルマには、新規台数、機種変更台数などいくつもの項目がありました。その中でも私が特に嫌だったのが、Wi-Fiモバイルルーターのノルマでした。

今でこそスマホの通信量は、50ギガや100ギガのプランがありますが、私が働いていた当時は上限7ギガが一般的でした。そして、7ギガ以上使う人には、Wi-Fiモバイルをおすすめしていました。

ノルマが嫌だった理由

当時は月に7ギガ以上を使い人はそれほど多くなく、月のノルマを達成するためには、通信量が1ギガや3ギガしか使っていない人にも契約してもうらう必要がありました。

携帯の通信をそれほど使わない人がWi-Fiモバイルを契約するのは、言ってみればお金の無駄です。使わないものに毎月費用がかかってしまうからです。

ノルマを達成できないと呼び出しが

ノルマを達成できなかった場合は、本社への呼び出しがありました。それもひとりひとりではなく、各店舗の達成できなかった人が集められ、順番に理由を言わされました。

時には店長も一緒に参加になり、連帯責任を問われました。

最終的にノルマを達成できたのか

必要のないものを必要のないものに売りたくない。1年半働いてもこの気持は変わらず、最終的に辞めることを決意しました。

ちなみにですが、Wi-Fiモバイルのように、相手が不要でないものを売り込むような項目の場合は抵抗がありませんでした。

そのおかげで、モバイルバッテリーなどの付属品の売上や接客アンケートではノルマを達成していました。

ノルマが必ずしも悪ではない

ノルマというと聞こえが悪いですが、要するに目標です。目標であるノルマが、自分の納得できる内容であれば、むしろないよりはあった方がいいと考えています。

別の仕事でルート営業をしていたことがありましたが、その時にはノルマが指標となっていて、会社の求める仕事が出来ているのか分かりやすくなっていました。

新商品やキャンペーンごとにのるまがあったので、「新商品をどうやって売ろうか」「このキャンペーンはどうやったら面白くなりそうか」と常に考えていました。

ノルマさえ達成していればやり方は問われなかったので、好きな様にやって、ついでにノルマも達成するといった感じでした。

まとめ

携帯ショップでのノルマは、私の考え方に合わず、耐えることができませんでした。ただ、求められる項目すべてが合わなかったわけではなく、自分で納得できる項目はノルマを達成していました。

ノルマはどのくらい仕事をすればいいのか分かる指標なので、必ずしも悪いわけではありません。いかに最低限の労力で達成するか、自分の方法でいかに達成するかを考えてやれるのであれば、とても効果的です。

ノルマで悩んでいるのであれば、ノルマに対する考え方を変えてみましょう。

【追伸】
「正社員が向いてない」「正社員で働くのがツライ」と感じている方向けに、ブログでも記事を書いていますので、ぜひ一度読んでみてください。

【ブログ】正社員の向かない人の生きる道

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