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家庭学習で中学受験を目指す

塾をやめてからはどうだったかというと…

私は、中学受験のことをどうするかずっと考えていた。

今まで友達と遊ぶことも我慢して頑張って来た娘。

ここで終わりにしていいのか?

それは夫も同じ考えだった。

娘は?
塾を行っていたことを忘れたように毎日友達と遊ぶ約束をして帰って来た。
それはそうだ、今まで何度となく断ってきたのだろうから。

私より夫の方が今まで頑張って来たのに、という思いが強かった。
夜中まで一緒に問題を解いて、娘の頑張りを横で見てきたのだ。
当然と言えば当然。

当時、娘にどう思ってるのか、聞くことにした。

「校舎が広くてきれいで、可愛い制服がいいなと思った」
(娘が行く公立は、校舎も古いし、少し薄暗いイメージ)
親目線でも私立の制服は、すっごく可愛い!
校舎も綺麗で施設が充実しており、私がここで学び直したいくらい!

「今までの勉強してきた時間が、無駄になると思った」
やっぱり子供なりにたくさん我慢してきたに違いない。
でも今までの勉強全てが無駄なんて、決してない!
そのことを話して聞かせた。

やめたこの時期は、受験での一通りの単元の勉強は塾では終わっていた。
小6の勉強内容は、復習と定着、過去問、苦手克服に集中することになる。

塾には通わずにパパ塾で頑張ってみようか!


唐突に、夫から飛び出した言葉。
夫にしたら考えて考えての覚悟の言葉だったのだろう。

本心だったか分からないが、娘は「頑張ってみる」と言った。

私は正直、驚いていた。
勉強を教えることは素人、中学受験のことは詳しくない、それなのに大丈夫なのだろうか?と。
残り1年もないのにできるのだろうかと。

「まずはやってみよう!」
「この先どうしても無理だと思ったら、家庭教師でも個別塾でも頼れる所はきっとある」

塾の先生の言葉を思い出していた。

そうして我が家は、夫が教える塾なし中学受験を始めることになったのだ。

夫に聞くと塾に行かずして中学受験に合格した情報をネットで調べ、
ブログをいくつも読んでいたようだ。
塾の予習も含めて今まで自分が教えてきたことも”塾なし家庭学習だけでも合格できるかもしれない”という手応えを感じる要因だったのだろう。

長くなったが、ここまでが塾をやめるまでのお話。


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