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家庭学習で中学受験した話

noteを始めてから記録として書いておきたいと考えていた中学受験の話。
「結果はどうであれ、やってよかったと思える中学受験にしよう!」
そう思って、家族で覚悟を決めた。
でも実際は、山あり谷あり、不安に押し潰されたり、心折れそうになったり、もう一度同じ経験をしたいかと言ったら、正直遠慮したい。
それでも経験して良かったと思えることもたくさんあった。
そんな家族の記録を綴っていきます。


はじめに

我が家の中学受験は、計画していたものではなかった。

娘の「お友達と同じ塾に行きたい」の一言から中学受験が始まった。

当時、受験の記録としてインスタグラムで受験アカウントを始めたのだが、時間的余裕も、気持ちの余裕も正直全くなかった。

時々更新するのが、やっとだった。

その時繋がっていた人達は、ほとんどが大手や個別塾に通っていた。
塾をやめて家庭学習で中学受験をする我が家には、ちょっと先を行く皆さんの背中を見ている感じ。焦る要素も正直あった。

それでもやめずに続けていたのは、12才にして初めての受験に挑む我が子に親としてサポートできることは何か、気持ちの変化に向き合ったりして、お互いに励まし合いながら、苦しい戦いを制する同士のような、そんな気持ちからSNSの繋がりが心強かったのだ。

同じ受験組の皆さんのそれぞれの合格報告を聞き、自分のことと照らし合わせ喜び合った記憶は新しい。

兄弟がいて、次の受験戦争がもう走り出している方もいた。

繋がっていた人達の中では、塾に行かず受験したのは我が家だけだった。
受験当日のことを何日かにわたって更新し、無事に第一志望校に合格した結果を喜んでくれた。同じ受験組としてお互い労いの言葉をかけ合った。
うちは一人っ子なので、受験経験は一度きり。
合格の報告をもって受験アカは終了した。

そのアカウントには私の当時の気持ちや娘の行動などリアルに残っていて、いまだに削除ができないでいる。
削除できないでいる理由、家族にとっても一生に一度であろう貴重な経験になっているのだ。


中学受験について書く理由

なぜ塾をやめて、家庭学習で中学受験をすることにしたのか。

受験日までどのように接して、どんなことに気を付けながらモチベーションを維持し続けたのか。

そして、志望校への切符をどうやって手にしたのか。


当時、私がヒントとなる何かを探したくて模索したように、私たちの経験が、どなたかのお役に立てるようなヒントのひとつになるのではないか。

同じ中学受験の合格記でも情報がたくさんある。
その中で受け取る側が、取捨選択することになると思う。

このnoteが、そのひとつとして受け取ってくださる方に届くことを願って。

そんな気持ちから始めていきます。

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