徒然~

こんにちは。ゆりりうすです。 今日、髪を切りに行きました。1年ぶりです。またオカッパです。これでプールの後も面倒くさくなくなりました。 2~3日前、朝旦那が寝ている私の所に来て「行って来るからね。」と言ったら、私がまたもや寝ぼけて「二毛作でOK!」と言って、サムズアップしたらしいです。何も覚えていない。えっ、二毛作?何の夢を見ていたんだろう?二毛作なんて中学校で習った以来、使ったことの無い言葉です。もしかして、私の中に農家のおじさんが住んでいるのかもしれません。子供達に「ニモ」と呼ばれて「ファインディングニモ」みたいで馬鹿にされています。 この間の算数、数学の回で「自分の好きなことが一生出来るのは幸せ。」てな事を書きましたが、色々調べてみると、それはそうなんだけど、それでおかしくなる人もいましたね。 例えば、数学で言うなら「ポアンカレ予想」では狂った数学者が、何人かありです。 あと、芸術家でも、ゴッホの耳切り、ムンク、ピカソの恋人達など自分の好きなことを追究または考え過ぎて、頭のおかしくなってしまう人はいますね。あっ、高村千恵子なんかもそうですね。作家しかり、王様ルートヴィヒ二世しかり。これを幸せか?と聞かれると、ちょっと「うーん」難しいですな。もちろん、幸せに人生を終える人もいたんでしょうけど、これは賭けですね。 とはいえ、時間で言うなら、確かに数学で解かれていない定理の証明なんて、様々な国の人が何百年にも渡ってそれを引き継ぎながら証明していくのは、やっぱりある意味ロマンです。 スペインのサグラダファミリアなんて、今いる私達は完成を見ることなくみんな死んでしまうんだな、なんて思うとやっぱり、凄いなあ、壮大な計画だと。 あと、人は色々な事を考えますね。例えばジェームス·ジョイスの「フィネガンズ·ウェイク」(訳:柳瀬尚紀)という本なんて、ジョイスは夢をそのまま言語化しようとしておまけに言葉遊びまで入れたんだそうで。これは英語でも、それを母語とする人でさえ、よく分からんモノを訳者の柳瀬さんはきっとおかしくなる寸前だったのではないでしょうか。 昔、小学生の頃、果敢にも「デカメロン」に挑戦して2ページ程で挫折した私は、旦那に「フィネガンズ·ウェイク」を借り、2行で本を静かに閉じました。無理!絶対無理!やっぱり訳者の人は凄いです。私が訳者だったら、途中で酒でも飲むか、放り出すかしていたと思います。 訳者といえば、日本って翻訳大国ですよね。昔、図書館に勤めていた頃、沢山の翻訳本を読みましたけど、これは当たり前じゃないです。国によっては、自分の研究に使う本を英語とかドイツ語でしかない本は自分でその言語を学びながら、やらないといけないみたいですけど、日本の場合はほとんどの分野で翻訳があり、日本語でそれを読むこと、学ぶことが出来ます。すごく幸せなことです。 私の本業の絵本でも、江國香織さんが太鼓判を押す、石井桃子、渡辺繁雄はもちろん、谷川俊太郎、江國香織、村上春樹(童話)、チェコ語のモグラくんの絵本は、あの千野栄一という一流揃い。こればっかりは、この国でなければ。日本語を知っていれば読めるので本当に嬉しいことですよ。 それから、映画の翻訳で言えば、戸田奈津子さんもいらっしゃいます。映画訳も色々な国のを日本語の字幕で見られるのは、ラッキーとしか言い様がありません。 でも、もう1つ。映画、アニメなどは声優さん達の活躍が凄い!ということで、声優さんの話をすると長くなるので、これは次回熱く語ります。

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