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【思い出し旅行記】47分の…②行き当たりばったりの松本~上高地~長野編

旅の記録、第二弾、長野編です。

この「思い出し旅行記」はゆるく書くことを目的としています。
思い出の中の1ページなので、綺麗にまとめず、思い出すままに書いています。

よって、検証をしていません。

例えばですが、かかった移動時間や、地名や駅名など、スマホやインターネットで検索をすれば正しい情報が得られると思うのですが、そうやってきちんとした情報を届けよう!という姿勢をいち早くぶん投げているので、時間軸がおかしかったり、情報が曖昧だったりします。
相変わらず写真が残っていないので、トップ画はみんフォト様よりお借りしています。

そして何より、noterとしてあるまじき行為かもしれませんが、文章を書いたあとの見直し作業をしていません。もぎたて!とって出し!誤字脱字!

それでも良い方はどうぞお進みください。

「上高地には行った方がいいよ」と当時の職場の上司に言われたので、思いつきで上高地に行くことにしました。

とりあえず松本を起点にして動けそうだなと思ったので、夏休みを利用して7月後半に出かけました。もちろん青春18きっぷで。関西から松本に移動するだけで一日消費しました。米原→名古屋→中津川→木曽福島→松本というルートだったと思います。とりあえず初日はホテルに到着後、翌朝6時の電車に乗るためにぐっすり眠りました。

翌日、朝5時に起き、文字通りホテルを飛び出し、松本駅6時発のアルピコ電鉄(だったと思う)に乗り込み新島々しんしましまという駅まで行きました。シンシマシマの響きが可愛くて何度も心の中で「シンシマシマシンシマシマ・・・」と思いました。シン・シマウマ?

シン・シマウマ…ではなくこれはオカピ(Wikipediaより)

新島々から上高地行きのバスに乗車しました。
上高地までは想像以上に時間がかかったような気がします。上高地で下車し、帰りの分のバスのチケットを先に購入しました。上高地に宿泊したかったのですが、当時そんな金銭的余裕はありませんでしたので、松本のビジネスホテルに連泊していました・・・。

帰りのバスのチケットを購入したことで財布の中身が減ったので、お金をおろそうとATMを探しましたが、なんと上高地にはATMがありませんでした!!じゃあクレジットカード使えばいいじゃない!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、当時の私はクレジットカードを持つことに抵抗感を抱いていた疑い深い性格の若者だったので、クレジットカードをハナから持っていませんでした!!!

つまり上高地まで行ったのにもかかわらず、お金ギリギリ旅を続けることになってしまいました(情弱!ちゃんと調べてからいけ!)。

そんなこんなでしたが、河童橋はものすごく美しく、心が洗われるようで、本当に感動しました。
特に目的なく、ふらふらと、危なくないと思われる範囲で自然の中を歩き回りました。たぶん一人旅は私だけでした。

ウェストン碑を見ました。上高地のどこかのホテルの喫茶で、一番安かったアップルパイを食べました。おいしかった。ホテルのウェイターさん、あの時は飲み物をつけることが出来なくて本当にごめんなさい、松本まで帰れなくなったら困るので・・・。上高地までわざわざ出向いたくせに「さてはこの女、吝嗇家けちだな」って思われていないかどうかが心配でした。アップルパイは美味しかったけど、自意識の方が勝っていたのでこのホテルの名前が思い出せません。

帰りのバスが上高地を出た後、すぐに大雨が降ってきました。
晴れている上高地にひとときでも滞在できたことは、本当にラッキーでした。クレカくらいは作ろうと思いました。

翌日は、松本から長野の善光寺を目指しました。
松本~長野まで、もちろん青春18きっぷで行きました。

特急料金分の差額を支払えば、特急しなのに乗れる(はず)ですが、もったいなかったので特急には乗りませんでした。(あ、お金はちゃんと上高地から戻った日に、松本市内で下ろしたので財布の中にはありました!)
それに「松本から長野って同じ県内だし、たいした距離じゃないでしょ☆」となめてかかっていました。

長野県様、本当にすみませんでした。あなたは広すぎます。

当時はスマホではなかったので、JRの分厚い時刻表を持っていっていたのですが、私は事前に調べることをしませんでした。松本~長野が3時間くらいかかったような気がします。有名な姨捨駅おばすてえきは見れたのでそれはそれでよかったのですが、ロングシートに3時間は辛すぎました。
そして、やっとの思いで長野駅に到着したのもつかの間、善光寺へはまた別の電車に乗り換えねばならない、ということを知りました(多分・・・長野電鉄)。

その時点で私のライフは0でした。もう、うんともすんとも言わない。結局善光寺には行かず、そのまま長野駅から松本駅へ引き返すことにしました。長野駅で駅近くのマツモトキヨシでお茶とカロリーメイトを買い(もうこの時点で旅を楽しむ気持ちがないことがわかる。名物の「おやき」とか買いなよ)、松本行きの電車を待ちました。疲れていましたが、ここで特急料金を支払うのは全く意味がわからないので、結局意地になって普通列車で松本まで帰りました。無計画すぎる!

そして翌日、松本から関西へ青春18きっぷで帰りました。
最後の長野での1日、ほんまに何やったん?

もう、なかなかふらっと一人で行くことが出来ないので、たまに「上高地ライブカメラ」と検索しては河童橋のふもとで楽しんでいる人々・・・主にカラフルな登山用品を身に纏ったハイカーさん達を見て(この人達の中に現金を忘れちゃった人っているのかな?)と、つい当時を思い出したりしています。いないだろうよ。

あ、でも今は支払方法も多様化してるから、とりあえずスマホがあれば大丈夫なのかな?
それにしてもこんな感じで、割と20代は行き当たりばったり「なんとかなるだろう、わからんかったら地元の人とか駅員さんに聞こう」精神で、いろんな所へ、ちょこまかと出かけていました。

逆に、スマホを持つようになってからのほうが「なんとかなる精神」が消えてしまったことが不思議です。
簡単に情報が手に入るということと引き換えに、何か特別なものを摩耗させていっているのかもしれません。なんかエッセイっぽいこと言ったぞ。

読んでくれる方がいるのかわかりませんが、次回は東北(宮城・岩手・青森)編です!たぶん!

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