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人生で3番目くらいに困難を感じた大学院授業初日

こんばんは、バッハ・コナカです。3週間の休みが終わり、今日がMaster's degreeの初日でした。結論から言うと、人生でのHardest Dayと言っても過言ではなかったです。私はtoxic pojitivityな考え方をしたくないから、正直に自分が落ち込んでることをここに記すことにします。

私のコースの生徒は9人しかいなくて、それ自体はとてもありがたいことなんだけど、なんと私ともう一人(彼女はオーストリア人ですがこちらに4年住んでおり、英語は完璧です。)以外全員イギリス人!留学において、これってわりと珍しい状況みたいです。特にファッションのコースに関してはたとえTheoryのコースであってもたいていアジア人(主に中国からの)留学生がたくさんいます。私のコースは小さいとは聞いていたけれど、まさかほぼ全員がイギリス人(All White)とは予想していなかった。せめて私のほかにもう一人は英語がおぼつかない留学生がいると期待していました。

みんなとってもいい子たちで、ファッション好き特有の角の立った感じはいっさいなかったし、どちらかというとファッション歴史オタクというか、読書好き、Theory好き、でそれ自体にはとても安心しました。が、なんせ私以外の9人がいっせいに喋ると、全く聞き取れない。特に地獄だったのは、パブに行ったとき。パブって相当うるさい場所だから、文字通り99%理解できませんでした。孤独を感じたし、恥ずかしいし、不安に押しつぶされそうになり、挫けそうになりました。ただそんなときでも、ここで語ったように、ファッションが助けてくれた。というのも、みんなが私服を褒めてくれて、それだけがなんていうか、自分が存在していい理由みたいな、心の拠り所になったんです。

そして絶望しながらパブを後にして、こちらにきてから本当によく助けてもらっている友達に半泣きになりながら電話をし、彼女のフラットに遊びに行きました。そうしたら彼女はネイティブにも関わらず、なぜか今日、彼女の英語はいつもより聞き取れたのです!たぶん、苦しい環境で全く理解できなかったとはいえ、英語漬けの8時間は無駄ではなかったと言う証でしょう。彼女のフラットに新たに引っ越してきた女の子が、「私もルーツはナイジェリアだけどスペインで生まれ育って、13歳の時に英国にやって来てとても苦労したからあなたの気持ちはとてもわかるわ。でもすぐ慣れるから大丈夫よ」と優しく寄り添ってくれました。一緒にワインを飲んで、笑って、気持ちはだいぶ落ち着きました。

今日はいつもみたいに無理に明るい決意表明で締めくくりません。今のこの状況が私のリアルだし、1年後にこの投稿を読んで自分がどう思うか。Will Seeですね。

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