教えて梅田先生!決算書の見方に役立つノート①【総資本回転率】とは


こんばんは!

梅田公認会計士・税理士事務所スタッフの松本です。

今回より会計や経営に役立つ情報を梅田先生の解説のもと

私自身も学んでいきます。

それでは先生、よろしくお願いします★

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総資本回転率の説明をします。

◆計算式

総資本回転率は以下の計算式で表されます。


総資本回転率 = 売上高 ÷ 総資本 

経営指標画像

◆算式の説明

事業に投下された資本が売上として何回回収されたかを示す指標となります。

◆どうだと良いか

この比率が高ければ高いほど、資本が効率的に活用されていると判断できます。
この比率が低い場合は、その原因を探るため、有形固定資産回転率や棚卸資産回転率などを調べることになります。

◆過年度・同業者比較をしてみましょう

FX2の最新業績タブで当期の実績や予算と並んで比較表示されます。

経営分析値については同業他社(BAST数値)との比較ができます。

総資本回転率

※画面:FX2「最新業績」タブ→「1.全社業績の問い合わせ」→「貸借対照表」→「経営分析値」タブ

※BAST速報値
https://www.tkc.jp/tkcnf/bast/sample/
BASTとは中小企業24万社超の決算書(貸借対照表・損益計算書)を基礎データに集計された経営指標です
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いかがでしたか?

私は、まず指標の意味が分からず(笑)  言葉の意味を知るところから始めました!

指標(しひょう)…判断の基準となるもの、実験などにおいての目標の数値

ということは…

経営指標(けいえい しひょう)…経営の判断基準となるもの、経営上の目標の数値

ということになりますね!

経営状態を判断するためには現状を把握することが大切になってきます。

そのために役立つのが経営指標。

一言で経営指標と言っても、たくさん種類があるそうです。

今回学んだ総資本回転率も経営指標の一つ。

まとめ

使った資本(お金)に対して、売り上げが大きい会社は回転率が大きい会社で

売り上げが小さい会社は回転率が小さい会社ということ。

業界によって数値は違う。

 FX2 を使うと同じ業界の他社の数値と比べることができる。

同業他社の数値を知ることができるのは, TKC会員様へのサービスということ☆★

これは利用しないとですね💛

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

最後まで読んで頂きありがとうございます。

このnoteが決算書の読める経理担当者や経営者が増えることの一助になれば幸いです。その他、会社の決算、確定申告などの税金に関する相談や、創業融資などの資金調達に関する相談は越前市の梅田公認会計士・税理士事務所へご相談ください。
https://umedakaikei.tkcnf.com/

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