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なんだかんだ自分自身の問題の方が大きかった1ヶ月


自己紹介

私は今年で7年目の理学療法士です。
東京の大学病院で5年半勤務して、今に至っています。
日本では臨床業務をしながら、終業後に研究をしたり、PT関連の他の活動をしたり、大学院の授業を受けたりと日々忙しかったですが、充実した日々を送っていました。
実は今も大学院生です、、、

配属先について

現在は国家障害者人権庁の地方の支部で働いています

国家障害者人権庁は、障害者の権利保障に係る政策の形成・実施を担い、他行政機関と協力しつつ、障害者の社会包括・経済的自立に向けた取り組みを行う国家機関である

障害者の自立に向けた支援をする機関で、7つの支部でそれぞれリハビリテーションの提供や自立支援の活動を行なっています。

活動が始まって思ったこと

パラグアイ人優しい件について

活動地は医療職と事務の方を合わせて10人程度の小さな施設です。
ここは家だと思ってね。困ったら何でも言ってね。スペイン語上達してるね。など、優しくしてくれて本当にありがたいです☺️
ほとんどが40-60代の方が多いので、自分の子供のように扱っていただいてもらっています笑

ただ大きく3つの問題もありました

小児リハしたことない問題

要望調査票には、幼児から高齢者といった幅広い患者に対して、理学療法を行なっていると記載されていました。
おー楽しそう✨と思って応募しましたが、任地に派遣されてみたら8割の患者は小児でした👶
私は日本で小児の経験はほぼないので
心の中では小児やったことないけど大丈夫そ?やっていける?
頭の中は2年間の不安でしかなかったです。

活動がない問題

3月中は活動が火曜、水曜、木曜しかなかったこと。
この問題は半分解決しました。
(カウンターパート(CP)の一人が長期休暇だったので半月いなかったと)
現在は活動地には行っていますが、月曜日だけは活動自体は何もないです。

ちなみに隣にはpublicの病院があります。
見学させてもらい、理学療法士からは来てほしいとお願いされました。
嬉しいです限りです🙌
ただ、病院は保健省、活動地は国家障害者人権庁と国の管轄が違います。
すぐにじゃあ来週からとはならないのが現実・・・
見学はできるので他の箇所もあれば行ってみたいと思っています♪

語学やばい問題

パラグアイの公用語はスペイン語とグアラニー語です。
これらが混ざっていてジョパラと言われています🇵🇾
CPと高齢者の患者さんはグアラニー語だけで話している時もあり、さっぱりです笑
なので少しづつ色々な人から教えてもらっています

また医療単語わからない問題が発生しました😂
まず、寝返り、四つ這いって何ていうんだ?
杖、松葉杖って何ていうの?
真っ直ぐに、もっと体重乗せては?
いざ活動が始まると、全然わからないことが判明!!
翻訳機は違う単語が出てくることもしばしば😅
まだ、骨や内科系は英語と似ているのでましです
ただ、略称が英語と語順が違います
例えば脳性麻痺だと
英語:Cerebral Palsy(CP)
スペイン語:Parálisis Cerebral Infantil (PCI)
略称で言われたり、カルテに略称で記載されていると???になってます

1ヶ月経って思うこと

やっぱり語学は大切だなと思います。
今はとりあえずリハビリ中に使う単語だけは覚えて何とかなっていますが、
やはり説明となると難しいです
CPや家族などは分からないと英語で話してくれますが、患者•家族はそうはいきません。
ジョパラは頑張らなければなりません🇵🇾💪

また最初の3週間は、暇すぎるというのが本音でした。
他の隊員のインスタを見ると充実した生活を送っているように見えるのと、日本での生活が忙しかったこともあり
充実していない生活に、やるせなさを感じていました。

最近は、フリーの日は資料作りをして過ごしています。
また配属先の要望は現地のPTと一緒にリハビリをして更なる技術の向上を図ることなのです。
本来の目的を果たせているのでリハビリのある4日間を大切に活動していこうと思います。

今後について

2ヶ月までの目標は、
ジョパラで会話できるようになること
これにつきます!笑

何だか自分自身の問題の方が大きい活動1ヶ月目でした。


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