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【福井県鯖江市との連携WG】越前漆器

津田塾大学 学生団体 梅五輪プロジェクト 福井県鯖江市との連携ワーキンググループ(鯖江WG) です。
今回はフィールドワークにて訪問した越前漆器エリアについてご紹介します。


越前漆器について

"越前漆器"と聞いた時、産地は越前市だと考える方は多いのではないでしょうか? 実は、越前漆器は福井県鯖江市河和田地区を中心とした地域が産地になっています。
越前漆器は、約1500年、つまり古墳時代の末期から現在に至るまで作り上げられてきた伝統的な地場産業です。
今回の訪問で、越前漆器は他の地域の漆器と比較をして日常使い用の漆器を中心としているとお伺いしました。実際に一般的な漆器とは異なる、株式会社漆琳堂のようなポップなカラーやイラストのお椀やお皿、そして漆塗り自転車などが商品化されています。


漆塗り自転車

漆の里会館での体験

今回の訪問では、漆の里会館を訪問し、沈金を体験しました。沈金刀を自分の思い通りに動かすことが難しく、模様を描くのが大変でした。実際に体験して、漆器の作られ方を学べる良い機会であり、とても魅力を感じました。また、"うるしの匠展"が開催されており、職人の方が実際に漆器の模様を描いているところを見ることができました。
伝統工芸士の方々の漆器の作品や実演と体験を同時に行うことで越前漆器の素晴らしさを実感すると共により越前漆器を社会へ発信していきたいという思いが出て来ました。
漆の里会館では、私たち鯖江WGが商品開発を行なった"蒔絵体験DUYキット"が販売されております。
訪問した際にはぜひご覧ください。

沈金体験の様子

株式会社漆琳堂への訪問

鯖江WGのメンバーのうち数名が産業観光ルートの考案事業に参加していることから、株式会社漆琳堂に訪問したことがあり、今回は鯖江WG全体での訪問とお話をお伺いすることができました。
お店に入った瞬間、カラフルなお皿やお箸などが並んでいたのがとても印象的でした。漆器は艶のある黒や赤のイメージがありましたが、株式会社漆琳堂では色のバリエーション豊かで漆のイメージが大きく変わりました。食洗機にも対応しており見た目だけではなく利便性もあり魅力たくさんで漆琳堂さんをもっといろんな人に知ってほしいと思いました!

漆琳堂のポップな器

最後に

鯖江WGではinstagramも解説しております。ぜひご覧ください。

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