221024


生まれてこの方、自己肯定感が高かったことなんて一度もないが、それでもいまの自己肯定感の低さはこれまでとは段違いだと思う。

社会に属していない、ということはストレスも軽減できることなのかもしれないけれど、それ以上に自分自身を疲弊させている気がする。

コロナ禍だったこともあり、多くの人と疎遠になった。友達のSNSを、どこか他人事のように眺めて、寂しくなる。仕事を辞めてから、私は自分から人を誘えなくなった。

社会に属していない、ということは、誰の役にも立っていないということだ。少なくとも私は今、誰の役にも立っていない。そう感じながら日々を過ごしているというだけでも、自己肯定感を下げるには十分。

インターネット上に、趣味の配信で繋がったコミュニティがある。私がギリギリ人と関わっているのはそのコミュニティくらい。だけど私は、歌もそんなにうまくなくて、声がかわいいわけでもなくて、トークもそんなにうまくない。仲の良い人の中には、そんな才能があっていつも人に囲まれている人もいた。なんとなくそういう人たちに気後れするようになってきて、最近は楽しめなくなってしまった。始めた頃は人と話すだけで楽しかったのに。だからこのコミュニティの人ともすこし距離を置いている。

私はずっと、誰かと自分を比べて生きている。そんなことしていたら、キリがないのも分かっているのに、懲りずに自分と自分よりすごい誰かを比べて、落ち込んでいる。

そのくせに、努力はしないんだよな。

そんな自分に嫌気がさす。もうここ数ヶ月はずっと、同じことばかり考えている気がする。

つらいときは、いつも考える。うまくいっている未来の自分が「そのまま進めば大丈夫だよ」って言いにきてくれないかなって。うまくいっていない今の私が過去に戻れるなら、「自己肯定感なくなるから仕事やめない方がいいよ。」って言っちゃうかもな。

もう27歳なんだけどさ。何もかもがままならなくて、何もかももう取り返しがつかない気がして、生きるの苦しいな。

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