こないだレトロゲームのお話をしてたくさんコメントいただき楽しかったです('∀`)

お返事をしながら、そういえば自分は高校生くらいからあまりゲームをしなくなったな…などと思い出しました。

プレイステーションやサターンの時代。それまで好きだったRPGにどうもハマれなくなったのです。もう20年も経つしもう大丈夫かな？と先日少し触ってみましたが、どうもやっぱ馴染まないようでした。

キャラクターがリアルな等身の3D、特にRPGに没入できません('∀`)。

…心のファンタジー力が足りないのでしょうwなんか余計なことが気になって仕方ないのですね。

以下少しネタバレ風味。

学生時代某国民的RPGの「７」がプレイステーションで出たとき、友人のプレイを後ろから見ていました。
リアルなグラフィックを得てストーリーはイヤが上にも盛り上がり。有名な某ヒロインが悲劇的な死を遂げ、その仇を追い詰めて雪山に向かう場面でした。険しい極寒の峰。ご丁寧に道中、体温を下げないよう注意して登るミニゲームまで用意されており、苦難の山行が表現されておりました。友達みんなも盛り上がっていたのですが、ふと漏らした当方の一言がいけなかった。

「…ク〇〇ド、長袖着れば？」

プレイ中の友人Kくんが当方を無言で引っぱたきましたね。おお、よく覚えている😅。

そうなのです。雪山に向かうのに主人公たちは袖無しシャツに素手。女性キャラに至っては脚もおヘソも出しっぱなしだったのです…( ¯-¯ )。まあそういうグラフィックのキャラなんで仕方ないんでしょうけど(いや他のイベントでは変装してたぞ…w)、そりゃ寒いでしょう。

というかそれを言ってしまったら、そういえば気になることだらけじゃないかと気づいてしまったのです。その時。

例えば敵の特殊攻撃で眠らされたとき、剣を構えて突っ立ったまま眠っているのはどういうわけなのか。回復手段がない場合寝てるヤツを放置してバトルは進みますが、どうしても

起こしてやれよ('∀`)

の想いが消えません😅魔法もアイテムもいらん、小突いて起こせと。絵がリアルになるとそんなところばかり目が行ってしまうのです。

そもそもRPGはそんなことを気にしちゃイカンのでしょう。冒険の途中メシやトイレはどうしてるかとか、テントを99個も持って歩けるのかとか、おとめのキッスって物体なのかとか考え出したらキリがありません。楽しめない。

…ま、メシは食ってんでしょうね。農家がいるんだから( ˇωˇ )

なので

そこはホラ、ファンタジーだから

とどっかで納得して遊ぶ。ファンタジー力(りょく)です。当方もファミコン時代、スーファミ時代は主人公が雪山どころか海底に行こうが宇宙に行こうが(実際よく行く)全く気になりませんでした。ファミコンのように省略された世界では🌏こっちも自然と余計な情報を省略できました。

が、なまじ絵がリアルに寄ったばっかりに、ファンタジー力が追いつかなくなってしまったのですね…(._.)自分は。ストーリーがシリアスだともっとそうです。

まあこれはゲームに限った話じゃなく映画でもマンガでもなんでもそうで、なまじリアルになるとかえってツッコミどころが多くなるものです。90年代ゲーム映像の進化スピードがモノ凄かったですから、こっちのファンタジー力がついていけなくなるのもムリはないでしょう。事実「３Dはなんかノレない」「リアル路線に飽きた」とゲーム離れした知人が自分のほかにも何人かいました。

しかし等身の高い３Dゲームにも面白いのがいっぱいあるに決まってるし、もう20年以上出続けている新作たちを変に毛嫌いしていてももったいない。どうにか今からでもファンタジー力を高められないか思案投げ首といったところではありますね…( ¯-¯ )。

ところで、昨日1月21日は当方も昔やりこんだこのゲームの発売30周年だったそうです(._.)

主人公マルス君は言わずと知れた人気キャラで令和の今でも最新ゲームで3Dイケメンとなって縦横無尽に大活躍中である。任天堂ではマリオ、リンクに次ぐ有名どころになってます。

でもファミコン時代から彼を見てきた当方は、やっぱりちょっとタレ目の弱気なマルスの方が愛着がありますね( ˇωˇ )。

…ではお粗末さまでした(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ