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新感覚のカオス「エブエブ」を見て来た。

遅ればせながら…

「エブエブ」

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

見てきました!

英語がわかる人でないと笑えないようなネタがあるとか、下品、
意味が分からないといった感想もちらりほらりと見たので
私には難しいのかな~って思っていたこともあり保留にしてたんだけど

春休みで子供たちとずっと一緒にいて、うんざりだったし、
昨日はちょっと嫌なこともあったので気分転換したいな~
って思った時、ふと、「エブエブ」のことを思い出しました。
その二時間後私は映画館にいました。

いきなり結論ですが、すごく面白かったです。
映画のポスターに「ようこそ、最先端のカオスへ」って書いてあったけど、ま~さ~に~その通り!カオスで奇想天外ではちゃめちゃ。

最初はなにがなんだかさっぱりわからないんだけど、だんだんつながってゆくわけで…

映画を見ている時の自分の頭の中が面白かった。

考えながら見る映画でもなく、
こころで感じながら見てるわけでもない
「脳みそ」で見ている感じ!

これ、新感覚。

わたくしの脳みそから、
映画の中の宇宙とか、
未来とか、
過去とか、
繋がってゆくのです。

頭の中のスペース…宇宙空間もぐーーーーんと広がります。

そういう不思議な感覚だけじゃなくて、
結局最後はちゃ~~んと心にくる
じーーーーんとしちゃうわけで。

わたしの感想では、何が何だかわかんないと思いますが、
わかんないなりにストーリーはあって
カオスの海を泳ぎ切ったとき、それがどういうことかわかります。

物語の独特なテンポとくるくるかわる映像が面白い
サイケデリック

出演者がほとんどアジア人ていうのも親近感が湧きました。

こういう、一昔前だったら知る人ぞ知るみたいな不思議な映画が
アカデミー賞受賞ってなんだかうれしい。

でもレビューを見ると、けっこう酷評が多い。私には面白かったけど、
うん、わからない、という意見もよくわかる…

おそらく何年か前の私だったら、この映画のテンションについていけなかったと思うけど

年を重ねて…(おばちゃんになって)よかったことは、
こういう映画はこれでいいんじゃない?って
理解力がついたことと心が広くなったことだと思う…







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