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「愛する事と愛される事」

「愛する事と愛される事」


愛する事と愛される事は魂の在り様が全く違う。

愛する事は一方通行であり、愛される事は相手に対して繊細な心配りが必要となる。

例えば、信仰は一方的である。
しかし。人間の場合は相手が生きた個人であるという事。

単なる好き嫌いならば状況や環境の変化等で季節の推移のように様変わりする。

愛する、される度合いにもよるがどちらの苦悩が深いかと言えば「愛される」方が苦悩は深く強い。

愛される方の迂闊な言動は相手を深く傷つける。

愛する方は一方通行であるゆえに相手がどのように思っているかなどはどうでも良いのである。

一般的には愛されたいと想う人物は多いと思われる。

だが、真剣にこの問題を考える人物であれば「愛される」事の苦痛、苦悩を理解出来るであろう。

よく「愛憎紙一重」といわれているが、これは単に見返りを欲するからで、真の愛とは言わない。

単なる自己中心的な主観的感情にすぎない。
「嫉妬」も然り。

無償の愛は見返りを求めない。ただ、己自身の感情を制御できなければ不可能に近い。

この問題は今後も続く、人類の永遠のテーマでもある。

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