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ラテンとギャル

ひさびさの投稿。
この前AmazonプライムでIn the heightsを観た。ずっと観たいと思ってたやつ。
ざっくり言うと、マンハッタンにあるラテン系・ヒスパニック系の人たちが集まって暮らすワシントンハイツという街の人々の話を、陽気だったり悲哀に満ちていたりするラテンミュージックやラップにのせて歌うミュージカル映画だった。
ラテン系LALALANDみたいな雰囲気。

ストーリーはところどころ「ん?」と思うところもあるんだけど、そんなことより劇中の音楽が、ラテン系の音楽もヒップホップも好きな私には刺さった。

カルディで流れている感じのカリブ海まわりのノリの良い明るい歌も好きだし、その中に自然に入っているラップもすごく良くて、観て以来、通勤中にサントラを繰り返し聞いている。

学生の頃は第二外国語としてスペイン語を習っていたことがあって、この映画でところどころ出てくるのを聞いていたら(セリフは基本英語)またスペイン語を勉強したい気分になった。
スペイン語のあたたかくてちょっとエキゾチックで気だるげな雰囲気が好き。巻き舌はずっと課題だけど。

そして、劇中にはみんなどこか生きづらさを抱えた人しか出てこない。それでも明るい歌を歌って仲間や家族を大切にして…っていうところがまさにラテン系の人たちだなぁって思った。
ワイスピとかにもそういうラテン系ファミリーの絆みたいなの出てくるよね。

よく、心の中に1人ギャルがいると精神衛生上いいとか言うけど、ギャルマインドとこのラテンマインドは近いような気がしている。心の中に1人くらいラテン系の人がいてもいいかもしれないね。

Paciencia y fe!

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