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他人軸から自分軸へ⑰〜ママが幸せならいい〜

元小学校教員、4児母のうみです。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。

で自分の教員を辞めたい気持ちに
気がつきつつも
育休を取っているんだから1年は復帰をしなければ
という思いはありました。

行動に移せるかどうかは別としても
「教員を辞めたい」
その気持ちに自分が寄り添える
ようになったことは
以前の私にとっては大きなことだと思います。

でも、自分のことや家族のことを考えた時に
「教員をもう1年続ける必要が
 あるのだろうか?」

ということを私は自分に問いました。

復帰をするとなると・・・
職業上4月復帰は必須。
職場まで片道1時間以上かかる。
拘束時間9時間。
在宅勤務はなし。

職場の上司からはフルタイムの担任で採用しているのだから
時短は認められないと言われている。
朝6時頃に家を出るため、
子どもたちに朝会えないまま家を出る日も多く
夫が下2人を保育園に送り
上2人は自分たちで鍵をしめて登校する。
そんな生活を私は送りたいんだろうか。

年長の長男の卒園式と
小6の長女の卒業式
落ち着いて楽しめるんだろうか…。

退職をするとなると・・・
年度ごとの採用になるのため
3月末で退職。
退職前の有休消化などできない。
そのため
子どもの保育園の関係上、
4月中には開業していなければならない。

色々な条件が頭をめぐったし
復帰した方が安定収入も得られる。

でも、

「教員をもう1年続けたいの?」

と質問をかえると

「続けたくない」

でした。

「もう充分頑張った自分を認めてあげていい」

自分で自分が今まで頑張ってきたことを
自分で認めることができるようになった
のは私にとってはすごいことです。

15年間続けられたんだし、
教員の仕事の楽しさややりがいもある。

でも、
自分の本音は
・復帰せずに辞められるなら辞めたい
・通勤に1時間以上かけたくない
・1日の中で家族全員がそろう貴重な朝時間を大事にしたい
・子どもの入学式や卒業式に心置きなく出たい
・自分が毎日マスクをして長時間過ごしたくない
・毎日マスク姿の子どもたちに向かって授業をしたくない
・歌う時ですらマスクをしている子どもたちを見ているのもつらい
・時間を気にせず子どもに必要な時に病院に連れていける状態でありたい
・子どもが学校に行きたくない日や疲れている時は休んでいいよって言える自分でいたい
・長男と次男は同じ保育園に入れたい

また元の職場に戻ったらもう
自分の気持ちに寄り添える自分ではなく、
また元の自分の気持ちに寄り添えない自分に
戻ってしまうのではないかという恐怖

本当はマスクしたくないのに我慢してつけれるから、
マスクをきちんとつけられない子どもたちにもイライラしてしまいそうとか
小さいことも含めて
自分が頑張って先生やっている以上
頑張れない子を
まるごと受け止められる自分にはなれないんじゃないか・・・
そんな思いもありました。
(教員時代に抱えていた様々な葛藤は別の記事に書く予定です)

もちろん
夫や家族とも何度も話しました。

そこで
長女から出た一言が最後の決め手でした。

「ママが幸せならどっちでもいいんじゃない?」


その一言で
ママがやりたいことをやって
自分の人生を生きている方が
子どもも幸せなのだと
教員として多くの親子を見てきて
気づいていたのに
自分がそれをできていない
という葛藤もあったのだ

とあたらためて感じることができました。

子どもの方が本質をわかっているし、
大人になればなるほど
世間体とか
周りの目とか
気にして
自分の本当の気持ちや
自分の心から望んでいることに
気がつけなくなってしまっているんだ

と改めて感じました。

⑱につづく

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