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里帰り出産(出産前)~家庭づくり⑦~

”家にいるのがしんどい”
”できるだけ家にいる時間を少なくしたい”
そう思いながら実家で過ごしていた私が
パートナーと出会い
新しい家庭をどのように築いていったのか
振り返っています。

まだお読みになっていない方は、
家庭づくり①はこちらから

10月の出産予定だったため
9月から産休に入ることになりました。
本当は年度の区切りがよかったのですが、
結果的には、
妊娠後期は子どもたちのいない夏休み
2学期の初めから産休代替の先生に
担任をお願いできて、
体への負担は少なくてよかったと
思っています。

早く結婚してでも
出たかった実家。

でも、
生まれ育った家の価値観って
私にとっては当たり前に
なってしまっていて、
”里帰りするのが当たり前”
と思ってしまっていました。

義母が他界していたこともあり、
頼るのは実家しかない
くらいに思っていました。

結婚してからも
週に1回とか
仕事で忙しくても隔週とかで
実家に夫婦で行っていたので、
(行くのが当たり前だと思っていた)
まさかこんなに里帰り出産がつらいなんて
想像ができなかったんです。

心配なのはわかりますが、
妊婦検診以外での外出は
外出先や帰宅予定時間を
いちいち伝えなきゃいけなければならいのが
私にとっては負担でした。

そのわりに、
母が行きたいところや
私たちを連れていきたいところには
”どうせ暇なんでしょ?”
という雰囲気で、
急に連れ出されることも多かったように思います。

その1つが、
実家から徒歩2分もかからない
新築マンションのモデルルームでした。

近所の公園に散歩に行く
くらいの勢いで連れ出され、
気がついたら数時間後には
マンション購入の抽選会に
参加することになっていました。
そして
全く考えていなかったマンションの購入を
臨月ですることになりました。

そうやって、
私は今まで母に流されて
自分の人生の大事な決断を
ちゃんと自分でしてこなかったんだなぁ
と今は感じています。

正しくは
日常の小さな選択を自分でしてこなかったから
大小関わらず自分のことも自分で選択
できなくなってしまっていた
という感じだったのかもしれません。

当時は、母に流されていることにも
気づいていませんでした。

出産予定日を1週間切り、
いつ生まれてもおかしくない
そんなある日、
週2~3回義父の様子や
家のことを手伝うために通っていた夫から
実家の固定電話に電話があり、
嫌な予感がしました。

母が取った電話では
・実家に行ったら父が倒れていた
・いつ帰れるかわからない
・私には心配をかけたくないから伝えないで欲しい
と話していましたが、
すぐ近くにいたので、
おおむね電話の内容は理解してしまっていました。

第1子妊娠中に、
私にとっては義母と義父が
夫にとっては実母と実父が
他界しました。

元自衛官だった義父
結婚前の式場選びの時に、
 ”参加者の顔を思い浮かべながら、
 その会場でやることでの
 メリットとデメリットを
 書き出して、検討しなさい"
とか
式や2次会の参加者を考える時には、
  ”子どもがいる人を招待する時には、
 子どもの預け先とか考えたり
 調整した上で来てくれること、
 参加してくれている間の、
 その方のお子さんへも気持ちを寄せること”
とか
話してくれたことが、
今でも私の意思決定や人生の中で
生きているなぁと感じています。

産院も義父から教えてもらったように
メリットとデメリットを書き出す
ということを20産院くらいしていたのですが、
結局、母の
「総合病院にしなさい」
その一言で候補に挙げていた
夫が産まれた総合病院(実家から30分ほど)
に決めました。

~家庭づくり⑧~に続く


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