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【ワイルド離乳食日記】1-5日目

 独断と偏見で離乳食、補完食、BLWのいいとこ取りをしたワイルド離乳食。今回の記事では1-5日目の様子をお伝えします。エン様(赤ちゃんのあだ名)の成長を一緒に見守っていただけると嬉しいです♡

 ワイルド離乳食については前回の記事をご参照ください。

●1日目

 生後5ヶ月初日にスタート。離乳食を始める目安の発達項目はクリア済み。 
 朝はいつも7:00にミルク。その後、大人の朝食を準備すると同時にエン様の朝食準備。

1日目 朝食

・お粥
 炊飯器の全粥モードで5倍粥を炊き、少し加水してスプーンの裏で潰す。雰囲気的に7倍粥くらい。粒感はそれなりに残ってる。
・人参
 沸騰5分茹で。箸でつまむと型がつくが、箸では切れない硬さ。
・干し芋
 個包装の便利そうなやつを購入。中国産。

 お粥1口目と2口目はでろ〜っと出てしまう。しかし3口目でコツを習得し、お粥を自分の口で取り込み、ごっくん。少し身体を後ろに傾けて流し込んでるように見えた。

スプーンに乗せる量はこれくらい。
※別日撮影

 スプーンは離乳食にピッタリと聞いたサーティワンアイスクリームのもの。これがとても使いやすくてヘビロテ決定。
 ひと匙に乗せる量は3分の1くらいと聞いていたので、写真のような感じ。
 その後、4口目も上手に食べた。初回から多く食べさせるつもりもなかったので、お粥はこれでおしまい。

 次は干し芋。速攻かじる。あむあむあむあむあむ。

髪も離乳食もワイルド。

 ヒヤリハット。なんと干し芋、噛みちぎった! さすがに無理と思ったのに、あむあむしてるうちに柔らかくなって噛みちぎれたみたい。

 BLWを始める前は窒息の予防や対処法の予習が必須。こういう時は親が慌ててはいけないと知っていたので、笑顔で「噛みちぎれたね。出せるかな?」と声をかける。すると少しずつ口から出した。残骸を見ると2cmくらいあって、初回から肝を冷やした。
 でもこうやって口の感覚を鍛えて、飲み込めるもの・飲み込めないものを判断できるようになるんだよね。今後も背部叩打法とか腹部突き上げ法とか、使わずに済みますように。

 早速ヒヤリハットだったので、人参は渡さず昼食時に再チャレンジ。


 次は11:30にミルク。その後、私の昼食を準備すると同時にエン様の昼食も準備。朝と同じメニューで、人参を渡す。
 人参を渡すと、すぐ口に運んだ。もぐもぐしてると、中心部と周辺部の境目で裂けた。そして握りつぶされた。硬さ加減が難しい。

左の細長いのが裂けた人参。真ん中の幅の広いのが握りつぶされた人参。


●2日目

 昨日同様、大人と一緒に朝食。
・お粥
・裏ごしブロッコリー
 パルシステムのもの。
・人参
 沸騰3分茹で。昨日より固くしてみた。

早速お粥に手を突っ込み取り上げられるエン様。

 洗礼を浴びた。笑 お粥に興味津々なのはいいことです。スプーンであげると、身体を倒さなくても飲み込めるようになった。上達が早い。
 ブロッコリーを試食すると苦味やえぐみがあったものの、エン様は気にならないようでお粥と同じように食べる。お粥よりゆるくて少し食べにくそうで、口から垂れる。

 人参、今度は固すぎてツルツル滑ってうまく掴めない。茹で加減が難しい……。
 ちなみに平たい形にしているのは、赤ちゃんが噛みちぎりにくく誤嚥しにくいらしいから。

 昼食は朝と具材をチェンジ。
・お粥
・裏ごし人参
 パルシステムのもの
・ブロッコリー

シリコンビブは腕の動きが制限されるとわかり、ペラペラのお食事エプロンに変更。
ブロッコリー研究、スタート。

 裏ごし人参は予想通りするする食べる。大人が食べても美味しかった。
 そしてブロッコリー。まず食べやすい茎の方を食べ、しばらくしたら花の方にチェンジ。これからブロッコリー研究の日々が始まる。

●3日目

 朝食は昨日と同じような感じなので割愛。お昼過ぎに出かける予定があったので、昼食は干し芋をあむあむするのみ。
 干し芋は国産のものにチェンジ。値段が中国産の約5倍! 初日に使った中国産のものは、大人が味見すると、うーん……美味しくはないな、という代物だったので(それをエン様にあげるなよというツッコミは置いておいて)5倍の値段のものを買ってみると、さすがにこちらは美味しい。

左が中国産、右が国産。さすがに大きすぎるのでハサミで縦半分に切って渡す。


 エン様は昨日のブロッコリー同様、干し芋の研究を始めた。2,3回あむあむして、出して、見て、またあむあむして、出して、見て、を繰り返す。

●4日目

 朝食を3人で食べる。
・お粥
・自家製ブレンダー人参
 週末に人参を細かめの乱切りにし、レンチンで加熱し、ブレンダーし、冷凍。使う際はレンチンで解凍して少し水か野菜出汁で伸ばす。
・ブロッコリー

 自家製ブレンダー人参を味見すると、パルシステムの裏ごし人参の方がかなり美味しい。でもエン様は気にせず食べてくれた。この粗さでも全然問題なく飲み込む。

 再度ブロッコリー研究。今日は大人が渡さなくても自分でテーブルから掴んだ! 研究は昨日よりエスカレートし、ずっとあむあむして、出して、見て、またあむあむして、出して、見て、を繰り返している。夫はブロッコリー嫌いなので「ぼく食べれるよ」と見せつける。
 昨日までは研究しても野菜自体をかみ切って飲み込んでる感じはなかったけど、今日は研究しているうちにどんどん花の方が食べられてゆき、残骸は貧弱な感じになっていた。食後にガーゼで歯磨きしても口の中に何も残っていなかったので、花を噛みちぎって飲み込んだらしい。おそるべし。

 昼食。
・お粥
・裏ごしコーン
 パルシステムのもの
・人参

 夫が仕事の合間を抜けて書斎から出てきた。私が自分の昼食を準備している間に「あげとくわー」と。

あれ?

 驚くことに、私が食卓に着くころにはコーンを完食していた。甘くて美味しいからな。
 
 これまで完食させることを意識しておらず適当にあげていたのだけど、野菜の塊を渡すと研究モードに入り、お粥と裏ごし野菜は眼中から消えるので半分も食べていなかった。先にお粥と裏ごし野菜をあげた方がいいと気づいたので次から改善しよう。


 しかししょっぱなからこんなに食べて大丈夫なのか。離乳食の本には4日目ならお粥のみ小さじ3程度と書いてある。
 グーグル先生曰く、胃腸の負担になっていなければokとのこと。今のところ快便、ごきげん、体調良好なので、しばらく同じような量で様子見することにする。

●5日目

 今日も3人で朝食。メニューは同じような感じなので割愛するが、今日もよく食べる。
 夫が離乳食をあげているときに私が近くにいると、私の方を見てしまい危ないとわかったので、私は離れてキッチンで食べる。ちょっと寂しいが仕方ない。

 昼食。
・お粥
・自家製ブレンダー人参
・キャベツ

 昨日の反省を活かし、お粥からあげることに。お粥を半分くらい食べてから自家製ブレンダー人参をあげると、お粥の方がおいしいらしく「ゔー、ゔー」と唸り声をあげる。お粥をあげると落ち着いて食べる。

 キャベツはもしゃもしゃするものの、柔らかいのでしなって口に入らなくて早々に飽きてしまった。


●最初の5日の感想

 離乳食始めてよかった。エン様とのふれあい方が、今まで「遊ぶ」しかなく親側も少し飽きてきていたところに、「食べる」が加わった。準備と後片付けを含めると朝昼それぞれ1時間以上かかるので、だいぶ時間を潰せる。今は食事が遊びだからエン様も楽しそう。
 
 今くらいの量なら準備は全然苦にならない。また、今の散らかし具合なら私は耐えられる。

5日目、あまり食べてくれなかったブレンダー人参だが触りたくて仕方がない。

 準備や片付けがしんどい人もいると思うので万人に勧めるわけではないけど、私の場合は結構楽しい。

 ということで、ワイルド離乳食ライフはこれからも続きます。いちいちnoteに書き残す予定はないものの、また気付きがあったら記事を書きたいと思います。


 この記事がおもしろかったよという方、一緒にエン様の成長を見守るよという優しい方は♡押していってくださると嬉しいです! 最後までお読みいただきありがとうございました。

≪終わり≫

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