見出し画像

フリーランスデザイナー/グラフィックデザイナーが営業なしで最初の案件を獲得する方法【経験談】

こんにちは。デザイン好きのTsubasaです。
1年以上ぶりの投稿なってしまいました…(笑)
なので「皆さんの役に立てるような記事を今回はッ!」と思い案件獲得について書いていこうと思います。
さて、今回の記事ですが、これまでは「Webデザイナーとは」から始まり、「職業体験」の話、「就活」の話、「ポートフォリオ」の話などデザイナーになる過程の話をしていました。
本日は一歩深く進み、「せっかくある程度の技術を手に入れたのに、案件が得られない」という悩みを持つデザイナーの皆さまに向けた内容となっております。

簡単な経歴紹介

本題に入る前に、はじめての方も多くいらっしゃると思うので、
簡単に私の経歴を紹介させて頂きます。

4年制大学を卒業後、新卒で入った企業を1年半で退職→職業訓練校でWebデザインを学ぶ→未経験からWebデザイナーになる為、ポートフォリオを作りながら、転職活動開始→インハウスデザイナーとして入社できる→現在はフリーランスのデザイナーとして活動中(HP2つ運営、ロゴデザイン制作、名刺制作など)

今から約2年前の夏に書いた👇こちらの記事でも挙げたように、
個人の力で生活していけるようになりたい
という夢の元、2022年の12月遂にフリーランスのデザイナーになりました。
まだフリーランスになって1年も経っていないこともあり、収入は会社員時代よりも少なくなりましたが、本当にしたい事を仕事としてやっている満足感、充実感は遥かに上です。

どのようにフリーランスのデザイナーになったのかという詳細ものちのち話していきたのですが、それはまた別の機会にさせて頂きます。
ただ、初案件を獲得するために本当にいろいろなことをしました。
やって効果が得られなかったものもありました。
そのような体験談も含めて、私が思う案件獲得方法をご紹介させて頂きます。

フリーランスデザイナー/グラフィックデザイナーが最初の案件を営業なしで獲る方法

1.自分のホームページを制作する

まずは自分のホームページをつくることが一番重要です。
正直ホームページだけ作っておけば良い、といえば大げさですが、
本当にそれくらい大切です。
集客もホームページから始まりますし、デザイナーの顔となります。

私は職業訓練校卒業する少し前からホームページ制作に取り組み、約3ヶ月自分のサイトをつくることに尽力しました。
その後も月に数回程修正を加えたり、デザインの変更を行っています。
最初は、ノートにデザインカンプをつくり大体のイメージを作りました。
ページ数や画像の挿入する場所などもノートにまとめました。
その後、コーディングを始めながら試行錯誤し最終的に自分の目的に合ったホームページになるよう微調整をしていきました。

ホームページ制作にあたり大切なのは、参考にするWEBサイトを見つけることだと思います。
実際にそのホームページで集客している方々を少なくとも5つは参考に見て、どこにどんなコンテンツを配置しているか、スマホとPCでの表示方の違い、使用されている画像サイズなど細かく見て分析します。
ちなみにChromeならF12キー(Windowsの場合)を押せば、デベロッパーツールが開き、レスポンシブデザイン一覧がずらりと見れます。

ホームページは自分の目的に合わせ、自分の目指したいデザインになるようコーディングを繰り返していけば時間はかかっても閲覧者にも伝わりやすさが高いサイトになります。
その為にもまずは、ホームページでどんな層を集客したいか、どんな仕事を獲りたいのかを明確にしましょう。
私が最初に案件を獲得したのはホームページからでした。
今インターネットから簡単に注文や依頼ができるため、営業よりはホームページに尽力した方が得策だと個人的には思います。

2.”制作事例”を作る

2つ目は仮の"制作事例"を作ること、そしてそのホームページに載せることです。
案件が0の状態では制作事例が載せれず、せっかくホームページを見に来てくれた方に自分のデザインが伝わりません。その場合、仮の”制作事例”を作り、ホームページに載せることをオススメします。
私の場合、「保育園のロゴ」「カフェのロゴ」などを自分の中で依頼が来たことを想像して制作し、名刺デザインやwebデザインなど合わせて15個ほどホームページに載せました。
保育園のロゴの場合、「●●市にある自然に触れて遊ぶことを重視している保育園」などコンセプトも細かく決めました。細かく決める事で、デザインが浮かびやすく、実際の依頼を制作する際の練習にもなります。
ただ、架空の会社のロゴの為、HPのロゴの説明欄には「保育園のロゴ」とだけしか書きませんでした。勝手に名前を作ってその会社がもし実在していたら大変なことなので、その点は注意しましょう。

自分の作ったWEBサイトや名刺などでも”制作事例”として載せることができます。
こちらで紹介した私が転職の際使用したポートフォリオにもあった、「牧場のwebサイト(仮)」も制作事例として載せていました。https://note.com/umi_tsubasa3/n/ned33c0c508d2

依頼をくれるお客様は「●●さんのデザインが好きです」「このようなデザインでお願いしたいです」など最初のお問い合わせ時に言ってくれる方がたまにいます。制作事例はHP中でとても大切なコンテンツだと思います。
”実績”がなくても全く大丈夫です。私もそうでした。
まずは”制作事例”として皆さんが作ったデザインを載せることで集客へ繋げましょう。

3.SNSの活用

SNS、主にInstagramを見て依頼をくれるお客様も今まで数人いました。
Instagramでは先ほど述べた、仮の制作事例を載せています。また個人的に好きな店、その地域の情報などを発信しているアカウントをフォローすることで繋がりができ、フォローしてくれる方もいました。
「フォロバ100%」みたいな感じでは全くやっておらず、フォローされても基本は返してないです。
投稿もそんなにマメではないですが、もしフォローされなくても「ここの地域にこんなデザイン事務所があるよ~」みたいな感じで知名度と安心感を与えられる場所になれば良いなと思ってやっています。
やはりフリーランスは大手企業とかではないので、依頼する方も最初は不安の方も多いかと思います。その為SNSでちゃんとした事務所だという意思表示になるよう、綺麗なデザイン写真をアップしたり概要欄に事務所の紹介を軽く載せるなどしています。

やって効果がなかったものと後悔

1.チラシ配り

すごい古典的など思われるかもしれませんが、"チラシ配りも"集客のためやっていました。自分の住んでいるエリア周辺のみですがやりました。
100枚以上配ったのですが、今のところチラシから依頼に来たお客様はゼロ人です。笑
もっと配っていたら、もしかしたら依頼が来たからもしれませんが、労力のわりに全然集客できなかったのであまりお勧めはしません。
その間に投稿したSNSを見たお客様からの依頼はすぐ来たので、効率的にも
今の時代はSNS>チラシが有効だと感じました。
これが飲食店などだったら違ってくると思うのですが…。あくまでも個人的な経験からですが、チラシよりSNSですね。

2.軸のブレ

最初はとにかく案件が欲しくて「ロゴも依頼が欲しい」「ホームページ制作の依頼も欲しい」「名刺作成依頼も欲しい」「中小企業からの依頼も欲しい」「大企業からの依頼も欲しい」などと、とにかく各キーワードをHP内に組み込みました。
多少統一感は整えたものの、今思えば軸がブレブレだったなと反省しています。
「どこの地域に向けた」「何のデザイン」「どんな人にオススメか」
など軸を統一してHPのキーワードに組み込むことで、狙ったターゲット層からの依頼が来やすくなりました。
軸を定めることで、「ここのターゲット層でこのデザインなら●●円だなぁ..」っと自ずと価格もわかってきます。

ここまで読んで頂きありがとうございます。
以上が私の経験談を含めた「案件獲得方法」でした。
少しでもデザイナーの方、目指している方の役に立てる記事になっていることを願って、また次の記事でお会いしましょう。😉🙏


「イラスト旅館にて」無料でシンプルで可愛いイラスト素材を配布しています。👇是非一度覗いて見て下さい。😊


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?