2020-12-20

多くは4年前のシンフォニックコンサートを踏襲しながらも、「コロナ禍のために還暦祝い&35周年ができなかった千住明さんのコーナーを」と代表作2曲を演奏する時間を作った大貫妙子さん。千住さんは芸大の先輩、坂本龍一さんから紹介されて大貫さんの「アフリカ動物パズル」で初めて世間に名前が出たのですよね。それにしても、大河「風林火山」メインテーマが聴けるとは！

NY帰りの教授が参加した2曲、教授と大貫さんの夫婦漫才的MCなどと合わせて、心が浄化された2時間。

なお、この日も会場はキャパ50%、検温・消毒・換気休憩あり。感染症対策、ゆったりと落ち着いてみられる等、観客にとってありがたいことではありますが、このように声を出すでもなく、立ち上がるわけでもない静かなコンサートでもここまで徹底しなければならないという現状を見るに、大貫さんや運営側のお気持ちを考えると胸が詰まる思いにもなりました。

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大貫妙子 Symphonic Concert 2020
(20 Dec 2020 / 昭和女子大学人見記念講堂)

1st Set
1. Overture:
夏に恋する女たち～突然の贈りもの～黒のクレール～風の道～ピーターラビットとわたし
2. 幻惑
3. 夏に恋する女たち
4. RAIN
5. 光のカーニバル
6. RENDEZ-VOUS
7. グランプリ

2nd Set
8. 「風林火山」メインテーマ
9. 「砂の器」よりピアノ協奏曲「宿命」第一楽章(抜粋バージョン)
10. 黒のクレール
11. TANGO
12. 空へ
13. ベジタブル
14. Shall we dance?

encore
15. ピーターラビットとわたし
16. 色彩都市

Vocal: 大貫 妙子
指揮・編曲: 千住 明
編曲: 網守 将平
Orchestra： Grand Philharmonic TOKYO
Guitar, Chorus: 小倉 博和
Bass: 鈴木 正人
Drums: 林 立夫
Piano: フェビアン・レザ・パネ
Piano: 及川 礼章 (M9)
Piano: 坂本 龍一 (M11, M16)