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もっと超越した言葉を。#132

結婚or出産orDEADに疲れてたんだ

「もっと超越した所へ。」見てきました‼︎ せっかくなので、ネタバレなしで感じたことを話そうと思う。

まず、終わった瞬間に流れるaikoで「カーーーーーーッ‼︎ aikoしかありえませんわ‼︎」ってなる。いつもどんなときでも会いにいくし飛んでいくよね。ありがとうaiko! 〜fin〜

ってくらい最後にaikoが流れるのがすべてすぎて、面白かった。マジで変な映画でしたw(怜人aka菊池風磨の顔が良い‼︎かわいい‼︎)

金銭的によりかかってきたり、自己中だったり、束縛してきたり……とにかくダメな男たちと、同じく恋愛や生活に対してちょっと奔放でおバカな女の子たち(女の子たち側をどう判断するかは議論がある気もして、みんなの意見も聞きたい!笑)の恋愛ものなんだけど、なんでこんなにも爽快なんだろ?と考えて、最近アラサー女の人生の決断系のコンテンツ(結婚or出産orDEAD)に触れすぎてたからか!とおもった(※あと声でかい人好きなので、最後の展開も楽しかった)w

寂しさとかさ、どうも胸を張って説明できないことがふたりが寄り添う理由ってこともあるし、なんかそれを脳直に感じてよかった。

こんなステレオタイプの男…いねーだろ⁉︎なシーンもあるけど……それも周りの言語化できすぎガールズたちに私が慣れすぎてしまっているだけで、借りてきた言葉を使う人って結構多いのではとも感じた映画でした。

言葉を尽くして初めて自分がわかる

誰もがきちんと言葉を使えているのか?の問題意識から、これを読んでる。環境要因で言葉を失ってしまっている子どもたち切ない……。言葉を使うことで初めて、自分の状況や感情を理解し、周囲にも説明できるようになるわけで。それらを持たないこと、もしくはそれらが貧困であることが、人生そのものを狂わせてしまうこともある。

たとえば「Xね!」を悪い意味だと理解し、最上級に傷つけてやろうと発しているのならまだしも、今起こっているのは「自分はこういう性格だから、このようにされたのがとても嫌で……」と説明する言葉を持たない子が、仕方なく、強そうな言葉を相手にぶつけてしまうこと。言葉は行動に直結するから、こんがらがった言葉に行動が伴ってしまうとか。

言葉を持たない理由はいろいろあるのだけど、ひとつにコミュニケーションや話し合いの成功体験がないことがあげられていて切なかった。「言っても無駄」な環境は子どもから言葉を奪うわけだ。

誰にでも、どこでも、いつでも、と本音を綴る必要はまったくないのだけれど、その訓練をしておかないといざ伝えたいことが伝わらないのだよね。子どもだけじゃなくて大人もだよな。お仕事してても最近思うの巻……。

自分が言いたいことをテキストはもちろん、口頭でも良いからちゃんと表現できてるかには常に立ち戻りたいし、もっと書を読み、人と話、豊かな言葉の使い手でありたいなと思ったワ。

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