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世界一周 31-32日目🇺🇸 サンフランシスコ観光

アルカトラズ島へ向かう。
船は港を離れた。

強い海流に揺れる船からは港町が見渡せる。
遠くに大きな橋が見えた。

しばらくすると小さな島にたどり着いた。
海鳥が空を飛んでいた。

アルカトラズ島。
かつて監獄だった島だ。

坂を登って建物へと向かう。

入り口
ルールを破れば牢獄に。牢獄のルールを破ればアルカトラズに。

きっと「ルールは破るためにある!」とのたまうソシャゲ主人公はそのうちアルカトラズに収監される……

音声ガイド付きなのだが、これが中々面白く、当時の様子が浮かび上がってくる。

ワンルーム 3食付き

手錠のサンプルもあるから一人逮捕ごっこもできる。

船に乗ってシャバに戻る。

とり

港からギラデリスクエアへ歩く。

途中で買ったホットドック
ギラデリスクエア

ばら撒き用のお土産がいっぱいある。
ふふふ。大人買いじゃぁ!!!

コンパクトながら店がたくさん

ホテルに荷物を置きに行き、駅へ向かう。
どの列車に乗れば良いかわからなかったので、近くのお姉さんに聞く。

「マウンテンデューに行くにはどの列車に乗れば良い?」

「南に行くやつなんでも。サンノゼに行くやつならマウンテンビュー通るから、あと30分くらいでくるね」

「ありがと」

後で気がついたんだが。
節子、それ炭酸飲料や。

カルトレインでシリコンバレーへ。

めっちゃ揺れる。
1時間ほどで到着。
そこからuberでgoogleへ。

でかい!!

カフェでヌーグラーとかいう謎のドリンクを飲み、ショップを見物する。

あんまり良いグッツがなかったのでアップルに行くことにする。

「このマグカップ日本製なの!?」
「せやねん。日本の南部にめっちゃ良いメーカーがあるねん」
「そう……」

日本製のグッツの存在が面白すぎたので買って帰ることにする。

……帰るぜよ。

近くの店で餃子と唐揚げカレーを食べつつホテルに戻った。

美味い!!!!

これはホテルからPier33(アルカトラズに行く船が出る港)への道中、ウクライナ難民のuber運転手にチップをちょっと多めに渡したらプレゼントに貰ったマグカップ。娘のお手製らしい。
朝からうみしの情緒はぐちょぐちょになった。

32日目。
行くあてもなくふらふら歩く。
チャイナタウンが見えてきた。

ご飯を求めてふらふら歩く。
するとたくさんお土産屋があった。

ブラウジングしているだけでも楽しいので、ふらふら入ってみる。
すると見つけてしまった……

シンギングボウル、その底面に5人にブッタ……

ファイブブッタ!!! ファイブブッタじゃないか!!!
久しぶりだな!!! インド以来じゃないか!!!

どうやらこの旅はブッタに始まりブッタに終わるらしい。

……帰ったら断捨離しよ。

ケーブルカーが走っていたので乗り込んでみる。

たのしい。
昨日行った港の近くに来た。

レトロゲームがいっぱいある博物館(実際に遊べる)があったので入ってみる。

これあれや!!! バイオショック・インフィニットに出てきた覗き込むやつや!!!
実際に覗いて25セント硬貨を入れてみると、パラパラ漫画みたいな写真集が流れた。

テンションが上がる。
おててのエッチさを測るゲームをやってみる。

結果が表示される……
どきどき。

「エッチだ(Hot stuff)」

楽しい!!!
一通り遊んで外に出た。

すると潜水艦が止まっていた。

2次大戦期の現存する潜水艦を初めて見たのでテンションが爆上がりする。
しかも中に入れる……だと!?!?
30ドルという価格設定にちょっとだけ悩んで、まあ次、太平洋戦争時の潜水艦に乗れるのいつになるか分からないしな、と自分を納得させてチケットを買った。

甲板。

揺れてる! 揺れてる! すごい!!!
ただ米国の潜水艦の上ですごいすごいと繰り返す変な日本人が生まれた。
こんなに潜水艦でテンションが上がる原因の8割くらいは「蒼き鋼のアルペジオ」のせい。

艦後部から中に入るらしい。

魚雷発射管だ!!!

エンジン室だ!!!

食堂だ!!!

艦橋だ!!!

トイレだ!!!

魚雷発射管(前部)だ!!!

外に出た!!

酔った!!!!!!
波で常に船体がロールしてるんだよね……
やる気ない洗濯機の中にいるみたいな感じだった。

満足したので降りる。
街をぶらぶら歩いてまたケーブルカーに乗る。

ケーブルカーは街をぐんぐん進んでいく。

ちょっとメカニズムに興味が出てきたので、ケーブルカー博物館を目指して降りる。

博物館の中では巨大な車輪がケーブルを動かしていた。

良い……
この無駄じゃないけど無駄にでかいアナログの感じが20世紀初頭って感じがしてとても良い。
かすかに産業革命のなごりを含んでいる。

てか街サイズに一本のケーブルを走らせるって結構クレイジーに見えるんだけど、すごいね。
それを言ったら地下鉄とかもっとクレイジーか……?
なんか人間なんでもできるような気がするよ。

近代美術館を経由して、タクシーでゴールデンゲートブリッジへ。

日が暮れ始めていた。

海を見にきた。西に沈むから。

色々あったけど、ついにこの旅が終わるんだね。

この先に、日本があるんだ。
帰ろうか。

橋を去った。

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