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【入浴方法の違いと自律神経】

Umito / カラダ・コンサルティングの山本健太です!理学療法士の資格を持って地域で予防の活動に取り組んでいます!

・睡眠について最低限知っておいてほしい情報
・睡眠習慣を見直す情報 を発信します!

前回は、妊活におけるメラトニンの重要性についてお伝えしました。今回は、入浴方法の違いによる自律神経の変化について考えていきます!

副交感神経を高める入浴とは

暑い時期は、浴槽に浸からずシャワーですませるという方も多いかもしれません。しかし、この暑い時期こそ浴槽に浸かって身体を温めてほしいです!日中の冷房や冷たい飲み物によって身体は冷えやすくなっています。身体の各所に留まってしまう老廃物を排泄し、冷えをリセットするために浴槽に浸かって体温をグッとあげてください!

そして、入浴により体温を上げることは睡眠の質の向上につながります。シャワー浴と浴槽浴の2群で自律神経の活動を比較した研究では、浴槽浴群で副交感神経の活動が有意に亢進し、交感神経活動が抑制されたことが報告されています。この結果より、シャワー浴より浴槽に浸かる入浴方法のほうが、睡眠の質高める可能性が考えられます!

就寝時の体温管理も重要

入浴により上昇した体温が下がるときに深部体温も急降下して眠気が催されることとなります。だからといって、体温が下がりすぎるのも問題です。就寝時のエアコン使用が推奨され、涼しい環境で寝ている方が多いと思いますが半袖短パンの服装で布団をしっかりかけずに足を出して寝ていると体温は下がりすぎてしまいます。

朝起きたときに、足のだるさを感じる方は要注意です!布団の中の温度は約32℃くらいになることが推奨されています。ちょっとした体温の変化に睡眠は影響を受け、疲労回復が十分に行われないことがあります。涼しい環境・服装にしているのであれば布団はしっかり掛けて体温を保温することも大切にしてください!

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