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『創作キャラクターができるまで。』ワタクシのメイキング

全くアテにならない絵のメイキングは
たま~にやっていたのですが
むしろ、自信があるのは

「絵よりも設定の練り込みだ!」

ってタイプの創作マンなので
今回は、

『創作キャラクターがどうやって出来るのか』



『キャラクターメイキングのこだわり』

の部分を、noteにまとめてみます🙌

※自分は、①~④、の順に作ってるかもしれない。

①『なんか降ってくる』

ようするに、きっかけです。
降ってくる感じです。
もう、こればっかりは感覚的な感じ。
だいたい、以下のパターンです。

・夢で出会った存在
→ゆめのやくそく、のアレとか。

・ふいにアタマの中に浮かんだ言葉の羅列
→今描いてる絵本が、その言葉の羅列を繋ぎあわせたスクラップみたいなものを、なんとか練り込んで出来た感じです

・寝る前の現実逃避を、人様に見せられるように調整した

→なんかね、昔からめちゃくちゃぶっ飛んだこと考えないと寝付けないんですよね。
人類滅亡の原因を仮説たててシミュレーションしたりとか。しょーもねーんです。マジで。

・既に書いている作品や、これから書く作品・企画・TRPG等で必要になった場合
→動かしやすさ重視で作るので、比較的描いてるキャラクターに多いかも。

『名前は、キーワードを頼りに』

名前考えるのは、正直、かなり苦手です。
とりあえず、なんか、なんでもいいので
『キーワード』が思い浮かべば、OKです。

・馬名
→馬名は多種多様な単語の宝庫なので、かなり参考になります。
リベラ=8000ってキャラクターは、ハギノリベラがきっかけです。
8000は、「人の名字が、電車とかみたいに数字でジャンル分けされていて、機械の名字が単語的な名字だったら面白くない?」って、大学生の頃の自分が決めたらしいです。
何考えてんだって感じですね。気持ち悪い。笑

・地名
→多い。もはやなにもいうまいレベル。
『何々の地名』とか、話毎に分けたりします。
『都道府県ごとの茶葉の産地』にした時は、県庁所在地より茶葉の産地の方に関心がありました。やべーな。

・数字や単語
→例を出すと、『ミメ・ミソカ』ってキャラクターは、最初は『ポンコツ』か『33-30』って仮の名前をつけていたんです。
ちなみに、『ハツワ』の由来は、過去の記事にもある通り、『発話コミュニケーション』。
『キセン・デュウ』は、『輝線』と『雫』から思い付いただけの名前です。

・方言
→直近で、好きな方言が由来のキャラクターが出来ました。
『宇治野 始』は、『うーじゃぱーじゃ』です。広島弁で『あーだこーだ』。
ちなみに、始の先輩の『藤久良 才』は...『ぶちくらすぞ』です。物騒。

③『1番好きな設定補強タイム』

「さて、なんか概念は存在してるけど、これがたどうすんべ。」
って感じになってからが本番。
めちゃくちゃ楽しいんです、設定。

・キャラクターの『立場を決める』
→「創作の中で、どういうことをする存在なのか」から決めてると思います。年齢性別職業とかはその後っす。

・自由に動かす
→立場が決まれば、あとは思い付きで動かしてみて、言動から逆算したレッテルを貼れたら貼るイメージです。
だから、逆に、『寂しがりや』のキャラクターなら、「1人では何も出来ない」「それは何故?」「1人取り残されたから?」「第三者から見たら、寂しがりやのレッテルを貼られそう。」みたいな流れです。
わりと漠然としていても、点と点をうまく繋げられるので、自分でも繋がるとめちゃくちゃ楽しいです。

・引き出しを増やすために旅に出る
→一人旅や単独行動をしていると、世の中のことや周囲の生物や概念を第三者視点で、フレッシュに観察出来るんですよね。
「知らないこと、考えたことも無いことは、想像出来ない。」ってのは、痛感しておりますゆえ。
そのために、必要だなと思った事は、とことん自分の足で経験つんでいくしかねえと思ってます。

④『キャラデザ(誰か代わって)』

しぬほど苦手。
いっつも「誰か代わって欲しい。」って
ボヤきながら考えてます。
だいたいラフを2、3描いて、固めてます。

ほら、魅力ないっしょ?笑

・らしさ、を軸にする。
→レッテルよりも、「どうやったら、そのキャラクターっぽさを演出出来るか。」とかを大事にしたいです。
色気は全くないですね。笑
むしろ、必要な立場のキャラクターが居ないので、逆に色気の無さが魅力になればいいなぁ。

・描き分けポイントは決める
→だいたい『眉』『目』『鼻』『口』あたりです。
口は死ぬほど苦手なので、描きたくない。笑
ポイントがそれっぽく抑えられれば、そのキャラクターに見える的な感じを目指したいです。

・ゴテゴテ過ぎるデザインは描かない
→右肘が慢性関節炎なので、調子に乗ると湿布に痛み止めがないと描けなくなります。無理です。笑

・必要に応じてスクラップブックにメモ
→もとい、スクラップブックになっているラフ貼りまくりの創作資料集があります。そこに貼ってます。
これ、ルーズリーフでやると便利ですが、のりが一気に消えます。

◎『創作に思うこと』

キャラクターメイキングというか
創作に対するこだわりというのか...

たぶん、自分の場合は、
この辺りを軸にしてるって話について
最後に触れておきます。

・『実在していてもよさそうな距離感』

人ってさ、どんなレッテル貼っても、実際はどこかグラデーションで出来ているじゃないですか。
なんなら、矛盾していたり、理にかなっていないとか、そんな、何となくの存在だと思っていて
そういう部分ってのは、凄く大事にしていきたいな、と、ずーーーっと心掛けてます。

だから、リベラみたいな捉え所がないキャラクターも、「身近な不思議ちゃん」にする為に、言動の目的や理由とか、軸の部分は考えますし
今回、TRPGで動かしている『イマドキキャラ』の始も、「ウケるって言葉は他人に失礼じゃない?」って感じの価値観だったり。

『個性』って、鋳型に流し込まなければ、たぶん、もっと、レッテル貼りにくくなるはずです。

だから、鋳型に流し込まないように、それこそ立場や言動から、周囲のレッテルを想像して言葉を当てはめているだけで
「俺の知ってる●●じゃない」と「本当に居そう
」を両立出来たらいいなーとか、思ってます。

・『ある意味、安心感を目指す』

まず、俺、デッサンミスった絵に対して

「この絵骨折してる」
って煽りがめちゃくちゃ嫌いなんです。

過去にも書いたかもしれませんが、自分自身、腕の骨格が生まれつきおかしくて
レントゲンだけなら『常時骨折状態』って事があまりにもコンプレックスだった時期があって
学生時代はそのせいで、腕を描きたくなかったんです。
だって、絵の資料買ったらころされるような家で、自分しかモデルが探せなかった時代に、自分をモデルにしたら、その通りに描いたら骨折するじゃないですか。笑

今は、友達と記念写真を撮ったり、野球を撮ったお陰で、あまり気にしなくなったんですが
当時は、「お前の腕もこうしてやろうか?」くらいにイライラしてましたし、なんというか、黙って満足な五体に感謝しろって気持ちになるんですよ。うん。

ちょっと長くなりましたが、そういう事もあったりで...まあ、他にも思うことはたくさんあるんですが

「自分の創作は、関わってくれた人達が傷付かないような内容にしたい。」

ってのは、大事にしていきたいです。

「画力や文章はともかく、キャラクターや話の流れは安心して読める。」
とか。出来たらいいなぁ。って。

なので、出来るだけ、悲劇的な事象や、人を選ぶ要素も、うまーく言い換えたりボカしたり、出来たらいいなと。
特に、最近はこの辺りの意識は強いです。
せっかく縁あって触れてくれたのに、傷付いたら辛いよなぁって。

だから、描いて貰えた絵が、デッサン狂ってる~~って誰かに叩かれていたら
個人情報開示してくれって思うくらいイラっとしますし
自分は、基本、「それっぽく見えりゃOKじゃない?」って感じです。

...長くなりましたね。笑

ただ、あんまりないメイキングの話でしたし
こだわりとか、キャラ愛とか、思うがままに描くための欲望もないヤツが
一体、何を、どう、創作しているのかだなんて
まず、分からないことかなぁー?と思ったので
珍しい何か、くらいの感覚で、公開してみました。

10年後くらいの世の中のニーズになってたら、幸いです。笑

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