Un Lecteur|アンレクチュール|読むひと

’05年に東京女子大学を卒業、フォーティーファイブアールピーエムスタジオ株式会社に入社…

Un Lecteur|アンレクチュール|読むひと

’05年に東京女子大学を卒業、フォーティーファイブアールピーエムスタジオ株式会社に入社。新宿伊勢丹店、横浜店を経て、Max Maraへ転職。フランスに1ヶ月旅行後FOOD&COMPANYへ入社。とある店の立ち上げで秋田ターン。そして、次へ・・

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My life full of stories番外編①クラウドファンディングの試すべき小ネタ

前回の話はこちら そして、いきなりの番外編いきます これからクラウドファンディングやる方、特に飲食店の方はどうぞご一読を。 ずばり「全額支援  リターンなし」について この支援のコースは珍しいコースではありません 寄付型のプロジェクトと呼ばれるもので、よく行っているのは、子どもの保護や、発展途上国への支援など。NPO法人や研究機関・大学の研究室、地方の地域活性化プロジェクトに多いです。基本的にリターンはなく、お礼状やレポートでの報告があるくらい。ほとんど全額をプロジェクトに

    • My life full of stories⑧-見慣れぬ言葉

      前回の話はこちら 「特別会員」って結局、会員限定の店の会員ってこと? ではありません。店は、会員限定じゃないから、初めての人も予約できます。 そもそも完全予約制の店に変えた理由って何? 私たちが考える予約はテーブルを確保するためではなく、予約でお客様のマーケティングをすることが目的でした。 記念日か、接待か、会食か。 どんな声の人?(大体の年齢や雰囲気がわかるから) 丁寧な方? 予約慣れしている?などを知ることができるから。 フリーで当日入ってくる人はその機会がないため、目

      • My life full of stories⑦ークラウドファンディングってどうやるの?

        前回のお話はこちら 「クラウドファンディング」ってどうやるの? まずは県内と大手のサイトの両方、徹底的に調査(私なりに) そこからわかったのは ・大手のサイトは見やすい=達成しやすそう(に見える) ・飲食店のチャレンジは目標額を大きく上回るか、全然届かないか、極端 ・文章よりとにかく写真 ・画期的な製品力、発売予定の新商品は達成しやすい ・ストーリーや夢押しが多い ・「リターンなし 全額支援」必須 調査のためにたくさんのプロジェクトをざっと読みして気づいたこと、 第一位

        • My life full of stories⑥ー広報活動のはじまりはじまり

          前回の話はこちら WEBもない、インスタグラムもない、顧客台帳もない・・ あったのはFBページのみ・・ 加えて、親会社のコンサルタントから「リニューアル費用をクラウドファンディングで集めなさい」という指令が来ました。県の企業がメインスポンサーで、メイン運営のサイトを活用し、県内の人中心に支援を集めよ、と。 クラウドファンディング、ってどうやるの?? まず、その県内のサイトと大手サイトを調査。正直、大手さんの方が達成率高そう・・県内のサイトでやらなくてもいいんじゃないか・・と

        My life full of stories番外編①クラウドファンディングの試すべき小ネタ

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        • My life full of stories-波乱LIFE
          9本

        記事

          My life full of stories⑤ーある意味、予約できないお店

          1組だけしか入れない、完全予約制、メニューはおまかせコースのみ。「完全予約制のおまかせコースのみ」はコンセプト通り。なので、入店制限だけこの時期を踏まえた営業方法でした。ある程度予測はしていたものの、4〜5月はひたすら「冬の時期」でした。 まずひとつめ。完全予約制を知らず、前の時のように電話予約せずに来店する人が結構いました。よく行く店だから、今日も開いてるだろう、という人。おそらくどこへ行くにも、数日前から予約したり、事前に開いているかどうかを確認しない人です。余談ですが

          My life full of stories⑤ーある意味、予約できないお店

          My life full of stories④ー50席のレストラン、貸切します

          席にして50、テーブルで11卓、2階建ての一軒家風レストラン、それがわたしの職場。リニューアル前の焼肉屋も「会席」と名乗っており、スタッフが1人以上(多いときは3名くらいつくことも)、一つのテーブルをフルで担当。接待にも使われ、県内ではまだまだ珍しい高級焼肉店路線でした。 それまで通りの営業なら予約客の他に当日の飛び込み客もOK、1組以上必ず入店している。 そんな大きな店を、1組のお客様(だいたい2人)だけのために開ける。人件費諸々の経費を考えれば普通に赤字です。競合店はほ

          My life full of stories④ー50席のレストラン、貸切します

          My life full of stories③ーリニューアルオープンのこんな話

          リニューアル前に事件勃発、で終わった前回。 リニューアル準備前に起こった波乱、それは10人以上いた既存スタッフの一斉退職です。 理由は「不安」が大半でした。 今までやってきたコースの値段が倍以上になる不安、そんな店に来る・来られるレベルのお客様への不安、別店舗のスタッフ(わたしたちのこと)と一緒に仕事する不安などなど・・・ 普通ならここで「リニューアルしてもスタッフいないんじゃ店開けられないんじゃ!!」と慌てるべきところ のんびりやのわたしはぼーっと 「人って変化への不安で

          My life full of stories③ーリニューアルオープンのこんな話

          My life full of stories②ー半年間のバイト、からの・・

          前回はバイトから社員になった矢先の会社終了をうけ、その心境を綴りました。 去年の今頃、わたしは新店舗の立ち上げのためにふるさとへ帰郷。もうすぐ40代に突入する年齢ゆえ店の責任者に。1月から準備が始まり、6月にオープン、3ヶ月たったころ、いろいろな事情が重なり、9月でその店の仕事を終え、抜けることになり、そして今の会社へバイトで働くことになりました。 バイト先はランチ営業とお弁当の製造販売がある店。接客、調理補助、弁当製造、弁当配達、イベント出店、店内の改装、店内の物販の仕

          My life full of stories②ー半年間のバイト、からの・・

          My life full of stories①ー変なこと多めMY LIFE

          5月末のこと。 上司が「6月末で会社、なくなることになった」といきなり報告してきました。 去年の秋からバイトで入社し、今年の4月に社員になったばかり。 わずか2ヶ月の「社員」 今までも「ネタに事欠かない人生だね」と友人に言われまくっていた。苦境、トラブル、ハプニング、珍事件には一通り経験した。はずだった。 普通ならば落胆して、肩がゴツンと床まで落ちなきゃいけない状況。オロオロして、夜も眠れない、どうしよう、ってなる状況。同僚も上司もそんな感じだった。じゃあわたしはど

          My life full of stories①ー変なこと多めMY LIFE

          極私的・偏愛映画論 BOTTLE SHOCK

          「ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡」 父は映画が好きである。好みははっきりしているので映画通なわけではない。とはいえ、父のレンタルビデオ店通いについて行った私も映画好きである。見ている映画にかなり偏りがあり、同じ映画を毎日毎夜見てしまうことも多々である。そこで好きな映画、繰り返し見る映画、新しく見た映画について私なりに綴ってみようと思う。このnoteで偏愛仲間が増えるかなぁ、映画の未来が良くなればいいなぁ、と小さな願いを込めて・・ さて、「BOTTLE SHOC

          極私的・偏愛映画論 BOTTLE SHOCK

          夢十夜

          こんな夢を見た。昔の同僚と2人、東京のどこかで食事をしていた楽しい あ、でもこれは夢だ目覚めたら悲しくなると そして目覚めた これはさながら、 夏目漱石の『夢十夜』と 黒澤明の『夢』と La La Landの「Ending Scene」を 一気に味わった感覚  嬉しい 楽しい 悲しい  悲しいと知りつつ、もう会えない同僚との食事の続きをとお代わり寝をした アラームの音でやっと続きを見るのを諦めた アラームを止めながらiPhoneを開いてたら、この記事があった

          NO BOOK, NO LIFE.

          一番最初の記憶は夜、寝る前に母が読み聞かせてくれた昔話の本 面倒になってくると飛ばし読みをする母 すかさずそれを指摘する私 1行ですでに眠りに落ちる妹 同じ本でも飽きないので何度も母に読ませた私は、 いまだに同じ本を何度も繰り返し読む癖が抜けない だから「読書は好き」だけど読んでいない本も結構ある 「年間で100冊読む」を友人と目標に掲げた時があった この時の何が一番良かったかというと 友人と同じ本を読んで意見を交わし合うこと 「夏目漱石の小説の男同士の会

          Today, I'm going to start my diary on note.

          面白くて素敵な本を貰いました 私に良い本ないかなと探してくれたそう 本の贈りものは昔からどんなものより嬉しかった 今回はその気持ちも嬉しかった 本を渡す日の朝、その人も一気読みしたそう もらった日から、仕事で書く文章が変わった この「きっかけ」を忘れないように、 そして、読むことを書くことを実行するために、 何を書こうかと、あれやこれや、もやもや、むむむむ、となるけれど まずは書き始めていきます

          Today, I'm going to start my diary on note.