創作ファンタジー小説『ヴァルキーザ』に出てくるモンスターの元になった設定資料を、note用に書き改めました。

元設定では出すつもりだったのに、実際には、小説では登場しなかったモンスターも中に含まれてます。

「レベル」はモンスターの強さを表す階級で1から10まであり、1が最弱、10が最強です。

モンスター名は、
まず、その属する精霊の名前(フォノマトリクスに準拠。詳しくは記事「ヴァルキーザ 精霊名一覧」を参照して下さい)、
つぎに、変異種(ヴァリアンツ)の場合は、そのモンスターに割り当てられた下位分類を示す番号(アルファベットと数字からなる)、
さらにカッコ内に、そのモンスターが相当する(一番似ている)ところの、一般のファンタジー作品界に登場するモンスターの名称。ただしイヴルフライヤーやワグルなど一部は、筆者が独自に名付けました。

モンスターの姿形や性質、能力などのデータは、モンスター名の下に記しました。

《モンスターデータ》

レベル１

バイバルc-6 (ウルフ)
主に森に棲む狼。人を襲う。仲間を呼ぶ事がある。

スークh-2 (バンディット)
人間の姿の山賊。旅人から略奪する。平地や洞窟に棲む。

レムt-14 (イヴルフライヤー)
中空に浮遊する大型の食肉植物。毒の花粉を飛ばす。

レベル2

ベルh-2 (インビジブルストーカー)
透明人間。不可視のため対戦は困難。死ぬと灰色の体に。

スークd-4 (ワイト)
平原人の死霊。腐敗した死体で、遭遇者の生気を奪う。

トルh-8 (トログロダイト)
穴居人。背は低く頭部が無く、胴体に顔があり白眼。

レベル3

エスルc-11 (キャリオンクローラー)
牛位の巨大な芋虫。縄張りを持つ。侵入者を突進で襲う。

ケフt-9 (ヘルハウンド)
大型の黒い犬の様な怪物。炎を吐く。魔術師の番犬にも。

ワグルh-1 (ワグル)
小型の邪悪なヒューマノイド。魔法や特殊能力は使えず。

レベル4

オルガh-18 (メイジオーガー)
魔法を使う人喰い鬼。棍棒も使う。髪が乱れている。

スークd-11 (ファントム)
いわゆる幽霊。魔法を使う。人に憑依することもある。

スークh-22 (ブラックメイジ)
悪魔に魂を売った平原人の魔術師。あとは平原人と同じ。

レベル5

バンt-8 (バンシー)
恐怖を及ぼす泣き声を発する女の妖精。肌も髪も黒い。

スークh-24 (ブラックプリースト)
悪魔に魂を売った平原人の僧侶。あとは平原人と同じ。

モリt-6 (ミルメコレオ)
獅子の上半身と蟻の下半身の容姿の怪物。動きは俊敏。

レベル6

ヌイt-10 (ナイトメア)
黒い馬の妖精。夜に現れいななき、悪夢をもたらす。

シルクh-4 (スノーウィッチ)
雪女のような姿の魔女。凍気と魔法を繰り出す魔人。

ヘラクt-1 (ハイドロワーム)
8つの頭に1つの胴体と尾を持つ巨大蛇。再生能力がある。

レベル7

人工物 (ゴレム)
木の苗から魔法で作られた自動人形。怪力の巨漢。

スークh-38 (ブラックナイト)
悪魔に魂を売った平原人の騎士。剣と盾と甲冑で武装。

コークd-6 (レイス)
強力な死霊。可視だが強力な魔法を使う。憑依もする。

レベル8

ベルh-4 (デスストーカー)
殺人鬼。怪力の大男の魔人。急所撃ちが得意。

フォロスh-32 (ブラックエルフ)
悪魔に魂を売った、森の精。高レベルで魔法を駆使する。

ロアt-24 (マンティコア)
人の上半身と獅子の下半身、蠍の尾と蝙蝠の翼を持つ獣

レベル9

ザンc-16 (ディノサウルス)
恐竜ティラノサウルス。巨大な牙と尾で攻撃してくる。

スークd-41 (デスナイト)
死霊の騎士。甲冑で全身を覆い、死の呪文と剣で攻撃。

ウルス t-10 (キメラ)
山羊と竜と獅子の三ツ頭の巨大魔獣。飛行し魔法を使う。

レベル10

キラt-6 (スペクター)
冥界の戦士。物理的な肉体を持たない霊。魔法剣を使う。

ドラクt-2 (ドラゴン)
西洋の竜。飛行し、炎を吐き、魔法を使う最強級の怪物。

コークh-81 (ブラックロード (エルサンドラ))
悪魔。金色の魔防具を纏い、汎ゆる能力を持つボス怪物。