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【超能力捜査】霊視で見る・アメリカ女子学生行方不明事件

1985年9月12日木曜日、アメリカ・ニュージャージー州。帰りのスクールバスに乗り遅れた14歳の レイチェル・ドーマスは3マイル(5キロ弱)の道のりを歩くことにする。

場所は誰もドアに鍵をかけないような平和な町。娘がなかなか帰ってこなくても両親は最初、恐らく友達と出かけていてそれを伝えるのを忘れたのだろうと思っていた。その後自分達で娘を探したが見つからないため警察に通報。警察もすぐには最悪の事態を疑わなかった。

副校長が警察へ電話をし、捜査状況を聞く。レイチェルの友人達もその場にいて、皆レイチェルが黙っていなくなるタイプではないことを知っていた。レイチェルは賢く物静かで真面目な生徒だと言う。彼女はオーケストラでチェロを演奏し人望もあった。

この件を任された新人のゲイリー・ミッコ刑事はすぐさまレイチェルの家へと向かう。

ミッコ刑事はその時のことを語る。

「両親は、何かおかしい、としきりに言っていました。娘をよく知っているのは両親です。両親が何かおかしいと言うのなら何かがおかしいのです。壁のレイチェルの写真を見て気づきました。その前の年に学校近くの横断歩道で交通整理をしていた時に見ていた顔です。彼女のことはほとんど知らなかったが、家出するような子には見えなかった。彼女の部屋に行き、バッグや服などなくなっているものはないか、メモなど家出を示唆するようなものはないか調べました。何もありませんでした。」

町の向こう側で、超能力者ナンシー・ウェバーの電話が鳴る。レイチェルの家族の友人からだった。

ナンシーはその時の電話の様子を語る。

「『近所に住んでいる少女が学校から帰ってきてないんです。行方不明なんです。』という電話の声を聞いて目の前でイメージがひらめき始めました。地面をこすって歩く音が聞こえます。枯葉の音だと分かりました。森の匂いも感じます。男の声が聞こえました。男の目も見えます。目が泳いでる・・。顔全体は見えません。自動車とかガソリンの匂い・・。全てがすごく速い勢いで移り変わります。映画を早送りするような感じで。だから戻ってゆっくり再生する必要がありました。」

ナンシーは若い女性を思い描く。しかしそれが行方不明の少女かどうか確信はなかった。

ナンシーは言う。

「この若い女性がレイチェルかどうか確認するにはどうしたらいいか・・。そうだ、写真だ!そこでレイチェルの写真があるかどうか聞きました。電話の女性は、イヤーブックがあると言います。それでイメージの中に出てくる女性とレイチェルが一致するか確認することにしました。」

*イヤーブックとは、アメリカの学校で毎年発行されるアルバムで、全校生徒の写真と名前が載っている。

一方、ミッコ刑事はナンシーのビジョンについて何も知らなかった。知っているのは行方不明の少女がいて、誰かがどこかで彼女を目撃しているはず、ということだけ。

少女はバスに乗り遅れて5キロ弱も歩いている。彼はまず、歩いている彼女を目撃した人物を探し始める。ほとんどの家が平日の昼間は不在。レイチェルの家までのルートには、人の多いガソリンスタンドがあるため、まずそこで、オーナーと従業員達から話を聞くことにする。

彼らは、緑のボルボがその通りの車道から少し森に入った丘の上に駐車され、数時間そこに停まっていたのを見たと言う。その車は元従業員、マイケル・マンフレディアの車だった。

そしてその日、マイケルは車が故障したとガソリンスタンドにやってきた。もしかしたらレイチェルを見たかもしれないし、車で通り過ぎたかもしれない。ミッコ刑事はマイケルが目撃者かもしれないと期待する。

彼はマイケルの住む隣町の刑事に、電話でバックグランドチェックを依頼。すると盗難品の受け取りで逮捕歴があると言う。マイケルの住所を聞いて彼の家へ行こうとした時、話したばかりの隣町の刑事から電話があり、マイケルが隣町の警察署にいると言う。彼はたまたま社会奉仕活動の状況を確認しに来ていた。

ミッコ刑事は順調な駆け出しを幸運に思う。彼はマイケル・マンフレディア、19歳を尋問のために連行する。この事件に任命されてからまだわずか3時間。話を聞いているこの男が事件に関わっているに違いないと感じていた。

ミッコ刑事は取り調べの時の状況を語る。

「彼は非常に詳細な陳述書を書きました。そこにいた間のほぼ1分1分をカバーしています。彼は車が故障したと言います。 しかし車を道路から離れた丘の上までバックさせることができたと。そして2、3時間歩き回った後に車に戻り、エンジンをかけて家まで運転したと言うんです。あり得ますか?行方不明の少女が歩いているのを見たかと聞くと、見ていない、と言います。私は彼に、本当か?と聞きました。それだけ歩き回ったのに全く彼女を見てないのか?追い越しもしてないのか?車の側にいた時も通りを歩いてた時も?と。彼女はバスに乗り遅れているが、追い越してないのか?と聞いても答えはノーでした。」

新人ミッコ刑事は先輩のジョージ・デューカー刑事の助けを求める。

デューカー刑事はその時のことを語る。

「私は会議中でしたが、ミッコ刑事が今すぐに来てほしいと言います。行方不明の件で嫌な予感がすると。署に行くと私も同じく悪い予感がしました。」

一方、ナンシーに電話をしてきた女性がレイチェルの写真を持ってくる。

ナンシーは言う。

「彼女はイヤーブックを手にしていてレイチェルの写真を開きました。すぐさま私がイメージで見た若い女性はレイチェルだと確信しました。」

ナンシーはその少女は亡くなっていることを確信した。次は警察の力になれる方法を探さなくてはいけない。

行方不明事件では最初の48時間が重要なことを警察なら誰でも知っている。証拠はまだ新鮮だ。人々の記憶も失われていない。レイチェルが最後に学校で目撃されてからまだ10時間弱しか経っていなかった。

ミッコ刑事は目撃者を見つけたかもしれないが、犯罪の証拠はない。レイチェルが生きているか死んでいるかさえ誰も知らなかった。

しかしナンシーには恐ろしい彼女の窮地が明確に見えていた。

ナンシーが言う。

「イメージは順序立っていて、男が彼女をつかんで、性的暴行を繰り返していたと思います。そのイメージとともに、マイケルと言う名前が浮かんできました。」

ナンシーが、マイケルと言う名前の男を勾留していることを知る由はなかった。しかし彼女はその怪物による犯罪をビジョンで目撃したことに疑いはなかった。彼女は信頼する一人の刑事に連絡を取る。

ナンシーは言う。

「刑事部長のロス・イングリッシュに電話をしました。彼とは多くのケースで一緒に仕事をしています。『レイチェル・ドーマスの写真を持ってある女性が私の所に来たの。昨日から行方不明になってる子よ。彼女は森の中にいる。』と言うと、ロスはいくつか電話をかけてから折り返し電話をすると言います。私は自分が間違ってることを祈っていました。そしたらどういうわけかレイチェルが現れました。」

ミッコ刑事とデューカー刑事は、依然としてマイケル・マンフレディアの取り調べをしていた。マイケルはとても丁寧で、力になりたいと言う。しかし刑事達は彼が何かを隠していると確信していた。

デューカー刑事は言う。

「彼の言うことは信じていませんでした。車が故障して、その辺りで直して、歩き回ったとか、どれもおかしなことばかりです。彼が話している間、私達はレイチェルがその日どう動いたかを考えていましたが、タイムフレームなど全てがこの男が関係していると疑わざるを得ませんでした。」

するとマイケルは、弁護士がほしいと言う。

警察はマイケルの家と車を捜索したが何も見つからなかった。そんな中、ミッコ刑事はイングリッシュ刑事部長からの電話を受ける。彼はナンシーの恐ろしいビジョンのことを説明する。

ミッコ刑事は言う。

「私は、『彼女に電話をします』と言って、そのことをメモし、電話を切りました。ただその時点では私の仕事は目撃者を見つけることだったので、すぐには電話しませんでした。」

仮にすぐに電話をしていたとしても、マイケルをそれ以上勾留することはできなかった。

デューカー刑事は言う。

「非常にもどかしかったですね。ここに容疑者がいて、私達は彼が関わっていると思っている。それが何か分からないが、明らかによくないことだ。でも行方不明の少女を見つけられない。」

そして彼らは上司から、起訴するか釈放するか決めるように言われる。

日付が変わった午前3時。刑事達はマイケルを釈放し、家まで送る。二人とも大きな間違いを犯したと感じていた。

デューカー刑事はその時の気持ちを語る。

「ミッコ刑事と私はマイケルを家まで送りましたが、降ろした時、非常に悪い予感がしました。」

ミッコ刑事もその時のことを語る。

「釈放したくなかった。廃線跡があってレイチェルが歩いた通りと並行しているのですが、もう午前4時でしたけど、私達はそこに何か手がかりが残ってないか、ゆっくり車を走らせました。このまま終わらせたくなかった。」

翌日・・金曜日の午前8時。ミッコ刑事はナンシーに電話をする。

ミッコ刑事は言う。

「私は柔軟な考えを持っていて、超能力者が手がかりがあると言うなら喜んで聞きます。」

ナンシーはその時の気持ちを語る。

「やっと発言できるわ。誰か言える相手が必要だった。」

ナンシーはミッコ刑事に、レイチェルの家族に言ってないことがあると告げる。彼女は死んでいて、マイケルと言う名前の少年が殺したのだと。

ミッコ刑事は唖然とする。彼らはマイケルと言う名前の男を何時間も取り調べをしたばかりである。ナンシーが正しければ、自分達はレイチェルを殺した犯人を釈放し、家まで送ったことになるからだ。

ミッコ刑事は言う。

「ナンシーがそのことを何で知ってるのか?どうやってその情報を入手したのか?マイケルを勾留していたことは誰も知りませんでした。」

ナンシーは電話でのミッコ刑事の様子を語る。

「彼は、もっと聞かせてくれ、という感じでした。そして、『何時間もここに奴を勾留してたのに!』と言う大きなうめき声が聞こえました。」

警察には犯罪が起こったという証拠さえなかった。一方、ナンシーは犯罪を目撃したと主張する。

ナンシーは言う。

「私は順序立った出来事を見ています。男は一気に爆発しました。この男は怒りのほとんどをある程度内に秘めていて、それを一気に爆発させたと感じました。」

ミッコ刑事がナンシーと話している時、デューカー刑事は、チームを率いてマイケルの車が最後に目撃された地域を捜索していた。

捜索チームの一人から、彼女の手帳と靴の片方を見つけたと無線で連絡を受けると、彼はすぐに現場へと向かう。

単に道に迷っていたり転んで動けなくなっていたり、助けを求められない状況にいることだけを願っていたが、彼が到着するまでに、その知らせは恐ろしいものになっていた。

デューカー刑事は言う。

「皆が、ただ信じられないという表情で立っていて、男が遺体を部分的に埋めた様を眺めていました。 男が彼女にしたこと、その殺人のトラウマは信じられないものでした。」

彼女は26回刺されていた。遺体は大きな溝のような穴に埋められ、棒、石、木の葉で部分的に覆われていた。

デューカー刑事は言う。

「捜査員達を帰して、彼女の遺体と一緒にいました。私と彼女だけで1時間半ほど。その間、現場に鑑識を呼び、岩、石、枝、小枝など、証拠として価値がありそうなものをできるかぎり調べました。」

現場に到着したミッコ刑事は、ナンシーのビジョンの正確さから、即座に何をすべきか理解していた。

ミッコ刑事は言う。

「この時点で事件をまとめる必要がある。容疑者を見つける必要がある。マイケルが容疑者です。容疑者は彼しかいませんでした。」

ミッコ刑事とデューカー刑事は急いでマイケルの家へ行くが彼は不在。両親によると、その日の早い時間に彼は家の裏手にある木々の生い茂る山地に歩いて行ったが、それ以来誰も彼の姿を見ていなかった。

24時間前は犯人はいたが犯罪はなかった。そして今・・犯罪はあるが犯人がいない。

ミッコ刑事は言う。

「なぜ彼が散歩することにしたのか分かりませんでした。遺体の発見はまだ報道されていませんでした。」

再び捜査チームが編成されるが、今回は第一容疑者のマイケル・マンフレディアを捜索していた。

土曜日に警察犬を導入するが失敗に終わる。彼の痕跡すら見つけられなかった。

ミッコ刑事はナンシーとの会話を思い返す。彼女は、犯人はオイルやガソリンの匂いがすると言っていた。ガソリンスタンドで働いていたマイケルと一致する。彼女は犯人の名前がマイケルであることも知っていた。そして何より、警察が見つけるよりはるか前にナンシーはレイチェルが殺されていることを知っていた。彼女はマイケルがどこにいるのかも知っているのか‥?

ナンシーはミッコ刑事に、犯人の所有物を持ってきてくれればどこにいるか分かるかもしれないと言う。

ナンシーは言う。

「マイケルがどこにいるか分かりませんでした。マイケルとつながりのある人物と接触する必要がありました。そのリンクから進んでいけるからです。」

ミッコ刑事がナンシーと公式に会うには、郡の検察官からの許可が必要だった。

ミッコ刑事は言う。

「私は一度も超能力者と関わったことはありません。これが初めてです。明らかに重大な事件の場合、そのようなやり取りが行われる前に、少なくとも検察庁の承認を得る必要がありました。」

ナンシーが言う。

「警察と仕事をする時の方が、家族と協力するよりも良い仕事ができることがあります。はるかに多くの結果が得られることがあるんです。 たとえ犯人を見ていなくても、あるいは犯人を知らなかったとしても、警察は証拠に直接触れている場合が多い。 彼らは何らかの形で証拠に触れています。」

デューカー刑事は検察官に会った時のことを語る。

「検察官はナンシーを使用する件について全く良い顔をしませんでした。彼は殺人事件にそのような注目が集まるのをよく思っていなかった。多くのメディアに取り上げられるだろうと考えていました。彼の目指す方向とは違っていたのです。それでミッコ刑事と私は個人的に話しました。彼が『どう思います?』と聞くので私は『やるべきことをやろう』と言いました。害になることか?と。『彼女はこの状況を好転させるための情報を持っているかもしれないんだぜ。』と言うと彼はナンシーに会いに行きました。」

ミッコ刑事は検察官に背くことにし、ナンシーとのミーティングを設定する。しかしナンシーに会いに行く途中で疑惑が忍び寄る。

ミッコ刑事はその時のことを振り返る。

「彼女はこの犯罪について何か知っているのかもしれない。彼女が関与している・・?何とも言えない。 私には分かりませんでした。彼女が何を知っているか確かめるためにも会う価値はありました。」

ナンシーも当時のことを語る。

「運転しながら考えていました。私が会いに行く人は本当にミッコ刑事・・?彼とは一度も会ったことはない。本物の刑事なのか頭のおかしい奴が電話してきたのか分からないわけよね。何してるの、私?どちらにせよ会いに行くのよね、分かってるわ。そんな自問自答をしながら、彼の横に車を停めます。彼の車に乗り込むとすぐに本物の警察車両だと分かりました。私はハンドバッグを持っていたのですが、彼はすぐさま、バッグの中を見てもいいかと聞きました。もちろん・・。私が銃でも持っていると思ったの?という感じでしたね。」

ミッコ刑事は言う。

「彼女が宣伝目的や問題人物の可能性もあったわけです。 武器を持っていないか、彼女が録音してないかを確認する必要がありました。まず全てクリアにしないといけない。双方にとって快適で安全地帯であるために。」

ナンシーは言う。

「彼は私に金属ワイヤーを手渡します。 私は『マイケルだ』と言いました。これは彼のものだと。 彼はそれを使っていました。今は自分に対して使いたいと思ってる。彼は・・できなかった。自殺願望がある。彼は山の反対側にいます。殺害を犯した場所の反対側に。二つの大きなドラム缶が見えます。普通は分からないんだけど、これがは55ガロンのドラム缶だと分かりました。(約208L) 大きなドラム缶です。」

ミッコ刑事は当時のことを語る。

「ナンシーは、『彼にはあなたが見える、丘の上にいるから』と言います。そこで彼女は中断し、『頭がもうろうとしていてもう気力がない、何かを過剰摂取している』と言いました。『彼はほとんど錯乱しているか妄想している』 。彼女はマイケルの様子や考え方について話していました。『 彼は肉体的に疲れている。 家に帰りたかったのに、あなたがそこにいるのを知っているから帰れない。警察車両の行き来が見える。だから彼は怖がっているけど、どうしても家に帰りたがっているのです。』と。日曜日の夕方、マイケルが再び帰宅した場合に備えて、警察官をマイケル宅に配置することが決定しました。」

ナンシーは紙に、丘のどこにドラム缶と水たまりがあるか、大まかなスケッチを描く。そして「あなたは彼を捕まえますよ」と言う。ミッコ刑事を見て「本当にすぐにね」と。するとその瞬間、一晩中静かだった無線から、容疑者が家に帰ったという報告が聞こえる。

彼はナンシーに「あなたはこの場を去る必要があります」と言うと車から降りてもらい、感謝の気持ちを述べる。

ミッコ刑事は、マイケル宅へ向かう中、この出会いのことを考えて、たった今起こった出来事にあ然としていた。

彼が現場に到着するとマイケルが救急車に乗せられるところだった。 ミッコ刑事はそこへ割り込み、ミランダ警告を告げる。

*ミランダ・ライツ
あなたには黙秘権がある。
供述は、法廷であなたに不利な証拠として用いられる事がある。
あなたは弁護士の立会いを求める権利がある。
もし自分で弁護士に依頼する経済力がなければ、公選弁護人を付けてもらう権利がある。

そしてマイケルは病院に移送された。

レイチェルの行方不明が報告されてから72時間後、ナンシーの予言が再び驚くほど正確であることが判明する。 ミッコ刑事とデューカー刑事は彼女を殺した犯人に裁きを下した。

デューカー刑事は言う。

「レイチェルの死後何年経っても私は、この事件について感じたことを感情的に否定しようとした。弱い立場にあるという感情、娘たちの父親であるという感情、そして遺体と一緒にいたときに抱いたのと同じ考えや疑問。どうしてこんなことが起こるのか、それを防ぐことができたのか。何年たってもその感情が水面下にあります。」

ナンシーが言った多くのことが正しかった。犯人が油の匂いと何らかの関係があるというビジョンは的中。マイケルは自動車整備士だった。彼が発見された場所は、彼女が説明したとおり、ドラム缶に囲まれていた。

彼が自殺願望があるということについても的中。マイケルは警察に対し、逮捕時は自殺したいと思っており、風邪薬の過剰摂取でハイになっていたと供述した。手首も切っていた。

1985年9月16日月曜日、マイケル・マンフレディアは、狂乱の中でレイチェル・ドームズを殺害したことを自白。彼女をデートに誘ったが、断られるとナイフを取り出して自殺すると脅した。「子供じみた行動はやめて」と言う彼女を地面に押し倒し、性的暴行を加え、26回刺した。そのうち15回は重大な損傷を与えるには浅すぎるもので、彼女を苦しめることが目的だった。

彼には終身刑とさらに110年の懲役刑が言い渡され、ニュージャージー州刑務所に服役中。少なくとも2041年まで仮釈放の対象にはならない。



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