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すべては、大学近くのインドカレー屋からはじまった①

自分が通っていた京都の大学の近くには、インドカレー屋が2軒あった。

1軒目は「RAJAS(ラジャス)」という名前で、大学から歩いて30秒くらいのところにある。
そして2軒目は「SALZE(サルーゼ)」という名前で、こちらも同じく大学から歩いて30秒くらいのところにある。

どちらも置いてあるメニューの内容も値段も、選べる辛さも全く一緒。
店内の内装もほとんど同じで、「店名は違うけどオーナーは同じなのかな?」と思っていた。

ここまではまあ普通の話だと思うのだが、問題はRAJASとSALZEの位置関係にあった。

実はこの2店舗、なぜか歩いて5秒ほどの超至近距離に店を構えている。

入学したてで何も分からなかった自分は「へ~なんかおもしろいな~」と甘っちょろいことを思っていたのだが、実はこの2店舗、普通とはちょっと違う不思議な関係でつながっていたのだった。

つづく

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