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39. 台北で(その2:交通渋滞と…)

その協力工場からの帰途、夕方で渋滞の始まる時間になり、高速道路を走っていても時々車が止まってしまいます。
 
するとどこからか物売りが現れ、車から車へと果物やお菓子を売り歩きます。(これはその後韓国でも体験しました)
しばらくしてまた車が動き出すと、皆さっと消えてしまうので、きっと非常階段を使っているのでしょうが。
 
市街地に戻ると、更に渋滞しているのですが、驚いたことに2車線のところを3-4台が並列で走っていきます。
渋滞時には当たり前とのこと。
 
さらに路側帯にところどころ屋台が出ており、そのお店の席は道路にはみ出しています。
で、4列横隊の車列はそこだけよける形で蛇行しています。

これが道にはみ出していると思って頂ければ

良くあんなところで食べたりできるよなぁ、ラーメン一杯に命がけじゃん、と感心したり呆れたりしていると、我々の横を一家5人乗りのバイクが通過して行きます。
(ま、最も日本も昔は同じでしたけどね。)
街中でも2重駐車は当たり前みたいでしたし、交通規制はかなりユルい感じでした。
まあ、今はもうそんなことはないのでしょうが。

当時は台湾もバイクが多かったですねぇ。特に朝晩の渋滞時は道にあふれていました。

仕事が終わった後夕食に誘われ、とても美味しい中華料理を御馳走になった後、是非と言われてカラオケに連れていかれました。
 
ボクはその時まで知らなかったのですが、日本以外のアジア地域ではカラオケといえばホステスさんがついてサービスをするところになるようです。
日本的な感覚ではいわゆる「キャバクラ」に近いんですかねぇ。
 
我々は2人連れだったのですが結構飲まされて(人のせいにしてますが)ホテルまでタクシーで、と言われて有難く車に乗り込むと、お店のお姉さんが
送りますと言って2人乗り込んできました。
 
ホテルのフロントまでついてきたので、丁重にお礼を言ってお別れの挨拶をすると、それを聞いているんだか、エレベーターに乗って部屋までついてこようとするので大慌て。
 
何せこっちは中国語はわからないし、向こうも英語は余り得意でない中で、なんとかお引き取り頂いた時にはあらかた酔いもサメてましたけどね。
 
翌日迎えに来てくれた社長さんがニヤっとして、
”You are very gentleman.”
と言われましたけどね。
ご厚意とは言え、なんちゅうコトをしてくれるんですか、とも言えず…。
まあ、所変われば、しかも20年前の話という事なんでしょうが。
 
2回目の台北は数年後でその時は羽田からの国際線も徐々に増えてきて、今と同じ国際線ターミナルからでした。
 
この時は2日間ホテルにカンヅメの打ち合わせだったのですが、途中ランチタイムにアジアの同僚がみんな食事もそこそこに何処かに出かけようとします。
 
どうしたのかを尋ねたら、公園をはさんだホテルの向かい側のパイナップルケーキを買いに行く由。
絶対買った方が良いと言われて、ボクも買ってきたのですが…。
まあ、好みはヒトによって分かれるところでしょうが、個人的には中のパイナップルソース🍍の歯触りがちょっとね。

まあ、台湾らしいお土産ではありましたけど

一度夕食の後みんなで有名や夜市に。
せっかくなので屋台で何か食べたかったのですが、晩御飯の後だったので、お土産を少し買うだけで終わりました。

士林夜市。
平日なのにとても賑わっていました。

ホントは晩御飯をここで食べたかった。

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