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梅毒感染者として出来る限りのことをした話。

質問箱に来ていた2つの質問。

これについては梅毒についての記事をネットで調べていた時にでもわかりやすい図を見つけたので、その図を使いながら説明させていただきたいと思います。

梅毒の自然経過について

(画像にリンク先を貼ってあるので記事を全部読みたい方はそちらへどうぞ) 

梅毒は人によっての潜伏期間がとても幅広く、私は梅毒だと発覚したのが第二期にあたります。

(この手のひらに湿疹が現れる症状は感染してから数ヶ月後に現れる第二期と呼ばれている) 

この幅広い潜伏期間を逆算すると、私が梅毒に感染したのは今年の1月から3月の間になります。

ここで質問に戻りますが、少し私の話をさせていただきます。

私は風俗で働いていたのが1月までになります。それ以降の性交渉はパートとのみだけだったのと、パートナーは梅毒検査で陰性だったので在籍していた以前の店で感染したものと思われます。

またここで先程の図を用いて説明させていただきます。

梅毒には感染力がある時期と感染力がない時期の話です。

青いペンで書いたところが感染力のない時期、赤いペンで書いてある時期が感染力がある時期です。

私の体験をもとに話をさせていただくと、私がお店に在籍していた時に(1月)感染したものと思われますが、最短でも10日長くても90日の間は感染力がない状態でした

この最短10日と言うところに着目すると、正確には私が退店したのは1月の中旬です。なのでその間に来ていただいたお客様にも感染させてしまったという率はかなり低いのではないかと思いました。

風俗に遊びに来るお客様は性病になるリスクも覚悟の上で来ている?

ただ、感染させてしまった率は低いのかもしれない、と言う理由だけで何もしないと言うのもとても後味が悪いものです。

梅毒になってしまったので遊びに来ていただいたお客様に対して何もできないのが辛い。と言う話を友人や知り合いに話をすると…

「でもお客様はそういうリスクも込みで覚悟して遊びに来てると思うからそこまであなたが気に病む必要は無い。」

これはやや落ち込む私に対してかけてくださるとても優しい言葉でした。

ただこれが正解かと言われると私は正直首をかしげてしまいます。当てはまる人もいれば当てはまらない人もいるが正解なのかなと思います。

きっと多くの人が体に症状が出るまでは性病検査にはいかないでしょう。そして梅毒の場合はアトピー皮膚炎と間違うことも多いのと、ある程度時期が経ってしまうとその湿疹も自然と収まってしまうのでそのまま見すごされてしまうことも多い病気です。

(実際に私のパートナーはアトピー持ちなのですが、「自分だったら皮膚科に行っていたかもしれない」と言ってました。)

私はこれは歯医者と同じだなぁと思いました。

私自身歯医者の定期検診と言うものには行っていません。理由はめんどくさいからです。いつも歯医者に行く時は決まって「歯が何か変、痛む」など症状が現れ始めてから歯医者に行ってます。

友人の中にはきちんと定期検診に行って虫歯予防をしてる人思います。またはホワイトニングのついでに歯を見てもらうなんて言う人もいます。痛むけど忙しかったりしてなかなか歯医者に行けないまま悪化してしまう人。

もちろん性病に関しては人にうつってしまうと言う違いはあるので、そこに対しての個人の意識の持ちようと言う点では歯医者とは違うのですが。

連絡をするかネット掲示板に書き込むか。

少し話はそれましたが、お客様と直接連絡のやり取りができない私にとってやれる事は2つでした。

1、お店に連絡をする

2、掲示板に書き込む

私の元在籍店ではお客様との連絡先交換が禁止だったためお客様個人に直接注意喚起をすることができない状態でした。ただお客様の何人かは定期的にネット掲示板を見ていることを知っていたので少しでも多くの方に知ってもらえればと言う意味もあり書き込んだほうがいいのかもしれないと思いました。

ただここで1つ問題がありました。

「法律的に問題ではないか」

例えば私がネット掲示板に書き込むことによって、お店側から営業妨害などと言う理由で法律的に不利益を与えてしまうのではないかという不安。

悩みに悩んで結局自分でどうにか判断がつかない事はプロに相談してみよう!

ということで私はプロの方に相談してみることにしました。

次回へ続く。

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