ユネスコ未来共創プラットフォーム

ユネスコ未来共創プラットフォーム事務局の note ページです。文部科学省からの委託に…

ユネスコ未来共創プラットフォーム

ユネスコ未来共創プラットフォーム事務局の note ページです。文部科学省からの委託により、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU) により設置・運営されています。https://unesco-sdgs.mext.go.jp/

最近の記事

ユースの参画が創造性の種を蒔く 〜まちなかキャンパス(北海道旭川市)を体感して〜

皆さん、こんにちは。次世代ユネスコ国内委員(以下次世代委員)の長澤パティ明寿です。 地域と世界が繋がるユネスコ活動であり、次世代委員会も積極的に活動の発信を行ってきた「ユネスコ創造都市ネットワーク(以下UCCN)」。 今年度(2024年度)は日本のUCCN活動において記念すべき年となること間違いなし! なんと、世界各地のUCCNデザイン分野加盟都市が集う、「デザイン都市会議」が北海道旭川市で開催されるのです!! 旭川市はユースが主体的・積極的に関わる創造都市事業を推進して

    • 持続可能でインクルーシブなコミュニティづくりを目指して

      ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)が2022年度より手掛ける「インクルーシブな地域づくり推進事業」では、学校、政府、民間企業、市民社会等の多様なステークホルダーの協働を通じてどのようにインクルーシブなコミュニティを実現・推進することが出来るか、国内外の事例研究と学び合いを重ねてきました。実施3年目を迎えるにあたり、これまでの事業成果と今後の活動予定についてご紹介します。 本プロジェクトは、文部科学省委託「ユネスコ未来共創プラットフォーム事業(海外展開を行う草の根のユ

      • ESD-Net 2030 Global Meetingに寄せて

         UNESCOは、ESD for 2030 実施を支援するために「ESD-Net 2030」という新しいグローバル・ネットワークを立ち上げ、2023年には各リージョン会合が実施されました。そしてリージョン会合の結果を踏まえたグローバル会合が12 月18 日~20 日にユネスコ及び文部科学省共催、国連大学協力で約80か国の参加を得て開催されました。  今回のコラムでは、グローバル会合にご出席された静岡大学 教授 田宮 縁 氏に、当日の議論についてご報告をいただきました。 ES

        • Transforming Education Together ~ESD-Net 2030 Global Meetingでみた世界の熱意とユースのパワー~

          2023年12月18日(月)〜20日(水)に国連大学(東京都)において、第1回ESD-Net 2030 Global Meeting が開催され、次世代ユネスコ国内委員会からは2名のメンバーが出席しました。本会議は、ESD for 2030における各国の取り組みを共有し、ESD実践における様々なステークホルダー間のネットワークを構築し、コラボレーションの可能性を探ることを目的としています。今回は、約80か国からESDに取り組む数多くのテークホルダーが集まり、事例紹介やグループ

        ユースの参画が創造性の種を蒔く 〜まちなかキャンパス(北海道旭川市)を体感して〜

          日本ジオパーク全国大会 ユースセッションに参加して〜ユースの繋がりが未来のジオパーク活性化の種となる〜

          2023年10月28日、次世代ユネスコ国内委員の小林と沖田が銚子ジオパークで開催された第13回日本ジオパーク全国大会in関東のユースセッションに参加しました。 ユースセッションは、鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会 主任研究員の大野希一先生によって、全国のユースが互いの活動を共有しながら自分の地域資源の価値・魅力を再認識する機会とすることを目的に昨年度初めて開催されました。2回目となる今年度は銚子ジオパークを舞台に、秋吉台、山陰海岸、下北 、室戸、白山手取川、隠岐、蔵王、銚

          日本ジオパーク全国大会 ユースセッションに参加して〜ユースの繋がりが未来のジオパーク活性化の種となる〜

          令和5年度次世代ユネスコ国内委員会 メンバー紹介 文化ワーキンググループ

          令和5年度次世代ユネスコ国内委員会 メンバー紹介をお届けします! 次世代ユネスコ国内委員会は今年度、「教育」「文化」「科学」の3つのワーキンググループに分かれて活動しています。 本日は主に文化ワーキンググループで活動をしているメンバーを紹介します。 DATA 執筆 次世代ユネスコ国内委員会(2024年2月現在)

          令和5年度次世代ユネスコ国内委員会 メンバー紹介 文化ワーキンググループ

          令和5年度次世代ユネスコ国内委員会 メンバー紹介 科学ワーキンググループ

          令和5年度次世代ユネスコ国内委員会 メンバー紹介をお届けします! 次世代ユネスコ国内委員会は今年度、「教育」「文化」「科学」の3つのワーキンググループに分かれて活動しています。 本日は主に科学ワーキンググループで活動をしているメンバーを紹介します。 DATA 執筆 次世代ユネスコ国内委員会(2024年2月現在)

          令和5年度次世代ユネスコ国内委員会 メンバー紹介 科学ワーキンググループ

          令和5年度次世代ユネスコ国内委員会 メンバー紹介 教育ワーキンググループ

          令和5年度次世代ユネスコ国内委員会 メンバー紹介をお届けします! 次世代ユネスコ国内委員会は今年度、「教育」「文化」「科学」の3つのワーキンググループに分かれて活動しています。 本日は主に教育ワーキンググループで活動をしているメンバーを紹介します。 DATA 執筆 次世代ユネスコ国内委員会(2024年2月現在)

          令和5年度次世代ユネスコ国内委員会 メンバー紹介 教育ワーキンググループ

          2023年「国際識字デー」に寄せて

          2023年「国際識字デー」に寄せて 毎年9月8日は「国際識字デー」であることをご存知でしょうか。ユネスコでは毎年「国際識字デー」に関するイベントを開催しており、2023年も9月8日(金)に実施されました。2023年「国際識字デー」及びにイベントに関する情報はこちらをご確認ください。 今回のコラムでは、この「国際識字デー」イベントをご視聴された基礎教育保障学会 理事・田園調布学園大学 准教授 長岡 智寿子氏に、当日のイベントの内容及びに日本社会の状況についてご解説をいた

          2023年「国際識字デー」に寄せて

          ユネスコ職員 林川眞紀さんに聞く「ユネスコとわたし」(後編)

          ユネスコ未来共創プラットフォーム事務局では、2024年1月15日(月)~2024年1月21日(日)にかけて「ユネスコウィーク2024」を開催中です!なお19日(日)は「国際シンポジウム」、20日(土)は「ユネスコスクール全国大会」、21日(日)は「ユースフォーラム」を開催します。 「ユネスコウィーク2024」の一環として、19日~20日の各イベントにてモデレーターやファシリテーターとして活躍してくださる林川眞紀(はやしかわまき)様に「ユネスコとわたし」というテーマでインタビ

          ユネスコ職員 林川眞紀さんに聞く「ユネスコとわたし」(後編)

          ユネスコ職員 林川眞紀さんに聞く「ユネスコとわたし」(前編)

          ユネスコ未来共創プラットフォーム事務局では、2024年1月15日(月)~2024年1月21日(日)にかけて「ユネスコウィーク2024」を開催中です!なお19日(日)は「国際シンポジウム」、20日(土)は「ユネスコスクール全国大会」、21日(日)は「ユースフォーラム」を開催します。 「ユネスコウィーク2024」の一環として、19日~20日の各イベントにてモデレーターやファシリテーターとして活躍してくださる林川眞紀(はやしかわまき)様に「ユネスコとわたし」というテーマでイ

          ユネスコ職員 林川眞紀さんに聞く「ユネスコとわたし」(前編)

          パリ、UNESCOユースフォーラムで感じた世界のユースコミュニティーの力

          UNESCOユースフォーラムは2年に一度UNESCOの総会中に開催される、35歳以下のユース世代の参加者が加盟国の政府関係者と対話し、提言書を提示することで若者の声を世界の代表者に届ける機会です。1999年に始まり、13回目となる今回のユースフォーラムはパリのUNESCO本部にて、11月14日と15日(13日はアイスブレイキング)の二日間にかけて行われました。 今回のテーマは「気候変動の社会的インパクトと公平なクライメート・トランジションの必要性 (Social Impa

          パリ、UNESCOユースフォーラムで感じた世界のユースコミュニティーの力

          次世代ユネスコ国内委員会 活動レポート(2023年10月)

          次世代ユネスコ国内委員会は、2021年の日本のユネスコ加盟70周年に際し、ユースの声を今後のユネスコ活動に反映させるという目的のもと発足しました。2023年4月には日本ユネスコ国内委員会運営小委員会の下に正式に設置されています。2023年度は、多様な年齢、活動分野から集まったユース16名が、ユネスコの3つの柱である「教育」「文化」「科学」の3つのワーキンググループに分かれて活動しています。一年間を通して、それぞれのワーキンググループで個別のイベントや活動を行い、年に一度ワーキ

          次世代ユネスコ国内委員会 活動レポート(2023年10月)

          ユース同士のつながりづくりー関東ブロック・ユネスコ青年活動研究会に参加してー

          2023年9月3日(日)、関東ブロック・ユネスコ活動研究会が東京で開催されました。全国のユネスコ協会・クラブは、地域ごとに北海道・東北・関東・中部東・中部西・近畿・中国・四国・九州の9ブロックに分けられています。そのうち東京都は、栃木・茨城・群馬・埼玉・千葉とともに「関東ブロック」に属し、毎年「関東ブロック・ユネスコ活動研究会」を開催しています。今年度のテーマは、「Together for Future 国や文化、あらゆる違いを越えて心に平和の砦を築こう!」です。そのうち、次

          ユース同士のつながりづくりー関東ブロック・ユネスコ青年活動研究会に参加してー

          石のまち糸魚川〜ユース世代が守るジオパークの魅力〜

          糸魚川ユネスコ世界ジオパークは、新潟県糸魚川市をエリアとするジオパークであり、日本で初めて世界ジオパークに認定された場所(のひとつ)でもあります。日本を二つに分ける断層である糸魚川―静岡構造線からは日本列島形成の歴史を知ることができ、雄大な山々との標高差による生態系も見所の一つです。また、地球の表面を覆うプレートの沈み込み帯でしか形成されない岩石であるヒスイが産出します。ヒスイは2016年には日本鉱物科学会によって国石に指定されました。古くから糸魚川の人々はヒスイに価値を見出

          石のまち糸魚川〜ユース世代が守るジオパークの魅力〜

          日本ジオパーク全国大会で発見した、ユースの活躍と地域の魅力

          【参加の背景・参加したセッションの概要】 日本ジオパーク全国大会は、年に一度、ジオパークプログラムの理念と取組を広く周知するとともに、各ジオパーク地域相互の情報や意見交換をより一層促進することを目的に実施されています。2022年に白山手取川ジオパーク主催で開催された第 12回大会では、高校生や大学生を対象にしたユースセッションが全国大会の歴史の中で初めて実施されると聞き、セッションのサポートとジオパークに関わるユースと交流するために参加してきました。 ユースセッションでは、

          日本ジオパーク全国大会で発見した、ユースの活躍と地域の魅力