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【オスカー予想企画】今年はどうなる!?第95回アカデミー賞

やってきました、この季節!界隈が年イチ盛り上がる映画の祭典アカデミー賞のセレモニーが、現地時間3月12日(日本時間では13日)に開催されます。

われらU-NEXT映画部、かつて恒例であった“どこからともなく回ってくる、栄誉をかけたトトカルチョ用紙(手書きw)”を懐かしみつつ、去年に続き今年もリモートで部内予想大会を実施しました!

対象部門は、作品賞、監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞の6部門。加えて、惜しくもノミネート外となった中から「個人的には授賞式で観たかった!」と思う作品や俳優/女優も、番外編としてピックアップしてみました。

データ派がいたり偏愛派がいたりと流派はさまざま。皆さまご自身の予想と照らし合わせつつ、笑ってお納めいただければ幸いです。(去年の予想記事はこちら / 懐かしのトトカルチョ用紙時代の記事はこちら

参加メンバーはこちらの映画部メンバー5名。

林:「エブエブを中心に、トップガン、RRRと、今年の授賞式は神回になる予感あり」
小林:「毎年予想してはアタリ少な目!今年はやはり『エブエブ』推しです」
君嶋:「自分が受賞して欲しい作品と世間的に受賞しそうな作品との間でせめぎあってます!」
齊藤:「当たらなくてもいい、みんなでワイワイ予想する時間が一番楽しいです」
宮嶋:「今年も偏愛ベースで!でもそれが前評判とかなり近くて嬉しいです」

※各部門での予想表では「◎」を本命、「○」を次点としています。


■作品賞

全員がA24の「エブエブ」にベット。さすがに強い、エブエブ…!
一方で、昨年の映画界において、記録の面でも記憶の面でも大きなインパクトを残した『トップガン マーヴェリック』(好評配信中)にも3票が。うち2人が本命視という熱い支持を得ていました。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』劇場公開中

≪推しコメント≫
林「エブエブも最高だし獲ってほしいけど、今年はトップガンの奇跡を見たい!泣きたい!」
小林「劇場に多くの人を戻したと思われる『マーヴェリック』に期待しますが本命は『エブエブ』で。」


■監督賞

ここでも強さを見せつけるエブエブ!全員がダニエルズに本命ベットという、日頃は偏愛の矢印がバラバラな映画部ではなかなか珍しい現象です。
一方で、監督賞という性質上、スピルバーグ監督の自伝的作品『フェイブルマンズ』の可能性はありかも。いまの映画ファンって、かなり広い世代が「スピルバーグを観て育ってきた」みたいなところ、ありますものね。

フェイブルマンズ』劇場公開中

≪推しコメント≫
小林「全11部門ノミネートの『エブエブ』が本命です。発想力が凄すぎます」
君嶋「エブエブが作品賞とセットな流れでダニエルズ監督が有力と言われてますが、自身の半生を描いたスピルバーグに票が入る可能性も…?」


■主演女優賞

ここに来て『エブエブ』のミシェル・ヨーと、『TAR ター』で天才女性指揮者を演じるケイト・ブランシェットの、弊部内一騎打ちの様相に!

ケイト・ブランシェット主演『TAR ター』5月12日劇場公開

≪推しコメント≫
(ケイト・ブランシェット推し)小林「前哨戦で数多く受賞されており、名実ともに受賞に近いのでは!!」
(ミシェル・ヨー推し)斎藤「なるか、アジア人初受賞!ミシェル・ヨーの受賞スピーチ楽しみにしてます」

でも、こんなの見ちゃうと「もう、両方に賞あげちゃってよ!」って思っちゃいますね…!


■主演男優賞

3作品に分散した主演男優賞。センセーショナルだった『エルヴィス』(好評配信中)のオースティン・バトラーが若干優位ですが、本命票だけみると『ザ・ホエール』のブレンダン・フレイザーも同じく2票を獲得。

オースティン・バトラー主演『エルヴィス』U-NEXTで配信中

≪推しコメント≫
林「賞レースとは無縁系とされている人の、数十年越しの逆転劇が見たい!ブレンダンの映画では『タイムトラベラー/きのうから来た恋人』が最高です!」
君嶋「エルヴィスか実は去年のベストなので、ここはオースティン君にとってもらいたい!!! ブレンダン・フレイザーの演技も素晴らしかったのでカムバックも有り得ます」


■助演女優賞

エブエブからふたりノミネートされているこちらの部門。これは…こうなりますよね…!

ジェイミー・リー・カーティス出演『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』劇場公開中
ステファニー・シュー出演『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』劇場公開中

≪推しコメント≫
林「ステファニー・シューも凄く良かった!エブエブ同士で票が真っ二つに割れて他に持ってかれないことを願いたい」
宮嶋「ジェイミー・リー・カーティスの本気が素晴らしかったけど、あの作品の面白さはステファニー・シューの表情筋によっている部分は大いにあると思っていて。でも、本当はふたりとも獲ってほしいなぁ!」


■助演男優賞

抜群につまらない結果になりましたが(笑)これはもう、やむを得ないでしょう!!

キー・ホイ・クァン出演『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』劇場公開中

≪推しコメント≫
小林「『グーニーズ』の子役だったキー・ホイ・クァン。『グーニーズ』が大好きな私は応援します。強弱のある演技素晴らしかったです」
斎藤「キー・ホイ・クァン一択で!ゴールデングローブ賞のスピーチ、最高でした」
宮嶋「今年キー・ホイ・クァンが獲らなかったらわたしちょっと怒りますよ!(私が怒ったところで何も起こらないんだけど、どうか彼に栄光を!)」

ちなみに齊藤が言及しているキー・ホイ・クァンの感動的なスピーチの記事、おいておきますね。


■番外編「これ/彼/彼女も、ぜひノミネートしてほしかった!」

【『バビロン』を作品賞に!】
「とてつもない映画愛が伝わってくる作品。映像もキャストも豪華!ノミネートしてほしかった!!」(小林)

バビロン』劇場公開中


【『トップガン マーヴェリック』のトム・クルーズを主演男優賞に!】
「俳優賞は演技で評さなければ、とかそんな真面目な話はどうでもよくて、映画界、映画ファンからの感謝のすべてをここでぶつけなくてどうするのよ!と思っております」(林)

『トップガン・マーヴェリック』U-NEXTで配信中


【『バビロン』のマーゴット・ロビーを主演女優賞に!】
「主要部門を見事にほぼスルーされた残念な大作ですが、せめてマーゴット・ロビー様の魂の籠った演技にノミネートぐらいはさせてあげても良かったと思います!」(君嶋)

バビロン』劇場公開中


【『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』をどこか1部門でも!】

「俳優陣の演技もすばらしく、演出や編集も緩急があり安定のクオリティ。第一線で働く女性の人生を描く映画としても、ジャーナリズム映画としても、何よりも映画界をより良いものにするための勇気と気概にあふれたテーマに一映画ファンとして胸をうたれました。全部門ノミネートなしが残念!」(宮嶋)

SHE SAID シー・セッド その名を暴け』劇場公開中


というわけで、われわれ映画部では「エブエブ旋風」を予想している今年のアカデミー賞。そうはいっても番狂わせがあったりもするのが面白いところ。また、授賞式で生まれるドラマも見逃せませんね。

授賞式は、現地時間3月12日(日本時間13日)。楽しみです!


<お知らせ>
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