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ドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』を観るまでに何を知っておけば楽しめるの!?

皆さんこんにちは。
絶賛夏休みを満喫中の方も多い中、今私は自分の夏休みよりも楽しみなものがあります。
そう、それは8月22日よりU-NEXTで独占配信が開始される海外ドラマ
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』
が直前に迫っているからです!

申し遅れました。本編『ゲーム・オブ・スローンズ』(略称:ゲースロ)が大好きすぎて作中に登場する架空の言語である”高地ヴァリリア語”を勉強している男、
メイスター(学匠)君嶋です。

さて、今回は先述した新作ドラマに関してお話したいと思うのですが、
まず事前に断っておきますと私は会社を代表しているわけでも、
会社にお願いされてこの投稿を作成しているわけでもありません。
いち”ゲースロオタク”の1人として愛が溢れてしまったが故に気付いたらPCの前に座り、物凄いスピードでタイピングしているだけなのです。
そのため、こちらの記事が”公式の見解”となったり、
”ネタバレ”に繋がることはございません。
なんなら私も驚くほど何も教えてもらっておりません。
少しぐらい教えてくれてもいいのに!(笑)
そちらを踏まえて気軽にお読み頂ければ幸いです。

そもそも『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』って何?

レイニラ・ターガリエンとアリセント・ハイタワー

HBO制作の大人気ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(以降ゲースロ)の前日譚です。
ジョージ・R・R・マーティンの小説『炎と血』を原作に、ゲースロの200年前の物語を描くスピンオフ的な立ち位置のドラマになります。
そもそもゲースロの何がそんなに凄いのか…というお話を詳細にするとそれだけで数万字のレポートが書けてしまうのでくらいなので簡単に説明すると

■世界で最もTweetされた数の多いドラマ
 ➡シーズン後半は世界中で常にトレンドだったようです。

■エミー賞史上最多の59部門受賞
 ➡テレビ界のアカデミー賞的な立ち位置の権威ある賞を総なめしてます。
  歴代最多受賞記録のようです。

これだけでいかに素晴らしいドラマかはわかって頂けたかと思います。
そんな最高なドラマのスピンオフなのだから面白くないハズがない!!
ファンからしたら待ちに待った新作なのです!!!

しかし、ゲースロ観てない方からしたら

「いや、シーズン8もあるし、長いし、今から入るのは難しいよ…」

というお声は知人からもよく聞きます。
たしかにハードルは高いです。

ただ、ご安心ください。


私一足お先に8月17日(火)にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催された日本最速プレミア試写会にて第1話を鑑賞させて頂いたのですが、
今作、ゲースロを観ていなくても楽しめる作品になっていました!

ちゃっかり王の手のブローチつけてます(笑)

もちろんファンからしたらたまらない設定・セリフ・世界観など楽しめることは間違いないのですが、先述した通り今作はゲースロ本編の200年前の話なので舞台や世界観は一緒とはいえ共通のキャラクターは出てきません。
つまり今作を観てからハマったらゲースロを観るという順番でも楽しめる仕組みになっているのです!

ハウス・オブ・ザ・ドラゴンは面白い?

第1話しか見てないの感想なのですが、
下手したらゲースロを超える面白さを秘めてるかもしれません…。
というのもゲースロの第1シーズンは最初から最高に面白かったというよりは膨大な登場人物の紹介と
「これから何かとんでもないことが始まりそうだね!!」
といった今後の展開への期待の方が強かった印象があります。
それに比べて今作の第1話はゲースロ本編の素晴らしい要素である

■壮大な映像美
■剣が中心の戦闘描写
■容赦のない暴力/性描写
■ドラゴンなどのファンタジー描写
■何かが始まりそうな怪しい物語展開
■渦巻く策略や陰謀

の全てが詰まっているのです!
これは期待するなという方が難しいです!
そして何度も言っていますが初めて見る方でも用語などは難しいものの、
楽しめる作品になっていますのでご安心ください。

観る前に何を知っておけばいいの?

もちろん先ほどから何度かお話している通り、何も知らないまっさらな状態でも楽しめるのですが、専門用語や歴史など…知っておくと整理しやすい情報も多いかと思いますので、第1話を観る前になんとなく知っておけばいい歴史をこちらに記載しておきます!とてもザックリな説明ですので気になる方は更なる情報の深掘りを是非してみてください!

<<ウェスタロス大陸の歴史>>

1万年ぐらい前からウェスタロス大陸の歴史については物語があります。
とても細かい設定がフィクションとは思えない造り込みで、このシリーズの魅力の一つです。
ただそこも詳細に書くと長くなってしまうので一旦割愛させて頂き、
今作のメインストーリーとなる”ターガリエン家”の歴史を簡単に知っておくと情報が入ってきやすいかもしれません。

~ゲースロ本編から約300年前~
エイゴン・ターガリエンとその姉妹がドラゴンに乗ってウェスタロス大陸の7つの王国に分かれていた国々を征服します。正確にはドーンという地方だけ征服できなかったのですが、ここで詳細は省きます。
ここから長きに渡るターガリエン王朝が始まりです。
エイゴン一世はターガリエン家の王朝を築いた歴史的偉大な人物なので
<征服王><竜王>という名前でちょくちょく台詞などで言及される可能性があるかと思います。覚えておくといいでしょう!

~その後王様たち~
エイゴンの跡継ぎ達も台詞などでちょくちょく紹介されるので簡単にご説明します!
2代目の王様はエイゴンの長男であるエイニス・ターガリエンは優しいけど決断力に欠ける王様ですぐに崩御します。
そしてたまにセリフで言及される三代目の王様メイゴル・ターガリエンはエイゴン一世の次男にあたるのですが、暴力的で反発勢力に対する厳しい罰を与えたりなどすることで<残酷王>と呼ばれていました。
今回のドラマでもヴィセーリス王の弟デイモン・ターガリエンが予告編の時点でも何やら野心的な男の雰囲気なので彼が後継者になったら<残酷王>の再来になるかも!?

デイモン・ターガリエン

そして4代目の王様ジェヘアリーズ・ターガリエンは最もターガリエン家が平和の栄えた時代で、長きに渡って王位についていたことから
調停王><老王>と呼ばれています。
ただ彼の治世の元にターガリエン家がより栄えたことで『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』での後継者問題へと発展していくわけですね。

~ゲースロ本編から約200年前~

そして<老王>の次に王になったのが今作に登場するヴィセーリス・ターガリエンです。
善人で欠点は少ないように見える彼ですが、ここからターガリエン家の内乱がはじまると思うとワクワクしますね…。

この流れをなんとなく知っているだけでも出てくる王家の名前などがわかってより楽しめるかもしれません!
他にも用語としては<王の手>やら<王都の守人(シティウォッチ)>
やら専門用語が飛び交いますが、まずは知らなくてもなんとかなると思います。

まとめ

とにかくこの夏観て欲しい最高のドラマになることは間違いなしです!
ゲースロのファンの方も未鑑賞でまだ悩んでおられる方もまずは第1話だけでもご覧ください。

U-NEXTでは『ゲーム・オブ・スローンズ』全シーズン配信中です!
そしてなんと『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』の原作本もSALEで販売しているようなのでドラマの展開が気になって待ちきれない方は読んでみてはいかがでしょうか!?
『炎と血』
ちなみに僕はU-NEXTで買えるのを知らずに分厚い紙の本を購入して読みました。辞書みたいな太さでした(笑)
凄い熱量で語ってしまいましたが、社員というよりはただマニアの文章としてご一読頂ければ幸いです。
それでは素敵な海外ドラマライフを送ってください!
valar morghulis….

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