選挙、だいじ

アメリカのニュースを見て思いついたことのメモ。
若い世代も氷河期世代も選挙に行きましょう、というつまんないお話。

政策も社会保障も高齢世代ばかり見て現役世代を搾取している!
と思うなら、選挙に行きましょう。

行ってなにか良いことある?
自分の一票で何も変わらないよ?

はい。その通りです。その一票で当選落選が変わる可能性はほぼゼロです。
そのために候補者の公約とか見比べてとか、面倒でやってられない?
それなら政党とかのなんとなくのイメージでテキトウに投票しましょう。

そんなんで良いの?
はい。それで十分です。

選挙は候補者が政策を競って有権者に訴えるもの、というタテマエは
大変正しいのですが、現実には全く通用しません。
30年ほど前の東京都知事選で、大前研一さんが実証済。

政治家は商売。選挙はマーケティング。
何を言えば票があつまるか、それだけ。
それを「選挙のプロ」がシミュレーションして勝てる政策を割り出します。

となると、大事なのは
「どの世代、どのセグメントが何%投票するか?」

特定のセグメントの投票率が上がればシミュレーション結果が変わります。
変われば当選するために言うべきことが変わります。

現役世代の動向が選挙の勝敗を決めるとなれば、現役世代が得する政策を、
子育て世代がこぞって投票すれば、子育て世代のための政策を、
高齢世代の投票率が一番高いなら、高齢世代が安心する政策を、
アピールすれば選挙に勝てる。
だから常にそういう政策を主張するし、実行しようとする。

大事なのはあなたが属するセグメントの投票率を上げること。
それなら、お気軽に選挙に行きましょう。
忙しければ不在者投票でも郵送でもなんでも。
政策とか分からなければ政党のイメージでなんとなく好きなところに。

それで十分です。
お気軽に♪



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