先日、skillmeの講座で、なんでも質問会が開催された。

講師陣のみなさんへ投げられた質問の中で、

"自分のそれ、見つめなおす時では？"

と思う内容があがっていた。

それは、「時間の使い方」だ。

在宅ワークをこなす場所は、プライベートな空間と同一で隣り合わせ。

どのようにして時間を生んでいくか。

今日は、普段のタイムスケジュールを思い返しながら、自分の無意識な固定観念みたいなものを振り起こしていく。

我が家のニューカマー

新居に引っ越して早3ヶ月。

引っ越しを機に、念願の容量の大きいドラム式洗濯機に変えた。

今までは小さな縦型洗濯機を使っており、ちまちまとした子どもたちの靴下からかさばりがちな夫の部屋着まで、手干しで乗り切っていた。

わりと手干しって時間を食うのよね。

そして、念願の食洗機を導入。

もはや食洗機サマァ…！という調子で、いない生活は考えられないほどに依存している。

ーそんな、ニューカマーを迎えたある平日のいちにち。

夫フルタイム、私育休中、息子保育園。
娘はかわいい。

朝一番のりの起床は朝にスーパー強いで有名な夫。続いて子、あるいは私。

子が私より早く起きれば、私を起こす役目を担う。

日々の役割とか、タスクとか

その後のタスクを、普段こなしている時系列に並べてみる。

【朝のタスク】
子たちの着替え：私
朝ごはん：夫
洗濯まわす：私
息子送り：私

【日中のタスク】：以下全て私
洗濯干す
片付け・掃除機（ダイソン）
昼ごはん準備
夕ごはん準備
洗濯たたみ
もろもろの諸用を済ますなど
息子迎え

【夜のタスク】
夕ごはん提供：私
入浴：私または夫（全員で済ますことも）
夕ごはん片付け：私と夫半々くらい
寝かしつけ：夫婦で

リビング復帰できればやり残したことを各々消化



弁当も作っていないし、習いごとなどの送迎系もない。

こうしてあげてみると、わりとシンプルなタスクのみ。

想定外のタスク　と、癒し

それなのになぜ毎日ヒィヒィ言っているんだ？

と、これだけみると思うだろう。

・・・ところがどっこい、

ここにない想定外のタスクが一気にドドンとのしかかる事が、1・2歳児の子育ての最中では日常茶飯事だ。

朝の想定外のタスクの例をあげてみる。

・ラストワンの刻まれたバナナを前に、バナナを剥くところからやりたかったと泣き叫ぶ息子への説得。

・テンポよくバナナヨーグルトを口に入れないと仰け反る娘への介助の合間で、リズミカルに自分の口に食パンをねじ込む。

・玄関に来ると始まる、息子のパウパトロールの寸劇のセリフ合わせ。

・チャイルドシートに座りたくないと仰け反る娘への説得。
（最終的に押し込ませてもろて）

以下省略

これらも立派なタスクだ・・・

こんな日々でもそのタスクが癒しを生むこともあるからやめられない（やめたくてもやめられない）。

三種の神器の手をかりる

昨日の講座で、講師のちびかおさんが、「家事の外注」をお話しされていた。

機械にできることは全てやっていただく、と。

ニューカマーを迎えた日々の中の私はというと、

・洗濯を回し、デリケート着と普段着、タオル類に分別。
　晴れていれば前者2つは手干し、タオルは乾燥をかける。

・朝と昼の食器は手で洗う。
　夜は食洗機フル活用。

・床が片付いていないという理由で、ルンバがクローゼットの肥やしに。
　ダイソンで掃除機をかけている。

・・・三種の神器と呼ばれる家電が揃っていながら、すべて振り切って家電に任せてみたことがなかった。

楽をすることの見られかた

なぜだろう？

そう考えた時に、なぜだか"自分の手でやるべきである"という「べき思考」に気づく。

どことなく、罪悪感。

サボっている気になるのだ。

楽をする＝悪い、ずるい、手抜き

まだまだそういう考えをされることも少なくない。

無意識にそう「思われる」のではないかと、神器の手を一部借りる形で、自分でやってます風の涼しい顔もずいぶん得意だ。

全振りで任せることができない性格、無理しがちな私の悪いクセである。

昨日はそれに気づき、任せられることは全て神器たちに任せてみた。

もう、ぜ〜んぶ。

するとどうだろう、Discordをチェックできる時間が産まれ、心には余裕が、そしてアウトプットも多くできた。

すばらしい・・・・

ありがとう。神器たち。

ちなみに夕飯のカレーまでホットクックに一任しようと試みたが、また自分のクセが顔を出し、ストウブで煮込んだ。

丁寧に仕上げることで得られる幸福感もまた好きなのだ。（ややこしい）

時間を産んだ先に得られるもの

便利なものであふれるこの世の中。

楽をする＝悪いこと、じゃない！！！

もっと楽になれる手があるのに使わない、踏み出せないでいるのなら。その「べき思考」、思い切って一度手放してみてもいいのでは？

時間は有限。

タイムイズマネー。

生み出した時間でできることをやり、"時間以上のあたらしい何か"が生まれたら、もっといいじゃない。

べき思考を1つ手放すことで、なんとなくだけど、周囲にもまた1つ寛容になれる気もする。

これからも時と場合に合わせながら、家事を全振りする日を増やし、時間を生み出していこう。

（仕事に復帰したら、作り置き代行を頼んでみるのが夢！！）

みなさんの日々のタイムスケジュールやタスクの量、どんな感じなのだろう。

無意識に抱いている、手放せるはずの「べき思考」。
隠れていないだろうか？

少しでも見直すきっかけになれば嬉しいと思う。

長くなってしまった。

最後まで読んでくれた方の今日が、良い日となりますように。