【観戦後の雑感】2024 J3第1節 北九州×相模原

皆さん、こんにちは。
昨日から、いよいよJリーグが開幕しました。

うにがしらが応援しているファジアーノ岡山は、明日が初戦なのですが、2024年はファジアーノに在籍していた選手の多くが別のカテゴリに活躍の場を移しました。
また、過去の記事を読んでくださった方はご存じかと思いますが、うにがしらは大学サッカーの試合をそれなりに観ており、気になる選手を追っています。
ということで、今シーズンは、J2だけでなくJ1、J3そしてJFLと気になるチームがものすごく増えています。
そんな中、先日個人的に期待するJ2の大卒ルーキーの記事を配信しました。しかし、実際はJ1、J3にも気になっている選手はいて、この第1節で(まだ全部の試合が終わっていないですが)、うにがしらが思う以上に注目してきた選手たちが先発やリザーブのメンバーとして入っており、ちょっと驚きました。そして自分がどのくらい情報を正確に取れているのか、確認をしたいと思い始めたのでした。
ということで、2024は観た試合の記録をもう少し精緻につけたいと考えています。試合を観て、自分への記録も含めて記事にもしたら一石二鳥や!(ホンマか?)

今回は、2024年2月24日(土)の北九州×相模原の雑感です。
ファジに縁のある選手が多く、後日出す(予定の)記事にも取り上げている大卒ルーキー(福井和樹選手)がいるのでチョイスしました。

なお、この【観戦後の雑感】ですが、うにがしらは
・ファジアーノ岡山サポーター
・大学サッカーウォッチャー
という立場から書いていきます。

うにがしらは、サッカーについてはど素人。
なので戦術的な視点よりも、「うにがしらが気になる人物」へ焦点を当てます。おそらく結果的に縁のある選手、気になる選手が多いチームを贔屓目に観る形になるでしょうが、広い心で読んでいただけますと幸いです。
それでは、よろしくお願いします。


寸評

0-1で、相模原の勝利。
全体的な流れとしては、北九州のポゼッションが良く、シュート数が14対3というスポナビのスタッツの通り、北九州がほぼ試合を握った。しかし決定機を何度か逃したことが後々響く結果に。前半40分の矢田選手の交代は想定外で、特に影響が大きかったか。局地的に優位を作っていた矢田選手がもう少しピッチに立てていれば、さらに優位に試合を進めることができ、試合の結果も変わっていたかもしれない。
ただし相模原は、ほとんどボールを握られている中で、最終ラインが良く踏ん張っており、後半出場の長谷川選手、吉武選手、藤沼選手の投入で流れが変わった中でワンチャンスを活かし、後半34分に先制。得点は、藤沼選手が前線で起点を作って得たCKからだった。その後は、自陣に最終ラインの4枚と中盤の4枚のラインをタイトにして北九州の選手がギャップに入ることを許さず、守り切ることに成功。意図した展開ではなかったかもしれないが、結果的に試合巧者な面を見せた。

元ファジ戦士達の活躍

まずは、個人的に推している杉山耕二選手。
Jリーグデビュー、おめでとうございます。
「これくらいは、やれるはず」と思っていた通りのプレーでした。チーム戦術としてパスが良くつながるので、ヴェルスパで見せていたフィードの良さは、そこまで見られませんでしたが、最終ラインでの相手選手へのタイトなマークやカバーリングが素晴らしく、ようやくJの舞台でその姿が観られてうれしかったです。
64分と後半ロスタイムの流れ玉を詰められれば、今日のヒーローでしたが、惜しかった。

次に永井龍選手。
本日の相模原戦で、北九州が優位に進められた一番のポイントになっていたと思います。前線でボールを収める。ポストプレーで味方の前進を進めるという点で圧巻でした。
ただ、61分の喜山選手からのパスは、10番およびエースストライカーとして決めなければいけなかったと思います。
いやー、でも今日のプレーを観ていると、やっぱり2023のファジにとって、この人の不在は痛かったと、つくづく思いました。厳しいことを書きましたが、1点取れれば、得点を量産しそうなプレーぶりでした。

喜山康平選手。
相変わらずの攻守にわたっての良いポジショニングで、ファジでの活躍が懐かしくなりました。特に61分の永井選手へのパスは素晴らしく、戦局を読む力は確か。まだまだ一線で活躍できることを確信しました。

期待の大卒ルーキーについて

現在、準備中の記事でフォーカスしている相模原の福井和樹選手が2トップの一角として出場。前所属の京都産業大学の前線の核だった選手が、どのような活躍を見せるか楽しみでした・・・が、今日の展開では、ちょっと厳しかったですね。また、大学では右SHや右WGが主なポジションだったので、最前線での起用は驚きでした。
それでも、狭い場所でボールを受けられるテクニックは見せていたと思います。もう少し中盤で落ちてボール運びにスムーズに参加できるようになれば、特徴がもっと出せそうですが、この点はチーム戦術として指示されていなかったのかもしれません。

一方、北九州では渡邉颯太選手が、永井選手と交代して出場。
正直に言うと、うにがしらは同じ関西学院大学の同学年の望月望空選手(FC大阪所属)に目が行っていて、この人にはあまり注目していなかったので、北九州が獲得したのは驚きでした。ただサッカーダイジェストで記事化された選手であり(https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=132444)、大学での起用のされ方を観ていると監督の期待が高いことが伝わってきましたし、高校時に将来を嘱望されていたことを伝え聞く選手でもありました。実際に今シーズンのTMでは、おそらくチーム内得点王になるほどに得点を重ねている様子だったので、プレーを観るのが楽しみだったのですが、今日の終盤の展開では、そもそもボールを受けることが難しかったですね。
渡邉選手については、「うにがしらが、その良さのどこを見落としていたのか?」を知るためにも、今後も追っていきたい選手です。

2人のこれからが、楽しみです。

印象に残った選手たち

寸評でも書きましたが、相模原の最終ラインの3人は良かったと思います。3人とも目の前の選手にタイトに当たっており、最終ラインを突破させませんでした。
右CBの水口選手は、右サイドの広い範囲をカバー。
左CBの山下選手は、タイトな守備に加え、後半は前述の福井選手への縦パスが目立ちました。うにがしらは、山下選手は足元がある印象を持っているので、福井選手への縦パスは、呼吸があってくると相模原の武器になるかもしれませんね。
3人の中では、国廣選手が特に印象に残りました。3CBの中央で、永井選手を前に向かせることをせず、広い範囲のカバーも良かったです。

北九州では、ボランチの高吉選手が印象に残りました。体重のわりに、身体つきがすごい。あまりプレーとは関係ないですが、縦パスをする姿から、川崎U-18そして桐蔭横浜大出身と聞いて、なんとなく「なるほど」と思うなど。この人の配球が前線とあってくれば、北九州の攻撃はより強力になりそうです。

終わりに

北九州は負けはしたものの、積み上げている戦術が強力で、勝ち星を重ねることができそうな印象を持ちました。
ただ、そこで「取るべき時に取れないと負ける。それがサッカー。」という試合でもあったと思います。
北九州にとって、早めに得点と勝利を挙げることができるかどうかが、今後の鍵になりそうです。
一方の相模原は、特に最終盤の自陣に引いた守備は、かなり整理されており、失点が少なくなりそうな印象を持ちました。攻撃をどのように機能させていくかが、今後の鍵になりそうです。

さて北九州サポの皆さんにとっては、矢田選手が大事に至らないことが一番だと思いますが、大学サッカーウォッチャーとしては、トップ下で小林里駆選手(順天堂大から加入)を観てみたいなと思いました。交代で入った平山選手もインパクトがありましたが、小林選手は、中盤であればどこでもプレーできるタイプだと思いますが、おそらくトップ下が最適なポジションだと思うので力を発揮できるのではないかと。この人の登場も楽しみです。


今回は勢いで作ってしまいましたが、果たして続けて記事を出せるのか?
いろいろ試していきたいと思います。それでは、また!

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