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天中殺作用が及ぼす人間関係

算命学の勉強は大半が一個人の鑑定内容がベースです。
ですが、現実社会は人間関係などを知りたいのが人の常。
自分と相手・自分と上司・自分と部下・取引先などの二者間から、もっと広い視点になると三者間、さらに広い視点になると人間関係の相関図を陰占を用いて関係性を観ていきます。

これが、算命学が軍略などに用いられたといわれるゆえんです。

心理学でも
「すべての悩みは対人関係の悩みである」
とアドラーは言った。

アドラー心理学でも言われてますが、対人関係に悩みはつきものですし、人は対人関係により感じる自分で悩んだりもします。
それくらい大事な人間関係ですので、大切な人間関係は知りたいものです。

・親子関係で天中殺がどのように作用するか?
・兄弟姉妹で天中殺がどのように作用するか?
・対人間では?
・夫婦間では?
・取引先とは?

あらゆる関係で天中殺の作用を見て、人間関係の対策を考えるのも一つの手です。
私の鑑定した『夫婦に向かないと言われる相互中殺』のご夫婦は、
・お互い毎月借金返済に追われていて、夫が借りる枠がなくなると妻が借りて、妻が借りる枠がなくなると夫が借りて、と一向に二人の借金が減らないという状態でした。しかし、ご夫婦そろって社会的立場は大手企業サラリーマンと会社経営者という立場です。収入や売上があっても、同等かそれ以上の支出や経費があり、経済的に未来がない状態です。借金のために働きづくめで、人相は歪み、体型も歪み、運動機能は低下します。健康も害する関係だと言われてます。

他にも
・ご夫婦で会社を経営されてる方もいました。ネット上にある情報では大半が相互中殺の相手とは共同事業に向くと言われてますが、共同事業に向くのではなく、自転車操業で進んでいくだけです。最終的には残るものがないゼロの状態になります。マイナスかゼロの状態で、継承するものがなく終わります。共同事業に向くのではなく、共同事業でもやっていけるだけです。
向くと言われると、ポジティブな意味合いに受け止めがちですが、水面下を良く見抜いて鑑定しないといけませんね。

どんな関係性であっても、ご縁をどのようなご縁にするのか、よく考えて関わることが大切です。


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