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【ユーザーボイス】②ユニクルカード:ビームス・デザイン・コンサルタント様

ユニクル社のユニクルカード作成サービス(スキル棚卸面談&自己開示カード)を会社内に展開された、建築設計会社ビームス・デザイン・コンサルタント様にインタビューをしてきました。


ヒーロインタビュー&ユニクルカードとは

1on1の形で1.5~2時間かけて本人のやってきた事や乗り越えてきた困難を一年ずつヒアリングする事で培ってきたスキルを棚卸。

合わせて価値観や将来の夢等も聞いて行き、それを本人だけのユニークな「職業」「必殺技」という形で表現し、トップ5のスキルと合わせて名刺大のカードにするサービス。

通常はユニクルのコンサルタントが行うが、社員同士のインタビューという形でのカード作成もオプションとして可能。

「社員のヨコの繋がりを強くしたい」

ユニクルカードを始める事にした背景を教えて下さい。

田上専務:
働き方改革の潮流やコロナの影響で、社員同士のコミュニケーションが減り、社員特に若い人たちがキャリアについて悩んでいるという報告を受けていました。

一昔前であれば、先輩が後輩を飲みに連れて行き、その中で自分の経験を語ったり、後輩が今の悩みを吐露したりという事が出来ていましたが、今はそういったヨコの関係性が希薄になっていると感じていました。

そんな中、ユニクル社からトライアルでやらせてもらったヒーローインタビュー&ユニクルカード作成が、ヨコの繋がりを強くする方法として有効と感じ、社内で希望者を募りました。

「自己肯定感が弾ける」

インタビューを受けてみてどうでしたか?

小野さん:
若手インタビュアーの6人は事前にユニクルの高野さんにインタビューをしてもらいました。

インタビューを受ける前は、長距離通勤程度しか誇れるものは無く、スキルが出なかったらどうしようと思ってました。

けれど、高校時代のバレーボールの経験、専門時代の課題への取組、社会人になってからの人付き合いと、様々なエピソードを丁寧に深堀してもらい、人生全て時間に鍛えられるスキルがあると気づかされました。

これまでやってきた事が間違ってなかったという自己肯定感、そしてこれから更に頑張って行こうという気持ちが本当に高まるスゴイ時間、楽しかったです。

「自分の会社の歩みをリアルな声で知れた」

インタビューをしてみてどうでしたか?

角田さん:
正直、僕たちは出来上がった会社に入ってきたので、多少のお客様感があったと思います。

でもインタビューを通じて、長くいる人達から黎明期のビームスがどう足掻いて、どう大きくなって行ったかを知れたり、普段ならばあまり接する事のない総務の方から会社を支える難しさを知れたりした事で、より会社に対して自分が近くなれた気がします。

「ナナメ上のメンターが出来た」

インタビューをして何か変わりましたか?

滝川さん:
私は比較的シニアの方のインタビューを担当させて頂きました。一年毎に聞くので、その分時間もかかるのですが、学びは本当に多くありました。

隣の部署に実は社長経験者の先輩がいる事や、将来は故郷のミャンマーに錦を飾りたいと考えている先輩がいる事など、普段の業務では知り様も無い事ばかりでした。

そしてインタビューが終わると、みんな凄く優しくなってくれてる(気がします)。ナナメ上のメンターが6人も出来て、社内で色々相談しやくなりました。

「人生のコツを知れた」

インタビューしてどんな学びがありましたか?

池之野さん:
普段なら接する事のない伝説の内藤支社長や、雲の上のような黒崎課長代理などにも、同じような新入社員時代があり、僕らと同じように右も左も分からない中で働きつつも、目の前を通り過ぎるチャンスは確実に捕まえて成長の糧にしていく姿勢は本当に勉強になりました。

ともすれば、僕は勢いだけの人間と誤解されがちですが、嗅覚を持って正しい方向に猪突猛進出来ればと思っています。

「目をキラキラさせて、近づいてきてくれた」

カードはお客様に渡してみましたか?

今西さん:
カードはお客様でもあり、僕の古い友人でもある人に会議終わりに渡してみました。食いつきは凄かったですね。「何これ!面白いね!」を目をキラキラさせながら見てくれ、そこから会話がどんどん弾みました。

ちょっと社外に渡すには勇気がいりますが、そこは見極めて使っていければと思います。気に入ってもらえた時の破壊力は凄いです。

「あなたの事を深く知ってくれた人が作ったのね」

カードを配ってみてどうでしたか?

岡田さん:
私はまず母に渡したのですが、母からは「このカードはあなたの事を深く知ってくれた人が作ったのね」と言ってもらえました。

そして加えて、「でも私の知らないアナタも書いてあるわね」と、話は弾みました。それぐらい、私という個人がギュッと詰まったカードになってると思います。

編集後記

高野:
これまで100人以上のユニクルカードを作って来ましたが、ユニクルのコンサルタント以外がヒーロインタビューを行うのは正直初めてで、どうなるかは本当にドキドキしたプロジェクトでした。

ヒーロインタビューはお客様のスキル棚卸をする過程で実は、聞いてるコンサルタントが一番勉強になっているという事を感じていたので、こんな貴重な体験を私たちだけに留めてしまうのはもったいないという思いから、今回の新人が先輩に聞くスタイルのヒーロインタビューでした。

しかし、結果からすれば6人の新人チームは完璧にインタビューをやり切って頂き、(もちろん、最初はかなり難しさもあったと聞いていますが)素晴らしい時間になったと思います。

職場に必要な心理安全という考えが言われて久しいですが、キャリア安全という観点からも、価値のあるプロジェクトになったと考えて居ます。

この取り組みは産経新聞様にも取材を頂き、2023年4月6日の紙面に掲載されています。
https://www.sankei.com/article/20230406-RO2MMP55GNJJJNH4VXD3VBBAXQ/

株式会社ビームス・デザイン・コンサルタント

https://uniqle.co.jp

聞き手:高野
撮影:大辻


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